笹本祐一のレビュー一覧

  • 放課後地球防衛軍 1 なぞの転校生

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    #日本SF読者クラブ 3年ぶりに第2巻がでたので再読。こういう話だったんだ、と確認。梅田安土郎ってアンドロー梅田(宇宙の騎士テッカマン)からとってるんだよな、CVは確か、故山田康夫氏のはず。

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    2019年05月20日
  • 放課後地球防衛軍 2 ゴースト・コンタクト

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    今回は、宇宙人の遺物を保管している倉庫で見つけた日本人形を媒介にしたファーストコンタクトもの。
    ぶっちゃけ最初から最後まで超地味に進んでいくから、宇宙人の大艦隊と壮絶なバトルみたいな話が好きなひとには退屈だと思う。
    ちなみにこの作品の地球防衛軍の人たちはホントの意味でのリアリストなので、テクノロジーレベルが段違いな相手とは戦おうとはしないし、出来る限り穏便に対処することを旨としているみたいだから、宇宙人の大艦隊との壮絶なバトルなんていう話はシリーズ最後まで起こらなさそう。
    第1巻を読んだのが2年くらい前なので、背景とか登場人物とか完全に忘れていたけど、日本人形の謎を解いていく展開がミステリ小説

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    2019年04月26日
  • 放課後地球防衛軍 2 ゴースト・コンタクト

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    最近読んだレムの天の声にモチーフが似ている。不可能性の結論は似ているが、こちらは明るく伸びやかである。

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    2019年04月02日
  • 放課後地球防衛軍 1 なぞの転校生

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    ネタバレ

    読み始めたら一気に読みきったくらい、話は面白い...でも、これって登場人物紹介と物語の舞台(背景)の説明じゃない?別の作家さんなら、数ページで済ますこともできるくらいだと思う。今後のストーリーにとっても期待しているけど、読み終わったとき「これでおしまい?」と思ってしまい、ちょっと拍子抜けでした。

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    2017年03月05日
  • 裏山の宇宙船 下

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    いろいろと超越技術が出てきますが、全体としてはものすごく身の丈にあったSF。基本的に裏山で全ての話が展開できているのが、ある意味すごい。

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    2016年08月02日
  • 裏山の宇宙船 上

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    高校生の頃の自分が宇宙船を掘り当てたとしたら、どういう行動をとるだろう?そう考えるとわくわくしてくる。

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    2016年08月02日
  • 星のダンスを見においで 宇宙海賊編

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     ソノラマ文庫版からの再読。
     下巻の描写がより細かくなっていて楽しい。
     笹本祐一がラノベ作家の走りと聞く違和感がある。
     いや、いいのか。萌えを走りとする小説ではないという意味でのライトノベルなら問題ない。
     笹本祐一の小説に出てくる人物たちは、物語の中の役割をきっちりと果たす。無駄にきゃーきゃーいうだけのお邪魔虫や、悪意しかない薄っぺらい悪人など出てこない。リアクションは薄いけれど、きちんと生きている人物が出てくる。
     唯佳なんてヒロインの女子高生なのに萌えの欠片もない。むしろジャックやアレックスのほうが萌えキャラである。
     モーパイをきちんと読んだことないんだけど、解説を読むと気になる

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    2016年02月10日
  • 星のダンスを見においで 宇宙海賊編

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    ラストの艦隊戦にもう一盛りほしかった気もしますが、その戦端が開かれるまでの課程がこの作品の醍醐味なんですよね。
    面白かった。

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    2015年11月20日
  • 星のダンスを見においで 地球戦闘編

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    面白い。かなり古い作品だけど、まったく色あせてない。これだけの空間戦闘を描ける人が日本にどれだけいるか。これもアニメで見たいなぁ。

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    2015年11月18日
  • ラスト・レター

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    笹本祐一が1985年に発表した"妖精作戦"シリーズ完結編。誘拐された小牧ノブを取り戻すために立ち上がる榊たちですが…最終巻もハチャメチャな展開が続きます。そして、舞台は再び宇宙へ。が、この唐突な終わり方は想像しませんでした。ハチャメチャな超展開が待っているのかと思ったら、まさかこんなことになるとは。今までの展開が賑やかだっただけに、このラストは余計に虚脱感が押し寄せます。本作を読んで、自分のほうがもっと上手く書けると思った当時の若者が、今作家さんだったりするんですかねと、あとがきを読んでいて感じました。

