【感想・ネタバレ】秘剣の名医【十六】蘭方検死医 沢村伊織のレビュー

あらすじ

医者の名家に生まれ、長崎にて蘭学と西洋医学を習得、さらに西洋剣術を学んだ沢村伊織。
さまざまな出会いを経て、いまや、怪奇な事件が起きた際に奉行所に頼られる、腕利きの名医として知られるようになっていた。
そんななか、いつものように伊織は、ある殺しの検死を依頼される。被害者はお種という女……しかも、自分の家を商売の場所に使う、特殊な女郎であった。
亡骸は無惨にも下腹部が切り裂かれており、伊織はするどい観察眼で、下手人が女性の胆嚢を欲したのではないかと推理する。
果たして、陰惨な連続殺人を繰り返す凶悪犯の狙いはどこにあるのか?ますます絶好調のシリーズ第十六弾!

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ネタバレ 購入済み

未解決の事件を、検疑会で、検証して、解決していく。面白い試みだと思う。奉行所が、手の出せない旗本家の家臣の罪を、面白おかしく書いた物を流布させて、(印刷ではなく、書き写して、広がって行く)大いにしっぺ返しをするなんて、とても、胸がすく。

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2025年08月26日

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