梅棹忠夫のレビュー一覧

  • ヤマケイ文庫 山をたのしむ
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    屋久島の章良かった

    梅棹忠夫も自然科学の基本は自然を愛することって言ってる。まず愛しているから観察するし愛してないものなんて見向きもしないでしょ。愛することが先だと思う。

    理系は自然を愛する人々なんだよ。理系は頭が良いとか言ってるお前はバカ!

    梅棹忠夫(うめさお・ただお)
    1920年...続きを読む
  • 文明の生態史観 増補新版
    実は先に「文明の生態史観はいま」の方を途中まで読んでいたが、これは対談であってやはり先に「文明の生態史観」を読まないと分からないと思った。それでこの本を読み出したのだが、全く今読んでも現在を体現しているように感じる。それは最近読んだ「地球史マップ」というビジュアルな分厚い本と、もう一つ、「小麦の地政...続きを読む
  • 女と文明
    雇用機会均等法が施行された頃に、梅棹さんの予言したような世の中に法律だけでなく実態が移行していたら、失われた20年にはならなかったように思いました。逆に、このままでは、日本は、危ないのではと。
  • 知的生産の技術
    再読。
    飲み込みが悪くなったと感じてた去年出会って、それ以来折に触れて読み直してるが、読むたび学びがある。
  • 女と文明
    梅棹先生、流石です‼️
    半世紀以上前に女性の生き方について、こんなに的確な論考をしていたとは…。未来の予見もほぼ当たり。この半世紀の間に男女の関係はほぼ逆転しました。この先がどうなっていくのか、梅棹先生に伺いたいです。
  • 女と文明
    梅棹先生、万歳!
    時代は妻不要というより、夫不要の流れ。

    なぜかと言えば、これだけ簡略化された家事すらもできない男が多いから。
    そして、伝統と専業主婦たちによって無駄に高度化された家事を、男は引き継げないから。(例えば、ハロウィーン・クリスマス・おせち料理の段取りとか、きちんとやれる&やろうとする...続きを読む
  • 知的生産の技術
    知的生産のコツが書かれてあった。記録をつける、記録の保管法、文章の作り方。
    この本は相当昔に書かれたものであるが、今も通じる技術が書かれてある。古今に限らず通用するこの技術は本質的なものだろう。

    私は文章を書くのが苦手なので、文章の書き方のところは特に参考になった。
  • ヤマケイ文庫 山をたのしむ
    梅棹集中読破第三弾!日曜日の山歩きに向かう電車で半分、帰る電車で残りの半分。文明の生態史観も日本探検も面白かったけど本書では梅棹忠夫がなぜ梅棹忠夫なのかの基本を感じることが出来ました。彼の学問のオリジナリティとスケールはクライマーじゃなくてマウンテニーア、つまりオールラウンダーとして山全体を包み込む...続きを読む
  • 日本探検
    突然の梅棹忠夫マイブームで。カラコラムや東南アジア、モンゴル探検を通して「文明の生態史観序説」というダイナミックな文明論を展開した著者が海外と同じように国内を歩いて考えた論考集。 「なんにもしらないことはよいことだ。自分の足であるき、自分の目でみて、その経験から、自由にかんがえを発展させることができ...続きを読む
  • 知的生産の技術
     カード1枚に1件の情報、書いたり、貼ったり、コピーしたり。メタ情報、メタメタ情報、作成・活用した頃が懐かしいです! アナログ時代の情報の整理と活用、デジタル時代でも基本は同じだと思います!
     本居宣長は、書棚からあかりをつけずに必要な本を取り出すことができたと。アナログ時代の整理の究極と思います。...続きを読む
  • 知的生産の技術
    著者は、知的生産とは、「頭を働かせて何か新しい情報を人にわかる形で明らかにすることである」と定義している。

    知的生産は一般的には、個性的・個人的営みであり、普遍性がなく公開不可能なものであると受け止められがちであるが、実際はその反対で、皆同じような工夫や失敗をしており、技術と呼ぶに足る客観性・普遍...続きを読む
  • 梅棹忠夫著作集20 世界体験
    「実戦・世界言語紀行」所収。

    文化人類学のためのフィールドワークという必要に迫られて楽しく外国語を学んだ著者の外国・外国語体験についてのコラムがたくさん。共感できる部分が多く、楽しく読んだ。
  • 京都の精神
    「あなたも京都にきたばかりで、いろいろと京都のことがお詳しいですね。私は生まれも育ちも京都ですが、まだ30年とちょっとしか住んでいませんのに」という言葉をさらりと言う京都の人、京都っぽいなとわかる人しかこの本の本当の内容は理解できないと思う。完全に京都人の京都観を的確に記述している本もめずらしいです...続きを読む
  • 知的生産の技術
    中野明氏の『IT全史』を過去に読んだ際、梅棹忠夫氏の『文明の生体史観』を参考書籍として挙げており、梅棹氏を多大にリスペクトしていたことから、いつか梅棹氏の著作を読んでみたいと思い、代表作のひとつと言われる本書をまず購入。

    本書は、知的生産(=人間の知的活動が、新しい情報の生産に向けられること)の考...続きを読む
  • 文明の生態史観 増補新版
    「アジア」なる西洋目線の地域区分があまり腑に落ちなかった私には世界をユーラシア大陸中心部の破壊的勢力の影響をモロに受ける地域とその周辺に位置してあまり受けない地域に分けて考える発想は新鮮だが、腑に落ちる感じがした。著者も述べてるようにこれはアウトラインを描いてるので細かなところで同意できない部分もあ...続きを読む
  • 夜はまだあけぬか
     「知の巨人」と称された梅棹忠雄氏は多数の著作を執筆されたが、その多くは目が不自由になった後に書かれたものだということを本書で知った。知的生産と学術活動に没頭されていた梅棹氏にとって、目が見えなくなったことは筆舌に尽くしがたい辛さだったに違いない。しかし、梅棹氏の文才はその辛ささえも超越し、薄明の世...続きを読む
  • 知的生産の技術
    学校ではあまり教えてくれないが知的生産に必要なこと~メモの取り方、カードの作成の仕方と活用法、読書法、日記と記録、文章の書き方など~について、梅棹忠夫先生がまとめた本。
    まだワープロも一般に普及する前の1969年発行だが、"京大型カード"の利用法や、将来"情報科"のような科目が必要だということなど、...続きを読む
  • 知的生産の技術
    50年以上前の本だが、今でも参考になることがたくさん書いてある。そしてそれはどれもすぐに実践しやすいもの。そして、自分自身が新しいことを学んでいる、いま、このタイミングで読んで良かった。子どもにも読んでもらいたい一冊。
  • 女と文明
    最初に出てくる昭和の主婦、完全に父方のおばあちゃん
    梅棹先生はみんぱくの元館長で、ミュージアム論みたいなことも論じているけど、根本的にモノやヒトの機能や役割を考える姿勢は一貫しているんだなあとおもう。
  • 女と文明
    私は料理するけれど、揚げ物は絶対家でやらない。家事について合理化をしようとしても、家族の女陣営が阻んでくるから推し進めにくい。いらないものは捨てたらええのに~❣️