妖精作戦

妖精作戦

小説・文芸
799円 (税込)

3pt

夏休みの最後の夜、オールナイト映画をハシゴした高校2年の榊は、早朝の新宿駅で一人の少女に出会う。彼女の名は小牧ノブ──この日、榊たちの高校へ転校してきた同学年の女子だった。そして彼女は超国家的秘密機関に追われる、並外れた超能力の持ち主でもあった。その日から高校を異常事態が襲う。正体不明のヘリが墜落し、無人戦闘機が襲い来る。そしてノブの身を守るべく秘密裏に雇われた腕利きの私立探偵の奮闘もむなしくノブは連れ去られた。後を追った友人たちは横須賀港に停泊する巨大潜水空母に侵入するが。歴史を変えた4部作開幕!

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妖精作戦 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    私がソノラマ文庫を端から読むことを止めてしまった後にデビューしたのかぁ
    十代の時に手に取ったら、コバルト文庫みたいのは嫌っとなっていたかもな

    0
    2019年12月10日

    Posted by ブクログ

    昔、夢中になって読んだ本。その時ですら改訂版だった。
    発売から27年たっているとは今回初めて知った。
    抑えた地の文、軽快なセリフ、やっぱりいいなぁ。
    ベタな設定だけれど、キャラクターの個性で退屈させない。
    やっぱり、魅力的なストーリーは、王道を踏まえたうえで、味付けがうまいんだなと思った。

    0
    2012年03月28日

    Posted by ブクログ

    青春時代の懐かしさを込めて★5つ。
    解説を書いた有川浩の最初の一行がよく理解出来る。

    私はちょうど主人公たちと同年代。なので、すごく共感できた記憶がある。生活環境も似ていた。
    現在出版されているラノベを読んでもあの時と同じ衝撃は受けないかも知れない。

    27年前の作品で話の内容はたしかにベタなのかも知れないが、昨今のラノベはきっとこの「妖精作戦」の影響をどこかしら受け継いでいる。

    0
    2011年10月14日

    Posted by ブクログ

    笹本祐一が1984年に発表したデビュー作。アニメ化された"モーレツ宇宙海賊"の原作を書いている人です。昨今、大量生産されているライトノベルの元祖ともいえる本作は、ボーイ・ミーツ・ガール×スターウォーズな作品です。ジュブナイル小説しかなかった時代にこれが出た時は驚いたでしょうね。僕がラノベを読み始めた90年代前半は結構こういうタッチの作品が生き残ってました。残念ながら、ちょっと古びた感じになってしまったので現代の読者には物足りないかもしれないです。出来ればリライトしてもらって、幅広い人に読んで貰いたいです。

    0
    2013年07月19日

    Posted by ブクログ

    解説・有川浩に惹かれて買ってみた。去年の年末に全4巻揃ったので、一気読み始めました。


    テンション高いね。
    赤城毅の「魔大陸の鷹」読んだときも感じたけど、デビュー作ってこういうテンションになるの?

    主人公よりも、脇役のハイスペックっぷりが半端ない。
    展開も速いし。立ち止まることが、登場人物の間で、ほとんどないし。

    つっこみどころ満載だけど、勢いで読みきらせちゃう。

    榊たちと、同年代で読んでいたら間違いなく、ハマってましたね。
    ライトノベルって、言葉が存在しなかった時代のライトノベル。

    復刻ありがとう。

    0
    2013年01月07日

    Posted by ブクログ

    正直な感想としては、読みにくかった。作者の頭の中に描かれているはずのシーンが、文章として表現されきっていなくて、読み手としてはついていくのが少々大変。かといって、技巧に走ればこの勢いは消えてしまうんだろうなぁとも思える。
    メカへのこだわりとか、ストーリー展開のはちゃめちゃさとか、後の笹本作品に通じるところがあって、ニヨニヨしてしまうのはしかたがない。

    0
    2012年12月11日

    Posted by ブクログ

    かなりのスピード感。サクサク物語が進行する。置き去りにされてしまった場面もチラホラ。


    やはり考えてしまうのは「この本が約30年も前に描かれた」ということだろう。


    自分は生まれていないが、バブルの少し前だろうか。そんな時代に描かれたのだ。この作品は。


    今でこそ学園SFというおおまかなジャンルは確立しているのだろうが、30年前にはそんなものはなかっただろう。やはり、何事も最初になすというのは、陳腐な言い回しになってしまうが、ものすごいことなのだろう。


