あらすじ
流星嵐の夜、なぞの転校生・悠美と出会った天文部の祥兵、雅樹、マリア。彼らは岩江の町にまつわる宇宙規模の秘密を知ることになったが、さらなるトラブルに巻き込まれる!
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SF。シリーズ2作目。
ややオカルトチックな展開の、未知の存在とのコンタクト。
1作目から引き続き、都合の良い展開でサクサク進む。作者のスタイルか。
何でもありな設定だけに、ここからどう話が膨らむのか、とても楽しみ。
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オーパーツが集められた元軍施設の倉庫。そこには異星人の持ち物が保管されていた。そこにあった日本人形の鞠子さん。以前には喋ったらしいが今は沈黙している。それが勝手に付いて来てしまった。
異星人とコンタクトを取ろうとするところや対応策などがユニークで有りリアル。現実にはもっと感情論が入り破壊行動になると思うが、適度に軽快な感じで楽しく読める。シリーズとして楽しみである。
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#日本SF読者クラブ 安心して読めるラノベはいいねえ。誰も死なないし。今回の「主人公」鞠子さんは、表紙の右端に出ています。表紙と言えば、この本を平らにして下から覗いてもなにも見えませんから。念のため。
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今回は、宇宙人の遺物を保管している倉庫で見つけた日本人形を媒介にしたファーストコンタクトもの。
ぶっちゃけ最初から最後まで超地味に進んでいくから、宇宙人の大艦隊と壮絶なバトルみたいな話が好きなひとには退屈だと思う。
ちなみにこの作品の地球防衛軍の人たちはホントの意味でのリアリストなので、テクノロジーレベルが段違いな相手とは戦おうとはしないし、出来る限り穏便に対処することを旨としているみたいだから、宇宙人の大艦隊との壮絶なバトルなんていう話はシリーズ最後まで起こらなさそう。
第1巻を読んだのが2年くらい前なので、背景とか登場人物とか完全に忘れていたけど、日本人形の謎を解いていく展開がミステリ小説を読んでいるみたいで楽しめた(^^)
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もうこういうのが書ける人はこの人しかいないんじゃないかと思う、笹本祐一です。
ザ・笹本と言わんばかりのいつもの感じですが、これを昭和とかノスタルジックとか呼ぶのはいささか陳腐でしょうか。
でもこのレトロな雰囲気こそが好きなのです。
で、2巻。
倉庫の奥から見出されたオーパーツ日本人形の鞠子さんとなんとかコンタクトを取ろうとあーだこーだするお話。
高校のイチ部活が超絶ハイスペックだったりするのが、ほんと好きで好きで。
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久しぶりの笹本本。
楽しみにしていただけに、ちょっとドキドキが足りないかな。
鞠子さんとの通信も、某火星サバイバル映画ネタと被ってしまって、新鮮味が足りない。
今回のシリーズは、キャラじゃなくて出来事中心に進んでいくなら、もう少しドラマほしいなぁ。
ところで最古のラノベ作家ということは、最古のラノベ作家をソノラマ文庫から追いかけ続けている私も、最古のラノベ読者なのだろうか?
Posted by ブクログ
1巻に続いて相変わらず硬派かつ骨太なライトノベルだ……という印象。まさしく理系の小説なので、文系に生まれてしまった自分との相性は決して良くないんだけど、だからこそ珍しさというか、普段と違う毛色の話に触れるという体験自体は楽しい。
登場人物にそれぞれ「この人物はこういう性格なんだろうな」というのが割り振られてはいるものの、それが全くキャラクター然としていないというか、システマチックに喋る分人間味が薄いと感じてしまって登場人物にあまり愛着が湧かないんだけど、その辺もまた硬派なわけですよ。そういうのが好きな人は、そういうライトノベルを読めばいいだけの話で。このベテラン作家さん(現役最古のラノベ作家を自称、ってのがおもろい笑)はこういう作風を貫いて戦ってきたんだろうなぁと……って、今作家さんの情報調べたらあれか、アニメでやってたモーレツ宇宙海賊の原作書いてる人なのか。当時見てたけど、設定がめちゃくちゃちゃんとしててすげーって思ってたんだ。なんか、納得が繋がりました。
Posted by ブクログ
このネタをSFでやってくるとはさすが。にやりとする。
なぜ制服がセーラー服からブレザーになったんだろう。もしかして、アニメ化かマンガ化があるんだろうか。