西屋太志(京都アニメーション)のレビュー一覧

  • 氷菓(12)

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    "『もともとはこいつが悪いとはいえ
    俺は里志に言いたくなかっただろうことを言わせてしまった
    言うべきだろうか?
    『すまん 俺は福部里志のことを何も知らなかった』ーーと
    ……ま 言えないな』"[p.80]

    ついに雛まで。
    次巻は2020春予定とのことだけど、秋の今でも出ていない……休載でもして遅れてるのかな?

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    2020年09月20日
  • 氷菓(12)

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     「氷菓」というか原作ファン的に言えば「古典部シリーズ」の最新刊。
     アニメイトで見かけて「出てたのか!」と買ったが、前巻を買ったか記憶が定かで無い。
     原作読んでいると、話も通じちゃうしな。

     「遠回りする雛」のエピソードに突入。
     ・・・するも、次巻の発売は2020年の春らしい。
     一年一冊ペースかぁ・・・。
     忘れるわけだよなぁ。

     巻末の原作者コメントで「もうちっとだけ続くんじゃ。」とあるのは、あとちょっとしか続かないという意味なのか、オリジナル通り、まだまだ続くという意味か。

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    2019年05月29日
  • 氷菓 1巻

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    本作は、原作小説ではなくアニメ作品のコミカライズだそうで、物語の順序もアニメ準拠だそうです。
    内容は、日曜に喫茶店でふたりがねっちりとお茶をするところまで。
    大変読みやすいです。
    表紙は、アニメ放送前にあまり情報がなかったときの数少ない情報源でした。
    千反田さんの目が、強烈なインパクトを与えてくれたことが思い出されます。
    人物も似せており、背景も要所を丹念に描かれています。
    序盤のクライマックスにあたる2巻が、私気になります!

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    2018年10月29日
  • 氷菓(11)

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    "「憶えてなさいよふくちゃん……いえ福部里志!」
    「な なにを?」
    「来年の二月十四日!
    ふくちゃんが満足するような傑作を
    その横っ面に叩きつけてやるんだから!!」"

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    2018年01月07日
  • 氷菓 10巻

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    "「折木さん ……それって
    それってとっても……
    ……うまく 言えません」
    「…そうか」
    何を言われそうになっていたのか見当もつかないが
    まあ……うまく言えないことなら うまく聞くこともできないだろう"

    「クドリャフカの順番」完結。

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    2016年08月08日
  • 氷菓 10巻

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    ネタバレ

    「十文字事件」解決はいいんだけど、古典部での一連の騒動は書かないんだ。あれ、落丁とか思って探してしまったよ。確かに危険ではあるんだけど、ここまでされると検閲か! と思ってしまうわ。
    クレームとか、愚か者が実際にやってニュースになるのが怖いんでしょうけどねぇ。でも、なんだかあれが抜けると全体につまらない印象になるもんですね。がっかり……。

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    2016年07月24日
  • 氷菓 9巻

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    "「ふくちゃんは……折木に勝ちたかったの?」
    「これはねえ……微妙な男心ってやつだよ
    ……こればっかりは摩耶花にもわかるまいね」"[p.134]

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    2015年09月03日
  • 氷菓 8巻

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    "「折木 あんた 『十文字』を捕まえたいとか思ってるの?」
    「俺が?なんで俺がそんなことしたがってると?」
    「熱心だから」
    「……俺はどうでもいいさ
    十文字だろうが百面相だろうが好きにすればいい
    でもな 千反田が気になると言った以上 最後の最後には絶対
    十文字は誰なのかって訊かれるぞ」
    「無視すればいいじゃない」
    「それができる相手じゃないから面倒なんだろうが」"[p.83]

    次回解決編かなー楽しみ。

    "『十文字』事件そのものは大変に気になります
    どのように?というのも気になりますが
    なんのために?というのがそれよりもずっと気になります"

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    2015年01月30日
  • 氷菓 6巻

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    “「あの……大丈夫ですか?具合が悪いんじゃないですか?」
    「……いや 元気だが……?」
    「それならいいんですが……」
    「……なにか俺がおかしく見えるのか?」
    「いえ そんなことは……ただちょっと お疲れのような気がしたんです」”[P.16]

    オリジナルアニメともストーリーの違う水着回!
    そして文化祭の描き込みすごい。
    摩耶花の2日目のコスプレがどっちになるのか、私、気になります!

    “「方針は決まったな
    千反田が売り場拡張の交渉で 里志が宣伝」
    「とりあえずそれでいきましょう
    でも折木さんは?」
    「俺か?……俺はな ここで店番をする」”[P.121]

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    2014年04月29日
  • 氷菓 1巻

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    学園ものミステリーだが、一話完結で軽いので、読みやすい…かと思いきや、何かセリフが変。カタイし、言い回しが不自然だし、違和感ありまくりで、肝心の話が頭に入ってこない。
    コミカライズらしいので、原作を読んでみた方がいいのか?
    絵は良かったです。

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    2014年04月02日
  • 氷菓 1巻

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     正直言って、この最初の巻はあまり評価できなかった。絵が安定していないように思えたし、頭身にも違和感がある。
     また、漫画としての体裁を考えたとき、会話の内容が濃すぎてバランスを欠く印象を受ける。小説では地の文である程度薄められているところがそのままダイレクトに描かれてしまっているように見えて、あまりの濃さに戸惑ってしまった。
     あくまでこの巻は、小説からアニメにメディアミックスされた作品のコミカライズに思えた。

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    2013年10月29日
  • 氷菓 5巻

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    “入須は俺を 踊らせるためだけに俺の才能を持ち上げた
    「誰でも自分を自覚すべきだと言った あの言葉も嘘ですか!」

    「心からの言葉ではない それを嘘と呼ぶのは君の自由よ」
    「それを聞いて 安心しました」”

    ついにこのシーン……!
    主人公が正当に怒っている(?)場面が好き。
    愚者のエンドロールが終わり、限定版に付いていたプール回をやるのですね嬉しい楽しみ!

