永井義男のレビュー一覧
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試し読み
Posted by ブクログ
ネタバレ誰に聞いたのか覚えていないのですが、
「江戸の人々は自由に恋愛を楽しんでいた」のだそうです。
結婚前はわりと気軽に関係を持つことができて、
でも結婚後に相手を裏切ると、大変だと。
ただ、何がどう大変なのかというと、よくわかっていなかったわけで。
本書は江戸時代の性犯罪にまつわる法制度について、
具体例をあげながら解説しています。
死刑制度そのもののあり方が問われ、
死刑が実行されたことが大きなニュースになる昨今ですが、
江戸時代には年間に100人以上が残虐な方法で処刑されていました。
身分制度の下、人権尊重、適正手続なんていう
今では当たり前のことが無視されていた過酷な時代の風景が -
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Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
江戸時代、夫婦以外の男女の性交渉はすべて密通とされた。
結婚前の恋人同士の行為も、不倫も心中も僧侶の女犯も、すべて密通という性犯罪だったのだ。
刑罰は苛酷だったが、身分によって軽重があったり、間男か間男でないかを幕府評定所のお偉方が角突き合わせて審議したり…。
大岡越前、遠山金四郎、根岸鎮衛ら名奉行たちも裁いた江戸の密通とその刑罰事情とは。
[ 目次 ]
序章 江戸の罪と罰の特徴
第1章 苛酷な処罰を受けた密通
第2章 私的制裁
第3章 内済になった密通
第4章 婦女暴行
第5章 近親相姦
第6章 心中
第7章 女犯―抑えきれない僧侶たち
第8章 隠し売女稼業
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Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
ふたつに重ねて四つにするは建前で、横行する武士と妻の不倫は示談で離婚。
盛んな衆道も修羅場は陰惨で、男色将軍や大名は女色に転向させるべく家臣が一苦労。
坊主は女犯で晒され、小林一茶は名句のみならず驚きの夫婦生活を記し、武家の女たちは無店舗型風俗に登録して摘発される。
不祥事の記録にみる江戸のビックリ下半身事情とは…。
[ 目次 ]
第1章 将軍の筆おろし、好色な大名
第2章 正室の嫉妬、大奥の淫行
第3章 武士の離婚、妻の不貞
第4章 不品行な文人、野放図な僧侶
第5章 娘を売る親、奔放な若者
第6章 遊里の男女、その悲喜劇
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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