谷口義明のレビュー一覧
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ネタバレ我が家のリビングには《夜のカフェテラス》のジグソーパズルと《星月夜》のレゴが飾られている。ラピスラズリ色の美しい背景、眺めていると不思議と落ち着きを感じるカフェの明かり、不安とも異なる心のうごめきを感じる渦巻きの空に魅了され、いつの間にか手に入れたものだ。しかし、これらの絵が描かれた背景や、そこにゴッホが込めた想いについては、何も知らなかった。そうした中、本屋で本書が目に入り、手に取り読み進めた。
内容は、ゴッホ作品の中でも星空が描かれた6枚の絵に着目し、描かれた場所、季節を基に、天文学者である東北大学院理学研究科出身の谷口さんが描かれた星について多角的に考察し、そこから更に踏み込んで当時のゴッホに思いを馳せることで、作品の奥深さに迫る構成である。
本書を読むまで、これらの絵について、その風景や星空の色合いは現実で私たちが見るものとはとはかけ離れていることから、ゴッホがアーティストとして、現実に見えた景色を基盤としつつも、イマジネーションにより美化、脚色を施した作品なのだろうと捉えていた。しかし、著者の科学的考察に基づく現実の星座配置と絵のリンクや、放射光の波長帯による星の色の見え方の説明により、ゴッホは実際に1880年代にフランスで見た夜空を忠実に再現していたと知り、驚きを覚えた。また、こうして絵への理解を深めていくことで、きっとゴッホは、貧しい生活の中、寒空の下に身を置きながらも、鮮やかな星々に魅了されながら描いていたのだろう、と当時の彼の様子に想像を巡らせることができた。
ゴッホは星空に何を見て、それをどう絵に落とし込んだか。それはゴッホのみぞ知る。実際に見えた景色を彼の気分によって大きく変え、写実性を失っている可能性も十分にあり得る。そんな中でも、天文学的観点や、様々な有識者の考察、著書の情報を基に様々な仮説を立て、検証していくことで、ゴッホの作品の奥深くへと近づこうとする著者の姿勢には感銘を受けた。そして、論理的に説明できない部分については、ゴッホの当時の心境に思いを馳せてまとめられていることで、「ゴッホは星空に何を見たか」という本質的問いに読者を導く。理論では導ききれず、ゴッホの心情に思いを馳せる著者の様子は、夜空を眺めて誰かのことを考える人々の姿と重なる。読者の顔を自然と夜空へ向けてくれる。 -
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ネタバレオルバースのパラドックス=宇宙は無限に広い、星の数も無限、とするとどの方向を見ても必ず星を見ることになる。とすれば夜空は明るいはずだ。しかし現実には夜空は暗い。なぜか?
その理由の候補
星が無限にあっても、星の裏になれば明るさは届かない。
宇宙の年齢が有限であれば、大きさも有限であるはず。
小質量星がたくさんあっても、明るくならない。明るい大質量星は寿命が短い。
宇宙は膨張しているので、遠方の星は赤方偏移が大きい。遠い星は紫外線を見ている。紫外線は空間にある水素原子に吸収される。
星の数が足りないから夜空は暗い。星の数は有限で無限この星があるわけではない=宇宙には、夜空を輝かせるだけの星を作る物質が存在しない。
状態の変化は相変化、エネルギーの出入りがあれば相転移と呼ばれる。
太陽は孤立しているが、半数は錬成として存在している。その上の階層は散開星団=約1000個の星の集団、銀河の中にある。次の階層は球状星団=数万から数十万の星、銀河の外=ハローにある、星の極一部が、星団となっている。
水素の占める割合は9割、残りの1割がヘリウム、それより重い元素は0.01%以下。 -
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物理の世界は不思議過ぎて理解できないのだが、どれだけ不思議なのかについては大まかにでも理解したいと思って、物理本にチャレンジするのだがいつも途中で挫折することが多い。
だがこの本は、ブラックホールに焦点を絞っているので少しわかりやすかったので最後まで読むことができた。そもそもブラックホールって何?
物質とは時空の歪みであり、物質が重力崩壊を起こすとは、時空の縮みの速度が高速を越える場合には、光が脱出できなくなる。ブラックホールとは星が動的に崩壊して光が脱出できなくなる状況のことをいう ってわかりますか?
地球の重力から脱出するためには秒速11.2㎞を超える速度が必要なのですが、太陽の500倍の質量の星から脱出するためには高速を越える脱出速度が必要となります。したがって超大質量の星が重力崩壊を起こした場合には光も抜け出せないブラックホールが誕生することになるそうです。そしてそのブラックホールの真ん中では、時間が止まるというのです。
時空についての理解
相対性理論についての理解
量子力学についての理解
ここいら辺はどうしてもついていけない。
こんなことなら高校時代からもっと勉強しておけばよかったと思うのだけれど
今更遅いよね。