ミギーのレビュー一覧

  • 新訳 クリスマス・キャロル

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    ネタバレ

    クリスマスイブの夜、ケチで自分のことしか考えないスクルージの前に現れた三人の精霊たち。彼らは過去、現代、未来のクリスマスをスクルージに見せてゆくが。→
    最初はケチで嫌味な爺さんだったスクルージが、昔の自分を思い出し、現在の周りの人々の暮らしに触れ、未来を見て生まれ変わる。文字にすればそれまでの話なんだけど、木村由利子さんの翻訳が素晴らしく、ラストのスクルージの変化がとても良い。
    こんな風に変われたのは、嫌味な爺さん=我が強く偏屈だからこそなんだろうな、と思えるし、そこには不自然さがまるでない。本当に読みやすい良訳。
    この翻訳のおかげで「クリスマス・キャロル」が好きになれた。感謝。
    児童書の新訳版、何気に注目株です。(翻訳者さんの解説も付いていた。侮れない)

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    2024年01月19日
  • カラクリ荘の異人たち4 ~春来るあやかし~

    購入済み

    霜島ケイさんの別シリーズ読破してしばらく、なんか無性に癒されたくなって、こちらの一巻を買った。
    読み終える毎に次巻を買って数日で読破。ゆっくり読むつもりが……。

    十代の頃に読んで面白かったかどうかはわからない。
    こんな素直な話が、十代の捻くれた心に入ったかどうか。
    アラサーになって初めて読んで、アラサー女は、なんだかこれまでを振り返り「自分もいろいろあったなあ」としみじみした。

    なにせアラサーなので、視点は太一くんを見守る側に回る。
    太一くんの周りには愉快な面々がたくさんおり、でも太一くんに何かを押し付けることはなく、彼が自ら答えを掴むのを、見守っている。

    読んで全く疲れない。
    この本はわたしに、特に何も押し付けてこない。
    妙な理想論とか。暑苦しすぎる友情やめんどくさすぎる恋愛や諸々、そういうゴリ押しやめてーと思うものが無かった。挿絵も含めて。
    まったく押し付けがましくなかった。

    太一くんはカラクリ荘に逃げ込んで助かった。
    わたしも逃げ出して、逃げ込んだ先で救われたクチだから「自分もいろいろあったなあ」としみじみしたり時には涙したり、楽しく読んだ。
    霜島ケイさんは色んな話が書ける人なんだなと思った。

    続きがあれば読んでみたい。
    とりあえず紙の本で買って本棚に並べたいと思った。

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    2018年09月12日
  • カラクリ荘の異人たち ~もしくは賽河原町奇談~

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    全4巻完結。第3巻のあとがきで番外短編があると言っているが、これは未読。
    和泉がんばれっ!六花(第3巻登場)雪女でツンデレなんて素敵だ。

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    2013年06月19日
  • カラクリ荘の異人たち3 ~帰り花と忘れ音の時~

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    シリーズ中唯一泣いてしまった巻。

    妖怪のエピソードもいいし、カラクリ荘の住人であるレンとの話もとても良かった。

    自分に優しく接してくれる世界に対して
    「どうでもいい」と思っていた太一が
    その考えの残酷さを知る。

    ほんと、うちの妹にも読んで欲しい←

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    2011年08月05日
  • カラクリ荘の異人たち ~もしくは賽河原町奇談~

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    ジャケ買いと、妖怪モノだったので興味を持ち。
    しかしいい話だった。

    幼少の頃のトラウマで、他人に接することが苦手になってしまった主人公太一。
    父親の勧めで、父の友人が営む下宿にしばらく世話になることになった太一が
    目的の町のバス停で降りるとそこは
    魚人や喋るカラスが闊歩する、妖怪の町だったーー!