    今更思うが、物語が創り出す想像の世界はすごい。言葉だけで、無限に世界を広げてしまう。その世界に浸れることが、今の私の最高の幸せなのだ。

    0
    2012年04月29日

    Posted by ブクログ

    初出版は1984年の作品。当時でいうところのジュブナイル小説。
    フツーの高校生が転校生の女の子と出会い、実はその子は超能力者で超国家組織に追われていて、仲間と一緒に彼女を救う。という王道の設定と怒涛のトラブル&アクションはありきたりなストーリーではあるけれど、読みやすいことこの上ない。
    新宿アルタ前で始まる物語は、ちょっと描写が古いが、主人公の目線に入り込むには申し分ないし、青春フルスロットルストーリーとしてはまだまだアリな作品。
    全4作なので全部読んでみたいと思う。

    0
    2012年03月22日

    Posted by ブクログ

    ふつうの高校生たちがハリウッド的な展開で宇宙まで飛び出しちゃうんだからすごいね。ジェットコースター的展開で楽しめました。27年前のSF作品傑作が新登場!

    0
    2011年12月25日

    Posted by ブクログ

    “「まきこみたくないんだってば!」ノブが声をあげた。「迷惑かけたくなかったの!」
    「だったら、ほっといたよ!」
    榊も負けじとどなり返した。
    「エスパーの超能力コンプレックスなんざ、話の中にしか出てこないと思ってた」
    「あっそ」ノブが鼻をならした。「ここに一人、立派なコンプレックス持ちがおりますわ」
    「やだね......ったく」
    「あなたにはわからない」
    ノブが榊から目をそらした。
    「あーわーったよ。病気持ちのヒロインてみんな同じこと喚くんだから。わかったよ、超能力者。エスパー。へーへー、認めましょ。で、何が気に入らないんだ?」
    おだやかな口調に戻して榊が訊いた。
    「力があるってこと」ぽつんとノブがつぶやいた。「他の人にはない力があるってこと」
    「それで実際に化け物扱いされたことでもあるのかよー」
    「そうなる前に逃げたわ」
    「......」
    榊は溜め息をついた。
    「また逃げるの?オレにはきみが化け物には見えないんだけども......」
    「こんな組織に狙われてるってのは本当の事よ」
    「まきこまれたくないって思ったら放っといたっていったろーが!お前ホントにエスパーかよ、ったく鈍い」
    「ええエスパーです。ろくに力使えないけど、エスパーです」
    「もうエスパーでも何でもいいって」
    嫌気がさしたって感じで榊はノブに向き直った。ノブが上目づかいに榊を見て、唇をかんだ。
    「これ以上付き合うと後悔しますよ」
    「試してみよ」
    「え?」
    「後悔するかどーか、試してみようじゃねーの」
    ノブが目をそらした。
    「本気?」
    「本気ですよ。......お付き合い願えますか?」”

    面白かった。
    テンポが良くて読んでいて気持ちがいい。
    沖田くんまじ万能。

    榊裕:主人公
    小牧ノブ:超能力者
    沖田玲郎:眼鏡
    真田佐助:手裏剣
    鳴海つばさ:沖田の天敵
    平沢千明:探偵
    和田
    南部

    “「ぞっとしないね、宇宙服なしで散歩に出るとは」
    どこともしれぬ通路の中を護送されながら沖田がつぶやいた。
    結局キーラー司令は一番安上がりな始末を命じたらしい。宇宙服なしで真空の月面上へ——。
    「探偵、なんとかしろ」
    「そうするか」
    背後から、消音よりはパワーダウン目的らしいサイレンサー付きの小型マシンガンH&K-MP5をつきつけられたまま、平沢が言った。
    「中の構造はわかってんのか?」
    「わからんな......地球外は管轄外だ」
    「じゃ、どーすんだよ」
    「一つだけ方法がある。運を天に任せるんだ」
    「あのな......」
    「天の上にいるんだから運はいいはずだ」
    「だんだん希望が持てなくなってきた」榊が天井を振り仰いだ。「遺言くらい書かせてくれるんだろねえ」
    「ねえ?」ワンテンポくらいずれてる感じでつばさが真田に訊いた。「あたしたち、本当に死ぬの?」
    真田は悲しそうに首を振った。
    「ぼくたちはね、ほしになるんだ」
    「きっざー」”

    0
    2011年11月30日

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