【感想・ネタバレ】クェーサーの謎 宇宙でもっともミステリアスな天体のレビュー

あらすじ

クェーサーの正体は、超大質量ブラックホールだった!?クェーサーはどのように生まれ、そしてどこに消えたのか? クェーサーは太陽の1兆個分の明るさをもつ宇宙で一番明るく、そしてもっとも遠い天体だ。宇宙誕生後10億年頃に現れ、現在の宇宙ではほとんど観測されない多くの謎に包まれたクェーサーの正体とは? 最新の観測データからその実体に迫る。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

寝る前のフォトリーディング&起床後の高速リーディング。

率直に面白かった。ブルーバックスの速読の仕方を身につけた思い。飛ばすところ、高速で熟読するとことが分かった読書であった。故に星四つ。

クエーサーとは異常に明るい超巨大ブラックホール。宇宙の遠くの方にある。近くにもあるだろうが、光を失って死んでいる。ブラックホールが光るのはガスの降着円盤という現象による。死んだブラックホールはそこにあるが、光らなくなるのは降着円盤がエネルギーを放射しなくなる現象による。

下記に付箋を貼った箇所の要約をのせる:

14:クエーサーは銀河中心核で超巨大ブラックホール。

24:ほとんどの銀河は中心にクエーサーを持つ。

32:赤方偏移はドップラー効果と関連した現象。

38-39:クエーサーはなぜ遠くにしか無いのか。(これは本書の後半に答えが書いてある。クエーサーは死んで近くにある。光を放たなくなっただけ。)

124-125:ブラックホールにはガスの降着円盤という現象がある。これがブラックホールをかがやかせる。ガスの放射熱の輝き。

142-143:銀河はマージャー(統一)する。

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2016年02月02日

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