【感想・ネタバレ】クェーサーの謎 宇宙でもっともミステリアスな天体のレビュー

あらすじ

クェーサーの正体は、超大質量ブラックホールだった!?クェーサーはどのように生まれ、そしてどこに消えたのか? クェーサーは太陽の1兆個分の明るさをもつ宇宙で一番明るく、そしてもっとも遠い天体だ。宇宙誕生後10億年頃に現れ、現在の宇宙ではほとんど観測されない多くの謎に包まれたクェーサーの正体とは? 最新の観測データからその実体に迫る。

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Posted by ブクログ

購入:EGO(2010.12.30)
以前ナショジオの特集を見て買ってみました。天文学の知識はまったくありませんが、まだ解明されていない想像を絶する世界の話に興味をもちました。面白かったです。

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2010年12月31日

Posted by ブクログ

意外にというか、かなり勉強になりました。
思考過程が整然としているのでわかりやすい。
入門書として最適だと思います。

覚え書き----------------
マイナーマージャー:衛星銀河の合体、タイムスケール1Gly
メジャーマージャー:同質量銀河の合体、潮汐腕等の痕跡が残りやすい
29magとは月面のろうそくの炎
Ultra Luminous InfraRed Galaxy(ULIRG):mergeの名残?
赤外線:dust放射
gas:dust=100:1(mass)

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

寝る前のフォトリーディング&起床後の高速リーディング。

率直に面白かった。ブルーバックスの速読の仕方を身につけた思い。飛ばすところ、高速で熟読するとことが分かった読書であった。故に星四つ。

クエーサーとは異常に明るい超巨大ブラックホール。宇宙の遠くの方にある。近くにもあるだろうが、光を失って死んでいる。ブラックホールが光るのはガスの降着円盤という現象による。死んだブラックホールはそこにあるが、光らなくなるのは降着円盤がエネルギーを放射しなくなる現象による。

下記に付箋を貼った箇所の要約をのせる:

14:クエーサーは銀河中心核で超巨大ブラックホール。

24:ほとんどの銀河は中心にクエーサーを持つ。

32:赤方偏移はドップラー効果と関連した現象。

38-39:クエーサーはなぜ遠くにしか無いのか。(これは本書の後半に答えが書いてある。クエーサーは死んで近くにある。光を放たなくなっただけ。)

124-125:ブラックホールにはガスの降着円盤という現象がある。これがブラックホールをかがやかせる。ガスの放射熱の輝き。

142-143:銀河はマージャー(統一)する。

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2016年02月02日

Posted by ブクログ

[ 内容 ]
クェーサーは太陽の1兆個分の明るさをもつ宇宙で一番明るく、そしてもっとも遠い天体だ。
宇宙誕生後10億年頃に現れ、現在の宇宙ではほとんど観測されない。
多くの謎に包まれたクェーサーの正体とは?
最新の観測データからその実体に迫る。

[ 目次 ]
第1章 謎のクェーサー
第2章 クェーサーの発見
第3章 クェーサーの種類
第4章 クェーサーの起源
第5章 クェーサーの進化
第6章 クェーサーの謎解き

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2010年05月23日

Posted by ブクログ

クェーサー自体の知識もためになったが、
それ以上にクェーサー発見までの天文学者の戦いが、面白い。

技術の発展、根気勝負で勝った天文学者、そして時には偶然の助けもあり、クェーサーが何なのかを現時点でわかりうる限り説明されています。

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2018年12月13日

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