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    2013年07月25日
  • カーニバル・ナイト

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    笹本祐一が1985年に発表した"妖精作戦"シリーズ第3弾。再びSCFとの対決です。このシリーズの主人公って沖田だったよねと勘違いしてしまうくらい、榊の存在感も見せ場もないです。一方で影の主役沖田くんのハーレムにまた新しい女の子が加わりました。和紗結希です。ラノベに無くてはならない無口キャラはこの娘から始まりました。本作は、後半の国立市街戦の作者の趣味全開の展開がとにかく熱いです。探偵平田、SCF、そして星南大付属高校の生徒による三つ巴の戦いは勢いがあって面白いです。まさかのラストに早く続きを読まなくては。

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    2013年07月23日
  • 妖精作戦

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    笹本祐一が1984年に発表したデビュー作。アニメ化された"モーレツ宇宙海賊"の原作を書いている人です。昨今、大量生産されているライトノベルの元祖ともいえる本作は、ボーイ・ミーツ・ガール×スターウォーズな作品です。ジュブナイル小説しかなかった時代にこれが出た時は驚いたでしょうね。僕がラノベを読み始めた90年代前半は結構こういうタッチの作品が生き残ってました。残念ながら、ちょっと古びた感じになってしまったので現代の読者には物足りないかもしれないです。出来ればリライトしてもらって、幅広い人に読んで貰いたいです。

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    2013年07月19日
  • ハレーション・ゴースト

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    パート2にして外伝。そしてそれが一番面白いという罠。

    いわゆる(?)メタメタフィクションである。
    作者の「一度やりたかったんだこういうの」感、思わずニヤリとしてしまう
    玉手箱のごとき展開、更には学園祭という舞台設定まで含めて、
    設定にスジが通って、綺麗に纏めあがっております。

    何といってもタイトルがいい。ハレーションとは、強い光を撮影したとき、
    写真やフィルムに輝きの余韻として、焼けついて残ってしまうこと。

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    2013年05月15日
  • ハレーション・ゴースト

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    1作目とはかなり作品の傾向が変わった印象でした。

    まさに何でもありといった感じですね。

    個人的には前作よりも読みやすかったなと思います。

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    2013年01月09日
  • 妖精作戦

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    解説・有川浩に惹かれて買ってみた。去年の年末に全4巻揃ったので、一気読み始めました。


    テンション高いね。
    赤城毅の「魔大陸の鷹」読んだときも感じたけど、デビュー作ってこういうテンションになるの?

    主人公よりも、脇役のハイスペックっぷりが半端ない。
    展開も速いし。立ち止まることが、登場人物の間で、ほとんどないし。

    つっこみどころ満載だけど、勢いで読みきらせちゃう。

    榊たちと、同年代で読んでいたら間違いなく、ハマってましたね。
    ライトノベルって、言葉が存在しなかった時代のライトノベル。

    復刻ありがとう。

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    2013年01月07日
  • カーニバル・ナイト

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    今に至る笹本作品の原型がここで完成している感じがある。現代だとスマホとかSNSが発展してしまっているから、この作戦は成立しないだろうなぁ。

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    2012年12月25日
  • ハレーション・ゴースト

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    1作目に比べて格段に読みやすい。前作のジェットコースタームービーとはうってかわった内容。趣味丸出しとも言えるけど、これもSFだね。

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    2012年12月11日
  • 妖精作戦

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    正直な感想としては、読みにくかった。作者の頭の中に描かれているはずのシーンが、文章として表現されきっていなくて、読み手としてはついていくのが少々大変。かといって、技巧に走ればこの勢いは消えてしまうんだろうなぁとも思える。
    メカへのこだわりとか、ストーリー展開のはちゃめちゃさとか、後の笹本作品に通じるところがあって、ニヨニヨしてしまうのはしかたがない。

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    2012年12月11日
  • カーニバル・ナイト

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    1巻の粗さが目立たぬようになり、盛り上がって参りました!!4巻のラストに向けてどんな風に展開していくか気になるところです。

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    2012年06月08日
  • ハレーション・ゴースト

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    恋愛モノ、怪奇モノ、学園モノ好きなら読んで楽しいと思います。1巻に比べると、軍事系統のモノが薄い分、読みやすくなってます。

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    2012年06月08日