谷口義明のレビュー一覧
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ネタバレ一般相対性理論でのブラックホール
空間的に閉じた、事象の地平線の内部
球の中心=点=密度無限大=特異点
量子力学と相対性理論を統一した理論はまだない。
地球や太陽は質量が軽すぎブラックホールにならない。
典型的なブラックホール
太陽の1億倍の質量、半径3億キロ、地球までの距離の2倍
基本物理量:質量、角運動量、電荷
太陽の熱放射のピークは可視光帯、地球の大気は可視光と電波を透過する。
よって人間の目は可視光に感度を持つようになった。
電波源=クェーサー
ブラックホールにガスや星などの質量を供給。
解放される重力エネルギーを電磁波に変換し輝く。重力発電。
中性子星=超新星爆 -
Posted by ブクログ
「この宇宙に0と無限大は存在するのか?」をテーマに論考と数式が続きます
宇宙の誕生から粒子、そして宇宙の未来も見ながら、時間的、距離的、質量的、エネルギー的に0と無限大に迫ります
面白かった!なんかちょっとワクワクしました
宇宙ってなんかワクワクするね
で、実はなんかちょっとズレたことも考えました
本書すご〜く難しいことがたくさん書いてあって実は半分も理解できていなかったと思うんよ
ノーベル物理学賞級の理論がたくさん登場するからね
そんなすいすい行きませんよ
すいすいのす〜は無理よ
でも面白かったんよな
そういうことってあると思う
ていうか実際たくさんある
難しいから面白くない
難 -
Posted by ブクログ
星はどうして輝くのか?
無から宇宙はどうしてできたのか?
宇宙が膨張し続けているのはなぜか?
真空エネルギーって
重力発電ってどういうこと
とにかく宇宙はわからないことだらけで、本を読んでもよくわからないのだが、この本は宇宙を動かしている4つの力についてその起源からその終わりまでを大胆に描いています。わからないことを分からない事を我々と同じ視点で書いてくれているのでとてもわかりやすい。
結局、量子トンネル効果とかいう小さな世界では現在の世界では起こり得ないことが起こるということなのだろうが、そんなこと言われても分からないのだ。
核融合反応ふぁって、100億度ないと怒らないはずが1 -
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ネタバレ宇宙にゼロは存在するのか?宇宙に無限大は存在するのか?ということをテーマにした本書だが、自分にとっては高校物理(と、少しの大学物理)の復習として読むことができた。
世界が重力、電磁気力、強い力、弱い力で構成されていることは言葉として知ってはいたものの、後ろ2つについては全くイメージができていなかったので、ここの説明が丁寧にされていたことがありがたかった。
特に素粒子論の章では、研究が現在も盛んに進んでいることを実感できて楽しかった。
スーパーカミオカンデってそういう装置だったのか…!とか。
初学者にもわかりやすいようテーマを抽象的にしたことで、ともすると観念的な語りになってしまいそうなとこ -
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宇宙や素粒子を扱いながらも、哲学的でポエトリーな書である。もしかすると、根源的な思索に対して物理学と哲学の目指す所が一致するからかも知れない。例えば、「オルバースのパラドックス」宇宙は無限に広く、無限の星があるならば、夜空はそれらの星で明るくなるはずだ。しかし実際には、そうではないというもの。夜空は暗い。物理における思考実験の範疇が哲学のそれと重なる。
大きさがゼロの素粒子は、この宇宙に存在しない。宇宙には、重力、電磁気力、強い力、弱い力が働いているが、これらはすべて遠隔力であり、接触力ではない。物体同士が厳密に接触している事は無いので、物体同士の距離がゼロになることもない。電子は一番エネル -
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物理の総復習から宇宙の話へ
■学問のこころ
●あとがき 243
“いずれにしても、ダークエネルギーとダークマターは正体不明である。そのため、正確な予想はほとんど不可能である。「与えられた情報だけで、予想するしかない」ということだ。
しかし、これはこれで楽しい作業である。自由に考える楽しみ。それこそ、研究や勉強の醍醐味ではなかろうか。
■本筋 第10章 ダークな宇宙とその未来
ここが総まとめ。図を駆使して説明
タイトルの問い(宇宙をうごかしているもの)の回収にもなっている。
●宇宙を動かすコズミック・エンジンはたった3つ
232
1 アインシュタイン・エンジン
星の内部で発 -
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ネタバレ寝る前のフォトリーディング&起床後の高速リーディング。
率直に面白かった。ブルーバックスの速読の仕方を身につけた思い。飛ばすところ、高速で熟読するとことが分かった読書であった。故に星四つ。
クエーサーとは異常に明るい超巨大ブラックホール。宇宙の遠くの方にある。近くにもあるだろうが、光を失って死んでいる。ブラックホールが光るのはガスの降着円盤という現象による。死んだブラックホールはそこにあるが、光らなくなるのは降着円盤がエネルギーを放射しなくなる現象による。
下記に付箋を貼った箇所の要約をのせる:
14:クエーサーは銀河中心核で超巨大ブラックホール。
24:ほとんどの銀河は中心にクエー -
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著者は、愛媛大学宇宙進化研究センター長の天文学者。
日進月歩の天文学・宇宙論の中で、世界各地の天文学者たちが追い求めているもののひとつに「宇宙のはじまりの星(=宇宙で一番最初に生まれた星)」があり、その探求は現代天文学の中でも最重要事項の一つとして、多くの研究者を魅了しているテーマなのだという。
著者は本書で、天文学の歴史、宇宙の誕生・成長の仕組みなどにも触れているが、「宇宙のはじまりの星」について以下のように述べている。
◆現在宇宙の膨張は加速しているが、このまま加速が続くと膨張速度は光の速度を超えてしまい、遠ざかる星が放つ光は地球まで永久に届かなくなる。つまり、地球から最遠の星が観測できる