あらすじ
クェーサーの正体は、超大質量ブラックホールだった!?クェーサーはどのように生まれ、そしてどこに消えたのか? クェーサーは太陽の1兆個分の明るさをもつ宇宙で一番明るく、そしてもっとも遠い天体だ。宇宙誕生後10億年頃に現れ、現在の宇宙ではほとんど観測されない多くの謎に包まれたクェーサーの正体とは? 最新の観測データからその実体に迫る。
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Posted by ブクログ
購入:EGO(2010.12.30)
以前ナショジオの特集を見て買ってみました。天文学の知識はまったくありませんが、まだ解明されていない想像を絶する世界の話に興味をもちました。面白かったです。
Posted by ブクログ
意外にというか、かなり勉強になりました。
思考過程が整然としているのでわかりやすい。
入門書として最適だと思います。
覚え書き----------------
マイナーマージャー:衛星銀河の合体、タイムスケール1Gly
メジャーマージャー:同質量銀河の合体、潮汐腕等の痕跡が残りやすい
29magとは月面のろうそくの炎
Ultra Luminous InfraRed Galaxy(ULIRG):mergeの名残?
赤外線:dust放射
gas:dust=100:1(mass)
Posted by ブクログ
寝る前のフォトリーディング&起床後の高速リーディング。
率直に面白かった。ブルーバックスの速読の仕方を身につけた思い。飛ばすところ、高速で熟読するとことが分かった読書であった。故に星四つ。
クエーサーとは異常に明るい超巨大ブラックホール。宇宙の遠くの方にある。近くにもあるだろうが、光を失って死んでいる。ブラックホールが光るのはガスの降着円盤という現象による。死んだブラックホールはそこにあるが、光らなくなるのは降着円盤がエネルギーを放射しなくなる現象による。
下記に付箋を貼った箇所の要約をのせる:
14:クエーサーは銀河中心核で超巨大ブラックホール。
24:ほとんどの銀河は中心にクエーサーを持つ。
32:赤方偏移はドップラー効果と関連した現象。
38-39:クエーサーはなぜ遠くにしか無いのか。(これは本書の後半に答えが書いてある。クエーサーは死んで近くにある。光を放たなくなっただけ。)
124-125:ブラックホールにはガスの降着円盤という現象がある。これがブラックホールをかがやかせる。ガスの放射熱の輝き。
142-143:銀河はマージャー(統一)する。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
クェーサーは太陽の1兆個分の明るさをもつ宇宙で一番明るく、そしてもっとも遠い天体だ。
宇宙誕生後10億年頃に現れ、現在の宇宙ではほとんど観測されない。
多くの謎に包まれたクェーサーの正体とは?
最新の観測データからその実体に迫る。
[ 目次 ]
第1章 謎のクェーサー
第2章 クェーサーの発見
第3章 クェーサーの種類
第4章 クェーサーの起源
第5章 クェーサーの進化
第6章 クェーサーの謎解き
[ POP ]
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