永井義男のレビュー一覧
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よく調べてあり、にやりとする記述が満載の楽しい本だ.木造家屋で電灯もなく、暖房も充分でない環境でも、することはしていたんだ.盛んに!Posted by ブクログ
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幕末、佐賀藩の若侍が二年間の諸国武者修行に出向いた際の日記を解説した本。武者修行のシステム、実際の稽古の在り様、旅路の記録、そして各地での剣術交流の様子が描かれている。出稽古に赴き、地稽古を重ね、稽古後は宴席を囲んで交流を深めるさまなど、今と同じである。また、江戸表を通じて訪問先の各藩の道場に事前に...続きを読むPosted by ブクログ
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江戸を粋で鯔背なエコロジー社会と持ち上げるのは、いかがかと思うが、一方でブラックと決めつけるのもどうだろう?
現代と比較すれば江戸時代はどこであろうとブラックになるだろう。
清潔さについても、昭和の頃にはシャンプーは週1回が当たり前だったし、現在でも山村では山の水をそのまま飲料水として使用している所...続きを読むPosted by ブクログ -
江戸時代、夫婦以外の男女の性交渉はすべて密通、結婚前の恋人同士の行為も、不倫も心中もすべて密通で、苛酷な刑罰(死罪)が。でも、それは表沙汰になり裁判になればであって、多くの場合、示談となったそうです。江戸時代、おそろしいのは「拷問」ですね。正式な拷問(一定の手続きが必要)は4種(笞打、石抱、海老責、...続きを読むPosted by ブクログ
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もう少し抵抗感を感じるかなと思ったが、思ったよりそうでなかった。建前や正論、いいことばかりでも嘘くさいんだという感じで、現実的な感じなんだと思いました。優秀でも処遇を誤ったり、情勢が合わないとダメな時もあるんだという話もあり、裏に流れる現実主義を感じます。処世術的にもためになることが結構書かれていま...続きを読むPosted by ブクログ
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素人・玄人の江戸の男女の性。
現代よりも伸び伸びとした性生活を送っていたことに驚かされる。
現代の風俗と江戸の遊郭・岡場所などの、後ろめたさの違いは、そこで働く人が自由意思によるのか、そうでないのかに起因することを改めて知った。
内容は断片的かつ、重複する内容でいまひとつ。昔言葉と現代語を行き来...続きを読むPosted by ブクログ -
誰に聞いたのか覚えていないのですが、
「江戸の人々は自由に恋愛を楽しんでいた」のだそうです。
結婚前はわりと気軽に関係を持つことができて、
でも結婚後に相手を裏切ると、大変だと。
ただ、何がどう大変なのかというと、よくわかっていなかったわけで。
本書は江戸時代の性犯罪にまつわる法制度について、...続きを読むPosted by ブクログ -
[ 内容 ]
江戸時代、夫婦以外の男女の性交渉はすべて密通とされた。
結婚前の恋人同士の行為も、不倫も心中も僧侶の女犯も、すべて密通という性犯罪だったのだ。
刑罰は苛酷だったが、身分によって軽重があったり、間男か間男でないかを幕府評定所のお偉方が角突き合わせて審議したり…。
大岡越前、遠山金四郎、根...続きを読むPosted by ブクログ