笹本祐一のレビュー一覧

  • ブルー・プラネット

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    ネタバレ

    シリーズ4作目。太陽系外地球型惑星をめぐる騒動。スウ(カリフォルニア工科大学の惑星間生物学者)とマリオ(航空宇宙会社のオペレーター)の雰囲気がいいなと思い、本作から読んだが、支障なく楽しめた。なんだかんだで仲良しな同級生コンビ。現代の技術と、実現可能と推測されているもの、実際に開発が進んでいるものだけで世界を組み立てているという拘りが好感触。登場人物に嫌な奴がいないので、読みやすく感じた。

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    2022年07月22日
  • 星のパイロット

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    プガチョフ・コブラという技を使って派手な登場をした主人公。物語の最初から心をつかまれた。やはり航空アクションは萌える。

    宇宙開発黎明期、とはいえ、現代よりはずっと先を行っていて、空中発射型宇宙機によって人類は宇宙へと比較的頻繁に上がっている時代ではあるが、主人公のような女性の、しかも新人のパイロットが宇宙に上がるためにはそれなりの苦労とそれ相応の対処の仕方が求められる。

    でも、彼女は良き仲間に恵まれたので、これからの活躍が楽しみである。

    それにしても、著者がインターステラテクノロジズ株式会社の運営に関与していると知って驚く。

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    2022年01月09日
  • ミニスカ宇宙海賊6 真紅の海賊船

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    ネタバレ

    赤毛の詐欺師編、完結。

    梨理香さんかっこえー&黒髭船長の交渉術。
    それでも一番美味しいところを持って行く赤毛。

    そして、お土産は海賊ギルドの加盟申請書www
    認められたっちゅう事やな。

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    2021年08月31日
  • ミニスカ宇宙海賊4 漆黒の難破船

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    白鳥女学院ヨット部の闇(何故にそげな船を保有しているの?)に触れた一冊(次も触れるから二冊のうちの一冊)
    海賊船はほぼ出てこない、ヨット部の一員としての(普通じゃない)日々のエピソード

    巻またぐエピソードなら(上)(下)でやってくれた方が親切かもね。

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    2021年08月03日
  • ミニスカ宇宙海賊3 コスプレ見習海賊

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    そーだよなー、いきなり海賊船は動かないもんなあ。動かせるようになる過程の描写は、やはりアニメよりも小説向きだな。

    そして、ああ、これはそのままアニメ化できないわw<前部長の婚約者の「パーティー」(アニメ化する際の変更がうまいわ

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    2021年07月16日
  • ミニスカ宇宙海賊2 黄金の幽霊船

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    アニメで先に見ているから大筋はわかっている物の、小説ならではのディテール、描写が素晴らしい。あと、これをあのようにアニメにまとめたのかというのも、すげーなって。

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    2021年07月07日
  • 妖精作戦

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    私がソノラマ文庫を端から読むことを止めてしまった後にデビューしたのかぁ
    十代の時に手に取ったら、コバルト文庫みたいのは嫌っとなっていたかもな

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    2019年12月10日
  • 放課後地球防衛軍 1 なぞの転校生

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    筆者もあとがきで書いているように、転校生が宇宙人の手下なんて物凄いベタな設定。それでもテンポ良く読ませるのは素晴らしい筆力。
    主人公たちが入隊した地球防衛軍はどのあとどういった展開を見せるのかが楽しみ。

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    2019年06月23日
  • 放課後地球防衛軍 2 ゴースト・コンタクト

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    ネタバレ

    最高!
    続きが読めてよかった。

    電子式のこっくりさんて、なんて素敵なコミュニケーション!
    すごいわくわくした。

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    2019年03月25日
  • 星のダンスを見においで 宇宙海賊編

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    2巻目は宝探しと連合軍との宇宙戦闘。
    そして見事なオチ。解り易さを重点に置いたシンプルで楽しく読めるSF。
    今ならライトノベルのSFに分類されると思うけど立派にスペースオペラだと思う。
    普段SFを読まない人に薦めたい。

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    2016年08月17日
  • 星のダンスを見においで 地球戦闘編

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    面白いの一言。
    驚いたのはこれが最初に書かれたのは四半世紀くらい前という事。宇宙についてはまだ時代が小説に追いつかない。
    ストーリーは至って単純。JKの唯佳が伝説の宝の秘密を持った宇宙海賊に出会い、宝を探して他の海賊や連合軍と戦う。
    1巻目では出会いと旅立ちが描かれている。
    SFにありがちな小難しい話はほとんど無し。地球の宇宙での立ち位置だとか兵器に対する理論もあまり無い。それでも映像は思い浮かぶくらい描写はしているので楽しく読める。