    主人公の性格が、何事にも冷めてて、つっけんどんで
    対人に関して不器用な部分も含めて
    至るところで自分の妹に似ていてちょっとイラッときた←

    世界と自分を隔絶させてしまう主人公に、
    なんとかこっち側に戻ってきて欲しい…そう思わせられる。
    そんな主人公を包む作品全体の雰囲気はとにかく優しく、落ち着く。
    賽河原町自体が妖怪の世界と繋がっているせいか、
    昭和っぽい懐かしい空気を持っていて、胸が和む。お祭りとか素敵。

    登場人物たちも、キャラが立っていて、なんだか古くから知ってる人のよう。
    みんな好き。

    心に空洞という名の傷を負った太一が今後どう変わっていくのか?
    温かく見守ってあげましょう

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    2011年08月05日
  • カラクリ荘の異人たち4 ~春来るあやかし~

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    ○感想

     ようやく読めました。
     彼は、属性的にはマルタ・サギーなんだなぁ、と。ラストの選択もマルタっぽい。
     ここ数十年分の少年・少女小説を分類してみたくなります。

     たとえば、新しく来たお母さんがアレルギーもちのマンガ家って設定は10年前は通じなかった気がするので。どなたかがレビューで書いてはったのですが、異質なものへの寛容というよりはローカルな集団の中での平均的なものがより広い集団の中でも受け入れられやすくなった感じ?
    ただし物語の中だけで。
    鈴子さんの言葉がアイタタタでした。


    『あったかい場所におかえり』という帯が好きです。あと絵が好き。

    がんばったら、戻れなくても変えられなくても、何かがつながるかもしれないというのは、そういうのを希望って呼ぶんだろうなと思いました

    狢の、どちらがわも選べない気持ちは、なんとなく分かります。

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    2010年11月02日
  • カラクリ荘の異人たち3 ~帰り花と忘れ音の時~

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    ○感想

     「どうでもいい」は、「必要ない」ということ。
     「どうでもいいものなんて、人間にも妖怪にも木や草や石にだってない」という大家さんの言葉に胸をつかれる一冊。
     逃げたい時に読むと引き戻してくれます。

     何度となく、もっとちゃんと人を見ようとして、何度となく失敗するのは。足元すら見えてないから、かなぁ。よくわかりません。

     副題の意味を調べていたら、辞書がほしくなりました。言葉って美しいです。

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    2010年11月02日
  • カラクリ荘の異人たち2 ~お月さんいくつ、十三ななつ~

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    ○感想

    彼岸花好きにとってはこたえられない一冊。
    カニ道楽のカニの大きさを知っていてよかったなと思う一冊。
    薄売りがいたら、ついて行っちゃってたのかな、と思ってみる。たぶん、行かなかったろうな。

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    2010年10月24日
  • カラクリ荘の異人たち4 ~春来るあやかし~

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    え?もう終わり??
    まだまだ書き続けられるキャラなのに
    集約した感じが切ないです。

    最近の「まず萌えありき」な、ラノベ界には
    ちょっと異色だったのかもしれません。
    派手なアクションも無いし、ある意味 大人向け。

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    2010年10月17日
  • カラクリ荘の異人たち ~もしくは賽河原町奇談~

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    ミギーさんのイラストに惹かれて買った所、おもしろい作品に出会いました・・・!
    続刊はまだ読めていませんが、時間があればこの巻だけでももう一回読もうかな・・・と考え中

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    2009年11月16日
  • カラクリ荘の異人たち2 ~お月さんいくつ、十三ななつ~

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    1年越しの続きやそうで。
    ワタシはこないだ1を読んだところなので関係ありまへんが。
    相変わらずええ雰囲気です。
    おむすび食べたくなります

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    2009年10月07日
  • さらざんまい (上) 【小説版】

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    四話放映後に読みました。
    話の流れを知りたくない人は六話後に読んだ方がいいかもしれません。
    アニメの補完をしてくれる部分もありますが、逆に小説では表現されてなかった部分もアニメにはあって、
    アニメと小説どちらかだけではなく、双方の力で完成する作品なのかもしれないと感じました。
    もう少し描写してくれてもいいんじゃないかな、と感じた部分もあったので星4です。

