ミギーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
久々に「ライトノベル」を読んだ(笑)
「ライトノベル」とは…中学~高校生向けに書かれた娯楽小説だと言われているのだが
変に文学を気取った小説よりも、面白いものがあるので侮れない(ハハハハ)
父親が再婚し居場所を失った太一は、父の知り合いがやっている下宿屋へ向かう。
目指すは賽河原町にある「空栗荘(カラクリ荘)」
ところがバスを降りたところは、人の住む世界の隣にある異世界であった
魚人があらわれ、ムジナがカッポし、カラスまでもがしゃべる(笑)
そして、そんな世界と繋がっていたのが「カラクリ荘」なのである。
主人公の太一は過去に傷持つ身なので、感情表現が下手だし、人付き合いも苦手。
じゃあ -
購入済み
あの世界観が小説に!
映像作品なのに映像見てもなんだかよく分からない…けれど独特な世界観にはまってしまう…。そんなアニメ・さらざんまいの小説です。あの世界観をどうやって表現するのだろう?と思って読みましたが、うまく表現されていると思います。さらざんまいのアニメが好きな方におすすめです。
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Posted by ブクログ
14歳ってもどかしい。大人じゃないから立場やお金が自由じゃないし、子どもほど無邪気でもいられない。
アニメのままじゃないか、と思うけど、読みながらアニメを思い出せるレベルだからかなり上手に再現されてると考え直した。
ただアニメでは考察されるほど説明されない表現(例えば「ア」のマークの多用やEDの解釈など)は一切配慮なく、謎は解けない。純粋にアニメのノベライズだった。でも、5枚目の皿はどこから来たのか?など描写不足な部分も多々あった。
私は小説で、もっと謎に踏み込むことを期待してたのだけどな。
文字がびっくりするほど少なく、一気に読めるほどの勢いはあった。 -
Posted by ブクログ
珍しい名前だから憶えていたクラスメイトに話しかけられた内容が
「幽霊を見た事あるか?」というもの。
それに真面目に答えるのは、ずれているからなのか
素直だからなのか、咄嗟だったからなのか…。
自分に傷がある事に気がついた所。
それが何なのか、どうして『傷』なのかも、気がついた所。
なので、正直、いきなりこうなるとは…。
3話分の、人を思いやる気持ち。
想う心、は偉大ですw
いやでも、そのまま気がつかずにいたら
それはそれで面白かったかと。
感情がようやく開封されたわけですし
今度はそれをどこまで使えるか、です。
しかし、母親とは別段会わなくても大丈夫な気も…? -
Posted by ブクログ
内容とか事件とかいう前に、一番の驚きは
守銭奴の夢が…夢が!!
それで扉絵があれですか、と納得いたしました。
何だかもう、お人好し度が上がっているというか
他の人の性格も非常に浮き彫りしまくっているというか。
基本的には前回同様それほど…いや、前回の方がすごい?
今回は『帰宅』する時が危険なだけで。
しかし『後ろを振り向いてはいけない』は、振り返ると
パニックを起こして帰れなくなるから、という意味だった、んですよね?
昔話みたいに、振り返ったらもうそこで終了、というわけではなかったようで。
…あれは、奥さん連れて帰れない、という落ちだから違いますか。
で、地味に気になるのはクラスメイト。