    “『ええとですね……わたしと本郷さんが似ていたからだと思います』
    「?」
    『あ なんだか ちょっぴり恥ずかしいですね 笑わないでくださいよ?』
    「…………お前らしいな」

    『実はわたしも
    ひとの亡くなるお話は嫌いなんです』”

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    2013年10月05日
  • 氷菓 4巻

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    “「それじゃあ困ります!」
    『困ると言っても…』
    「このビデオが完成しないのはとても哀しいことです……
    わたし そんなのはいやです」
    『そりゃ入須だっていやだろう』
    「それに それに……」
    『これは駄目だ』
    「なぜ本郷さんが 信頼と体調を損ねてまで」
    『もう始まっている』
    「脚本を途中でやめなければいけなかったのか」
    『問題に巻き込む相手に千反田を選んだ入須の選択は正しかった——』
    「わたし 気になります」”

    ボンボン食べた後のちーちゃんの可愛さ。
    女帝さんとホータローの喫茶店(?)での会話は次巻ですかねそわそわ。

    “『……なんという無欠の解答だろうか
    この四日間俺たちを悩ませてきた問題—

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    2013年07月02日
  • 氷菓 3巻

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    氷菓の謎、そして夏休みの合宿と試写会。
    原作に忠実でいいんだけど、アニメと比べちゃうと表現力が足りないというか見劣りしちゃう感じ。
    絵も上手いって思って3巻まで読んだけど、今になって、キャラの表情が固かったり、線が滑らかじゃないって思ってしまった。

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    2013年03月03日
  • 氷菓 3巻

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    “「でもな 隣の芝生は青く見えるもんだ
    お前らを見てるとたまに落ちつかなくなる
    俺は落ちつきたい だがそれでも俺は なにも面白いと思えない
    だからせめて……その……なんだ
    推理でもして 一枚噛みたかったのさ お前らのやり方にな」”[P.23]

    「正体見たり」の扉絵が女湯だ。
    同じポーズしてる所がほんと可愛い。

    “「普通人の生涯に魅力を感じるのかいホータロー
    ……ホータローならそうかもね
    でも果たしてホータローにそれが送れるかな?」
    「……どういう意味だ?」
    「僕は福部里志に才能がないことを知ってる
    でも折木奉太郎までがそうなのかはちょっと保留したいところだよ」
    「……俺が普通の人間じゃない

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    2013年05月06日
  • 氷菓 1巻

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    ネタバレ

    話題沸騰の氷菓の漫画版、第1巻。
    絵がとても可愛くて綺麗で、思わず原作よりも先に購入し読みました。

    ごくごく普通の平凡な学校で起きるちょっとした不可思議な出来事を推理していく、という設定は好きなのですが、壮大なミステリーというわけではないので緊迫感を覚えず、何か物足りない気がしました。
    ですが、本作の雰囲気がとても気に入ったので評価は3つに。
    ほのぼの系のミステリーが好きな人にはお勧めかもしれません。

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    2013年01月16日
  • 氷菓 2巻

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    “「どうでしょうか折木さん」
    「知らん」
    「知らないのはわたしも同じですが……でも!
    折木さんなら考えてくれさえすればわかるんじゃないでしょうか!」
    『これはもしかして信用されているのか?
    そして今まで何も考えていなかったことを見透かされてるのか?』”

    原作とアニメを丁寧になぞらえつつ。
    あとがき楽しい。

    “「違う お前の高校生活全般がだ」
    「ああ……薔薇色の話ね
    僕はねホータロー 周りがどうであれ基本属性が薔薇色なんだよ」
    「いやショッキングピンクだろ むしろ」
    「ははっそいつはいいや
    それでいくとホータローは灰色だね」
    「……それは前にも聞いた」
    「そうだっけ?でもこれは言ったかな

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    2012年09月05日
  • 氷菓 2巻

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    原作もアニメも見ているからか、漫画だと物足りなさを感じる。良くも悪くも原作に忠実し過ぎているので、これから原作を読もうと思っている人にはいいかも。
    原作やアニメにない漫画ならではのオリジナリティがほしかった。アニメの方が絵は好きだなぁ。

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    2012年08月26日
  • 氷菓 1巻

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    【ネカフェ】氷菓コミカライズ。まだ表題作の導入部。丁寧に書いてあって千反田の「告白」前まで。省エネがモットーのホータローが「わたし気になります」にやられてしまう作品。

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    2012年07月18日
  • 氷菓 1巻

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    原作→アニメ→漫画の順で読んで(見て)きたのですが、漫画はアニメを忠実になぞっている感じ。
    アニメの方が凝った演出をしているなぁと思う。

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    2012年05月07日