永井義男のレビュー一覧

  • 不便ですてきな江戸の町 (1)

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    主人公、島辺の叔母宅のトイレが小地震のタイミングで江戸時代の祠に繋がった。
    歴史学者の会沢を巻き込み、入念に準備を整え、江戸時代に旅立つ。

    歴史学者は蘭学医、主人公はその弟子と言う設定を装う。
    割と医者としての振る舞いに粗相はなく、武家の知り合いもできる。

    最初は旅籠に逗留し、長屋に腰を落ち着ける。
    長屋住まいも良好。
    もうちょっと棒手振りとのやり取りがあっても良かったかも。

    主人公は柔道で鍛えてただけあってそこそこ荒事に強いが、流石に刃物出されたり囲まれたりすると逃げるか助けが必要。

    江戸時代は性病だらけゆえに致すならコンドーム必須と出されるが、相手の女性は見たこともない珍妙な袋を逸

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    2023年08月07日
  • いちげき (1)

    sun

    ドラマ化原作

    NHKでドラマ化されました(2023年1月放映)
    宮藤官九郎が本作を脚色を担当
    染谷将太、松田龍平、町田啓太、伊藤沙莉、西野七瀬、塚地武雅、じろう、高岸宏行、工藤阿須加、尾美としのり、杉本哲太など錚々たる俳優陣が演じていました

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    2023年05月23日
  • いちげき (7)

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    6巻の島田さんの話が印象的だった。

    ”これからは侍も百姓もない、刀を指しているだけでは威厳を保てず、畑を耕して年貢を納めていれば何も考えずにすんだ時代は終わる。狡猾で抜け目のない者だけがうまい汁を吸い、皆が形をふり構わず他者を蹴り落とし合う時代が来る。300年続いた太平の世は終わり、この国は戦に明け狂うことになる”

    カムイ伝のように非人の立場から歴史を見れば、士農工商の身分制度のある世の中のどこが太平なのかということもあるのだが、我々はいつの世も戦に明け暮れ、人が人を搾取してきたということだろう。平成という一見、太平の感もある30年間にその傾向はまた顕著になったのではないか。だからこそ、島

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    2021年12月29日
  • いちげき (7)

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    これにて完結。
    原作付き、しかも時代劇ということで、松本次郎としては異色作ともいえる作品だったが、やはり徹頭徹尾松本次郎の作品だった。

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    2021年03月18日
  • いちげき (6)

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    襲撃は失敗、一撃必殺隊もあとは丑五郎一人残すのみ。次巻で完結。しかし、松本次郎の漫画にしては(原作付きとはいえ)本当に全うな漫画だなぁ。

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    2020年05月21日
  • 【図説】はじめての古典落語

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    古典落語について手っ取り早く知りたい者にとって、代表作50席のエッセンスをこの様に簡単にまとめてくれているのはとても助かる。

    落語初心者が最初に手に取る本としてはオススメだと思う。

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    2019年08月24日
  • いちげき (1)

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    相変わらず絵が上手いなあと感心する。登場人物の顔とか適当に書いてる場合もあるんだけど動作の描き方とか本当に見ててぞくぞくする。お話は幕末を描いてるんだけどとても血なまぐさくて良い。サムライって結局は人殺しなんだなあ。

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    2018年05月25日
  • 非情のススメ 超訳 韓非子

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    人間の本質は欲であり快であって、自分本意である。そんな中、組織や社会の中で、どう人を動かすのか、人と付き合うのか。政治家やリーダーだけでなく、一般の人も読むべき至言の宝庫、韓非子。

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    2016年03月13日
  • 江戸の性の不祥事

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    江戸時代の醜聞を集めた下世話な1冊かと思いきや、江戸時代の江戸における実態を掘り下げて垣間見ることのできる1冊で、資料的価値も高いと評価できる。
    知らないことをたくさん知ることができたので、歴史学を楽しく学ぶという有意義なひとときを過ごすことができた。

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    2016年02月16日
  • 非情のススメ 超訳 韓非子