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    2016年08月17日
  • 星のダンスを見においで 宇宙海賊編

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    好きなシーンの目白押しな後半

    宇宙に出てからのお話

    パフ
    パスポートを持っての宇宙ステーション
    連合艦隊からの袋叩き
    墓場からの脱出劇と邂逅
    唯佳のお願い
    エピローグ

    どれも楽しい

    唯佳のふてぶてしさもいい感じ

    いくつか昔は無かったよな?
    と言うシーンがあるが、ない方が個人的には好きかな?
    お願いシーンはこんなあっさりだったけか?
    とも思ったが。
    その後もあった記憶はないが、ない方が良さげ

    まぁ記憶は曖昧だけれども

    解説は佐藤竜雄監督だが、この人にアニメ化して欲しい
    モーパイも良かったし

    でも再販ものはアニメになり難いよね…

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    2016年04月03日
  • 妖精作戦

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    ネタバレ

     開いた口を、塞ぐ暇もないくらい超速の展開。そのなかに、“青春”がぜんぶある。


     こんな高校生いるわきゃない、と思うんだけれど、読み進めるうちに不思議と、それが馴染んでくる。もちろんやっているのは荒唐無稽と笑われても仕方ないことばかりなんだけれど、根っこのところ、行動原理とでも云うべきところが単純で、明快で、思春期で。だからなんとなく、わかってしまう。高校生のときって、その気になればなんでも出来たよね、って話、なのだ。
     『妖精作戦』から始まるシリーズ4部作は、スピンオフ的な2部も含め、この“なんでも出来る感”に貫かれている。
     もちろんなんでも出来るわけなんて、ないし。届かなかったり、追

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    2014年06月10日
  • ラスト・レター

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    さてとノブは何処に跳んで行ったんだろう?中学生の時も分からなかったし、大人になって再読してもわかりませんでした。
    しかし和紗少尉の最期って、あんな呆気なかったっけ?涙しながら読んでたから数ページに渡ってエンディングが語られていたようなイメージを自分で作ってたは。しかし、この読後の喪失感は何度読んでもなんとも言えません。日本最古のラノベは、答も解決もなく疑問と落ち着かなさを残して終わるのです。だから古典たり得るのでしょう。

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    2014年05月16日
  • カーニバル・ナイト

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    和紗結希少尉登場です。30才近くまで「好みのタイプは?」と聞かれると『和紗結希』と素で答えていた私が通りますよ、っと。
    いや、萌えますね。四半世紀前に萌えという単語は無かったかと思いますが、改めて萌えます。ラノベの全てがここに詰まってると言っても過言でも無いです。
    そういや「ライトノベル」という造語に「俺はライトなものを書いた記憶はない」とニフティで喰ってかかったのは笹本先生でしたっけね?
    ジャンルを作ったご本人は御不満かもしれませんが、他に形容もし難くご容赦をばと。

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    2014年05月14日
  • ハレーション・ゴースト

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    私が永遠の中学二年生になった原因作です。ここに出てきたオマージュ作を見漁り、気が付いた時には立派なオタクになっておりました。
    私をダークサイドにひきずりこんだ山本先輩お元気でしょうか?
    感謝しております。

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    2014年05月09日
  • ハレーション・ゴースト

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    グリーンウッドやハルヒに影響与えたのだろうと思われる一作。
    これ自体もビューティフルドリーマーの影響を受けた作品。

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    2014年03月01日
  • ハレーション・ゴースト

    購入済み

    懐かし 面白

    ハチャメチャなストーリーをぐんぐん進めるパワーが最高です。古いネタがとても懐かしく、それも楽しめます。こうやって今のラノベは出来てきたのですね。

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    2013年09月12日
  • ハレーション・ゴースト

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    笹本祐一が1985年に発表した"妖精作戦"シリーズ第2弾。前作のSFアクションから一転、本作はファンタジーコメディです。学園祭間際の星南大付属高校を舞台に頻発する怪奇現象に翻弄される榊、沖田、真田たちを賑やかに描いています。"うる星やつら"などに代表される80年代のアニメや漫画的なノリを次々とぶっこんできます。今のラノベとかでよく見られる元ネタ知ってるとニヤニヤできるという方式の先駆けではないだろうか。かなり破天荒なストーリーですが、結構細かい部分まで練られていて、またテンポも良いので気になりません。

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    2013年07月22日
  • ラスト・レター

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    懐かしい。切ない。この読後感は中学生だった当時、衝撃だった。改めて読んで、これはこういうラストシーンだからよかったんだと思った。最後の榊のエピソードにあの世代の少年のいろんな感情が詰まっている。だから、こんなに後を引く。

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    2013年01月24日