永井義男のレビュー一覧
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主人公、島辺の叔母宅のトイレが小地震のタイミングで江戸時代の祠に繋がった。
歴史学者の会沢を巻き込み、入念に準備を整え、江戸時代に旅立つ。
歴史学者は蘭学医、主人公はその弟子と言う設定を装う。
割と医者としての振る舞いに粗相はなく、武家の知り合いもできる。
最初は旅籠に逗留し、長屋に腰を落ち着ける。
長屋住まいも良好。
もうちょっと棒手振りとのやり取りがあっても良かったかも。
主人公は柔道で鍛えてただけあってそこそこ荒事に強いが、流石に刃物出されたり囲まれたりすると逃げるか助けが必要。
江戸時代は性病だらけゆえに致すならコンドーム必須と出されるが、相手の女性は見たこともない珍妙な袋を逸 -
ドラマ化原作
NHKでドラマ化されました(2023年1月放映)
宮藤官九郎が本作を脚色を担当
染谷将太、松田龍平、町田啓太、伊藤沙莉、西野七瀬、塚地武雅、じろう、高岸宏行、工藤阿須加、尾美としのり、杉本哲太など錚々たる俳優陣が演じていました
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Posted by ブクログ
6巻の島田さんの話が印象的だった。
”これからは侍も百姓もない、刀を指しているだけでは威厳を保てず、畑を耕して年貢を納めていれば何も考えずにすんだ時代は終わる。狡猾で抜け目のない者だけがうまい汁を吸い、皆が形をふり構わず他者を蹴り落とし合う時代が来る。300年続いた太平の世は終わり、この国は戦に明け狂うことになる”
カムイ伝のように非人の立場から歴史を見れば、士農工商の身分制度のある世の中のどこが太平なのかということもあるのだが、我々はいつの世も戦に明け暮れ、人が人を搾取してきたということだろう。平成という一見、太平の感もある30年間にその傾向はまた顕著になったのではないか。だからこそ、島 -
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Posted by ブクログ
超訳シリーズ。メルマガ見て読んでみましたが、内容はとても濃い。リーダーの人、これからの人、部下の人、といったそれぞれのレイヤーごとに分けて内容があるため正直今読んでもわからないことも多い。これは時期が来たら、定期的に再読をする必要が有る本。
以下現時点での抜粋
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・叱り役を人に押し付けるな。
・人に好き嫌いを見せるな。(部下の同調を生むだけ)
・趣味が災いの元になる
└実力者が有る趣味に夢中となると、自分も趣味と称してとりつく人が周りに集まってきて、いつしか偏った情報しか入ってこなくなる
・自分の感覚で判断するな
└ベテランの大工も、線を -
ネタバレ 購入済み
まだまだ、続くのかな?買ってしまったので、ここまで、読んだけれど、何となく、登場人物と、馴染んでしまった。今回、ホントという犬も、加わって、ますます賑やかになったけれど……(笑)
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ネタバレ 購入済み
うわっ!
やっぱり、この作者の大好きな、男と女のドロドロの事件。伊織さん、町奉行所から、正式に任命された検屍官になって、八丁堀に引っ越してた。出世したんだね~。 -
ネタバレ 購入済み
未解決の事件を、検疑会で、検証して、解決していく。面白い試みだと思う。奉行所が、手の出せない旗本家の家臣の罪を、面白おかしく書いた物を流布させて、(印刷ではなく、書き写して、広がって行く)大いにしっぺ返しをするなんて、とても、胸がすく。
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ネタバレ 購入済み
一番の悪は、誰だったんだろう?男達を手玉に取った(芸者時代の情夫を捨てて、金持ちの囲い者になって、おまけに、間夫を作った)お絹かな?お為も、結構な悪だよねぇ。踊らされた男達が、憐れだな。
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ネタバレ 購入済み
次々に、新たな登場人物を出してくるのは良いけれど、表舞台から、引っ込めた人物の、その後とかは、ないのかな?最近、お園さんは、出てこないけれど、どうしたのかな?
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