ジェームズ・ロリンズのレビュー一覧

  • ケルトの封印 下
    ジェームズ・ロリンズによるシグマフォースシリーズ第5弾の下巻。
    いよいよ物語は佳境に入って行く。ドゥームズデイ・ブックの謎とレイチェルに仕組まれた致死性の細菌の解毒剤の鍵の関連性、泥炭層で見つかったミイラから採取されたキノコの菌、アフリカで殺された上院議員の息子が送ってきたデータの真実などが次々に明...続きを読む
  • ケルトの封印 上
    ジェームズ・ロリンズによるシグマフォースシリーズ第5弾の上巻。
    アフリカで遺伝子操作トウモロコシを栽培していた研究施設が何者かに襲われた。同じ頃、イタリアではヴィゴーのもとを訪れた神父が何者かに殺され、ヴィゴーも生死の境をさまようことになる。
    食糧と人類の増加問題をテーマの一つとし、そこに歴史的な要...続きを読む
  • ウバールの悪魔 上
    シグマフォースシリーズの第0作という位置づけで、後の司令官、ペインター・クロウが活躍する。アラビア半島に眠る驚異のエネルギーを巡る攻防。
  • ナチの亡霊 下
    シグマフォースのシリーズ。ナチスが研究していた完璧な民族を創るための装置をめぐる話。

    こーれーはー面白かった!進化論と知的デザイン説。量子論と素粒子、物語に必要な知識を見事に解説してくれて、全く無知な私でも理解できてしまった。それも無理なく。

    素粒子の潜在論とか興味深くて、わくわくしてしまいま...続きを読む
  • ウバールの悪魔 下
    ジェームズ・ロリンズによる後のシグマフォースシリーズに繋がる作品の下巻。
    上巻でペインターはシグマにギルドと繋がっている人物がいることに懸念を抱き、偽の情報を流していたが、あっさりとカサンドラに筒抜けになっていたことでシグマの上部にギルドとつながりがあり、シグマを裏切っている人物がいることを確信する...続きを読む
  • ウバールの悪魔 上
    ジェームズ・ロリンズによる、のちのシグマフォースシリーズに繋がる作品。
    本作にて登場するペインター・クロウはのちのシグマフォースシリーズで司令官となっているが、本作ではまだ若き隊員時代のペインターが描かれている。
    のちのシグマフォースシリーズでもシグマフォースは結構ギルドのセイチャンらに出し抜かれて...続きを読む
  • ユダの覚醒 下
    Σシリーズ第三作目。今作のテーマは世界の脅威になりうる感染病。作を重ねる毎に面白くなってきた印象。毎回この著者の作品は、事実と著者の想像の境目が分からなくなるくらい展開が巧妙。マルコポーロに関わる話も興味深い。何より気になるのが、モンクどうなったのっていうこと。次作が楽しみである。
  • ロマの血脈 下
    ジェームズ・ロリンズによるシグマフォースシリーズ第4弾下巻。
    いよいよロシア・ウクライナにまたがる地域で進められていた陰謀の全貌が明らかになる。グレイはチェルノブイリで世界中のVIPが招かれている式典での作戦の阻止を狙う。一方、ペインターはシグマに潜入することに成功したマップルソープに対し、一か八か...続きを読む
  • ロマの血脈 上
    ジェームズ・ロリンズによるシグマフォースシリーズ第4弾。
    旧ソ連での精神医学の研究とチェルノブイリ原発事故、ジプシーなどが複雑に絡み合い、上巻を読み終えた段階ではまだまだこの先どうなるのか全体像が見えない。しかしながら、複雑にあちこちに話が行く割には物語の大筋がグレイたちと記憶を失った男、ユーリとい...続きを読む
  • ユダの覚醒 下
    ジェームズ・ロリンズによるシグマフォースシリーズ第3弾の下巻。
    いよいよ二手に分かれていたギルド、シグマフォースの面々がひとつの場所に合流する。それがなんとカンボジアのアンコール遺跡群。
    確かに、これまでも人類が辿り着くことのなかった密林等を切り開くことで人間に感染することのなかったウィルスが新種と...続きを読む
  • ユダの覚醒 上
    ジェームズ・ロリンズによるシグマフォースシリーズ第3弾。
    マルコ・ポーロの冒険が現代の疫病に大きく関わるという、発想自体がとんでもないスケールで驚く。全2作以上に冒頭からスピーディに物語が展開し、例によってギルドと裏をかいたりかかれたりしながらも謎の行方を追ってグレイほか登場人物が活躍する。
    前作「...続きを読む
  • アイス・ハント(下)
    前の巻から考えて、新生物を追いやって、
    またロシア軍も迎え撃って、最後になんとかカタストロフを回避して終わりかと思いきや、中盤くらいから謀略と駆け引きが多くなり、どうなるか予想できませんでした。また戦闘アクションも多くなって、アクション描写が素晴らしいです。
    ツコッミたくなるとこはおおいけど、面白い...続きを読む
  • ナチの亡霊 下
    祈りと信仰、宗教になじみの薄い私にはイマイチピンとこないが、本作を読んで案外効果があるのかもって思ってしまう。
  • ナチの亡霊 上
    シグマフォースシリーズを初めて読んだ。
    序盤は、どうナチと関わっていくのかを推測しながら読んでいたが、
    予想していた人物が意外な正体であったり、まったく予測できない展開に転んでゆく。
    場所が異なる複数の出来事が同時に進んでいくのだが、
    そのおかげで本の中の出来事を立体的に見ることができた。そして、本...続きを読む
  • マギの聖骨 上
    シグマフォースシリーズ第1作。帯の「ダヴィンチ・コード×インディ・ジョーンズの面白さ!」という煽り文句に偽り無し! 本当に最後まで夢中で読んだ。 科学と歴史の絡ませ方が見事。 読むなら週末に。
  • マギの聖骨 下
    古代知識とそれを駆使してフィクションストーリーをつくりあげる創造力がすごい。実在している古代遺跡や団体だからこそ、リアリティがあり、楽しく読める。一日で読破できた。
  • マギの聖骨 上
    アメリカの小説。古代の知識と現代科学をおりまぜ、アクションも詳細で展開がおもしろい。シグマフォースシリーズとして、タイトルもそそられる。
  • 星なき王冠(クラウン) 上
    過去/雲に包まれた少女/さまよう彫像/
    毒にうなされた夢/戸棚の中の王子/破滅の噂/
    ブロンズに刻まれた英知/血と怒り/誓いを破った騎士

    ジェームズ・ロリンズのファンタジー!?!?
    主な登場人物の名が動物やその他の存在を含めて約30!
    主な場所5か所。

    この人は?? ここはどこ?? と何...続きを読む
  • 星なき王冠(クラウン) 下
    落ちゆく者たちの道/逆風をついて/墓の歌/血の源/
    霧の中の炎/太古の神々のささやき/死の意思/
    砕けたガラスの苦しみ/シュラウズに吹く風

    メインの人たちの名はだいぶ頭に入ってきた。
    ファンタジーと言いながら、空を飛ぶ乗り物があるし武器も使う。追いつ追われつ、捕まったり逃げ出したり……
    ちょっと面...続きを読む
  • シグマフォース外伝 タッカー&ケイン2 チューリングの遺産 上
    タッカー&ケイン シリーズ2作目
    ひたすら、ケインが可愛い!
    タッカーと散歩、ボール遊び、大丈夫かと気遣うまるで人間のような仕草。
    最高です。
    本編はいいからこっちの外伝を書き続けてくれないかなぁ。

    「仲良しは誰だ?」
    「そうだ、おまえだよ」