    これから放映される六話、まだ全てにおいて未知の世界である7話以降も楽しみにして完結まだ見送りたいと思います。

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    2019年05月14日
  • カラクリ荘の異人たち ~もしくは賽河原町奇談~

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    『封殺鬼』はライトノベルで楽しみどころが良くわからなかったが
    こちらはやはり良くある形式ではあるにせよ読みどころがわかりやすい
    きれいすぎて作者の味があまりない感じではあるけれど

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    2019年01月07日
  • カラクリ荘の異人たち3 ~帰り花と忘れ音の時~

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    ファンタジー風味がうすれてだいぶ青春ライトノベル
    1、2巻と比べて良いと思うけれども
    でもこれはこの舞台設定でしなくても良い話なのでは
    2巻までのファンタジー舞台からキャラクタだけ抜き出しただけの気がする
    そのほうが出来よく見えるのが困ったところだが

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    2018年12月09日
  • カラクリ荘の異人たち4 ~春来るあやかし~

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    あとがきでも書いていたが
    妖怪ものか少年成長ものかとふらついたすえ
    最後は適当なところに落とし込んだ感じ
    他の方が褒められているような良いところは良いと思うけれども
    キャラクタの魅力も物語の魅力もどっちつかず中途半端と思う

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    2018年12月09日
  • カラクリ荘の異人たち2 ~お月さんいくつ、十三ななつ~

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    カラクリ荘2冊目。境界守の大家さんが眠ったまま起きなくて、みんながアタフタするという話なんだけど、主人公の心情が丁寧に描かれていて、やはり霜島ケイの本は面白いなぁと思った。読んでて疲れなくって、ちゃんと感動する場面もあるし、かなり好き。

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    2013年12月05日
  • カラクリ荘の異人たち ~もしくは賽河原町奇談~

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    妖怪たちの暮らすあちら側と、人の暮らすこちら側との話。キャラクターが魅力的。ちょっと切なくて、でも優しい雰囲気。
    2013/03/16

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    2013年03月16日
  • カラクリ荘の異人たち ~もしくは賽河原町奇談~

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    かわいい~。ミギーさんのイラストが随所随所に散りばめられてるというだけでお値打ちものです(*´∀`*) 
    カラクリ荘の人たちもみんなかわいくてほのぼのしちゃいます。特にミヨシさんとレンさんと大家!
    続編にも手を出してみようかな…

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    2013年02月03日
  • カラクリ荘の異人たち2 ~お月さんいくつ、十三ななつ~

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    ネタバレ

    十遠見さんのエプロン姿が衝撃的だった。本開いて、突然のエプロン……真面目なのに思いっきりズレている十遠見さんが大好き。
    こんどは、柊二郎さんが眠りっぱなしで起きてこないという、事件?が発生。ずっと夕焼けだと、お月見ができなくて困る、というのがいかにも妖怪らしくて、微笑ましい。

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    2013年05月12日
  • カラクリ荘の異人たち ~もしくは賽河原町奇談~

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    何か、大事なものをすとんと忘れてきたよな主人公。
    父親は再婚するし、主人公はそんなで家の中はぎすぎす。
    親としては、妥協案も出したくなるもの、です。

    感情がすっぽりどこかに抜け去っているおかげで
    妖怪に会おうが何が起ころうが動じない。
    ある意味いい事だとは思いますが、ないと困る場合も。

    来た時は無表情無関心だったのに、やはり泣く子に勝てず?w
    少しずつ、なじんでいくというよりは感情が出てきていて
    立派な『お人好し』へと成長していっている気も。

    人ではない世界と、人の世界。
    全体的にほんわかしているのが、結構好きです。

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    2011年04月24日