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    超訳シリーズ。メルマガ見て読んでみましたが、内容はとても濃い。リーダーの人、これからの人、部下の人、といったそれぞれのレイヤーごとに分けて内容があるため正直今読んでもわからないことも多い。これは時期が来たら、定期的に再読をする必要が有る本。
    以下現時点での抜粋
    ----------------------------
    ・叱り役を人に押し付けるな。
    ・人に好き嫌いを見せるな。(部下の同調を生むだけ)
    ・趣味が災いの元になる
    └実力者が有る趣味に夢中となると、自分も趣味と称してとりつく人が周りに集まってきて、いつしか偏った情報しか入ってこなくなる
    ・自分の感覚で判断するな
    └ベテランの大工も、線を

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    2015年11月23日
  • お盛んすぎる 江戸の男と女

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    よく調べてあり、にやりとする記述が満載の楽しい本だ.木造家屋で電灯もなく、暖房も充分でない環境でも、することはしていたんだ.盛んに!

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    2013年03月23日
  • いちげき (7)

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    ネタバレ

    いろいろな村から腕力自慢の者を集めて使い捨ての兵士として使われる人たちのお話。
    いろいろ報われない感じが松本次郎先生の絵とすごくあってました。

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    2025年11月28日
  • 秘剣の名医【十八】幕府検屍官 沢村伊織

    ネタバレ 購入済み

    まだまだ、続くのかな?買ってしまったので、ここまで、読んだけれど、何となく、登場人物と、馴染んでしまった。今回、ホントという犬も、加わって、ますます賑やかになったけれど……(笑)

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    2025年08月27日
  • 秘剣の名医【十七】幕府検屍官 沢村伊織

    ネタバレ 購入済み

    うわっ!
    やっぱり、この作者の大好きな、男と女のドロドロの事件。伊織さん、町奉行所から、正式に任命された検屍官になって、八丁堀に引っ越してた。出世したんだね~。

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    2025年08月26日
  • 秘剣の名医【十六】蘭方検死医 沢村伊織

    ネタバレ 購入済み

    未解決の事件を、検疑会で、検証して、解決していく。面白い試みだと思う。奉行所が、手の出せない旗本家の家臣の罪を、面白おかしく書いた物を流布させて、(印刷ではなく、書き写して、広がって行く)大いにしっぺ返しをするなんて、とても、胸がすく。

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    2025年08月26日
  • 秘剣の名医【十五】 蘭方検死医 沢村伊織

    ネタバレ 購入済み

    結局は、男と女のドロドロに、なるんだね〜。血みどろのドロドロか、血無しのドロドロかの違いは有るけれど(笑)

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    2025年08月26日
  • 秘剣の名医【十四】 蘭方検死医 沢村伊織

    ネタバレ 購入済み

    一番の悪は、誰だったんだろう?男達を手玉に取った(芸者時代の情夫を捨てて、金持ちの囲い者になって、おまけに、間夫を作った)お絹かな?お為も、結構な悪だよねぇ。踊らされた男達が、憐れだな。

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    2025年08月26日
  • 秘剣の名医【十二】 蘭方検死医 沢村伊織

    ネタバレ 購入済み

    新婚の伊織とお繁との生活も、軌道に乗って、今回の話は、ちょっと滑稽味も有る、人情話っぽくて、良かったかも。

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    2025年08月25日
  • 秘剣の名医【十一】 蘭方検死医 沢村伊織

    ネタバレ 購入済み

    あら?伊織さん、お嫁さんをもらうんだ!さっと出て来たと思ったら、あれよあれよという間に決まって、なんだか、あっけない。

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    2025年08月25日
  • 秘剣の名医 十 蘭方検死医 沢村伊織

    ネタバレ 購入済み

    次々に、新たな登場人物を出してくるのは良いけれど、表舞台から、引っ込めた人物の、その後とかは、ないのかな?最近、お園さんは、出てこないけれど、どうしたのかな?

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    2025年08月25日