ジェームズ・ロリンズのレビュー一覧

  • エデンの祭壇(下)
    "拉致された主人公。監禁場所で遭遇する数々の生き物。そして、自らも実験に使われてしまう。主人公の生死もわからないまま、救出に向かうチーム。果たして結末は?

    今回の小説でも、科学的事実とフィクションが混在している。
    あとがきに著者がいくつかの事例を紹介している。毎回小説を読み終わった後に紹介されるノ...続きを読む
  • エデンの祭壇(上)
    "以下ネタばれ あり。

    ハリケーン災害後のミシシッピ川近くの町が舞台。嵐によるの事故なのか、座礁した船が発見される。その中にいた動物たちが普通と違う。科学者たちが調べていくと、染色体が1対多かったり、先祖返り、謎のチップなど検査するたびに新たな謎が浮かび上がる。
    一方、その動物たちを作り出した謎の...続きを読む
  • ダーウィンの警告 上
    "アメリカ、ブラジル、南極を舞台に謎の生き物(微生物?ウィルス?)による汚染拡大を阻止すべくシグマフォースのメンバーが地球狭しと活躍する。
    今回は進化論を体系的に構築したチャールズ・ダーウィンも登場。
    謎の微生物に感染してしまった仲間を救えるのか?
    続きの下巻を読み始める。"
  • シグマフォース外伝 タッカー&ケイン 黙示録の種子 上
    "シグマフォースシリーズからのスピンオフ作品。一度登場した元陸軍レンジャーの隊員タッカーとその相棒であるシェパードのケインとのコンビ。
    ひょんなことから、またシグマの活動の手伝いをする羽目に。
    植物の起源に迫る。
    スタイルは、シリーズと同様、過去の出来事が最初に語られ、現代の物語が始まる。
    isp細...続きを読む
  • 穢れた血 下
    "聖書を事実のように信じている方々には受け入れられない発禁本になるのでしょう。

    最後のクライマックスに向けて一気に物語が加速する。
    運命の日時、運命の場所、選ばれし者が集まり最後の決戦が始まる。

    ハリウッド映画になりそうな作品。ど派手なアクションてんこ盛りと謎解きで観客をぐいぐい引き込む作品を作...続きを読む
  • シグマフォース外伝 タッカー&ケイン 黙示録の種子 下
    "後半は一気に加速、アクション映画さながらの手に汗握るシーンの連続。
    科学的事実が最後に記載されていたが、参考となる文献紹介がなかったのが残念。
    このシリーズはまだ続くらしいので、楽しみに次巻を待っていよう。"
  • 穢れた血 上
    学ぶ女、戦う男、キリストの騎士の危険な冒険がクライマックスを迎える。エリザベスとトミーの育む友情も気にかかる。
  • 地底世界 サブテラニアン 上
    "南極大陸の地下で見つかった謎の建造物をめぐる冒険活劇。
    シグマフォースシリーズの著者の初期作品。"
  • チンギスの陵墓 上
    "彗星の尾に衛星を送り込んだアメリカ。その衛星が墜落するときに撮影した映像は、96時間後の映像だった。しかも廃墟となった東海岸が写っていた。4日後にこの写真のようになってしまうのか?その謎を追いかける。

    グレイとコワルスキとセイチャンはセイチャンの母親の行方を追ってマカオに。
    手に汗握るアクション...続きを読む
  • チンギスの陵墓 下
    "今回は、あまり参考図書が紹介されていない。
    量子力学を学びたくなった。

    チンギス・ハンの陵墓もいまだに発見されていないとのこと。
    歴史の謎はいつまでの謎のままでいてほしくもあり、生きているうちに発見されてほしいという好奇心のせめぎあい。"
  • 聖なる血 下
    "クライマックスへ向かって突き進む。人間界は終わるのか?ハルマゲドンは訪れてしまうのか?
    最初の天使はだれか?学ぶ女はだれなのか?

    1作目からの謎はおおむね解明される。

    血の騎士団シリーズは次回作で完結するらしい。
    最後はどうなるのだろう。血の福音書はどんな結末へといざなうのか?"
  • 聖なる血 上
    "吸血鬼の存在する世界で、キリスト教の善と悪との闘い。
    血の騎士団シリーズ第2弾
    戦う男、キリストの騎士、学ぶ女がそろえば、世界の終わりを止められる。
    新約聖書を読み学びたくなる。"
  • ユダの覚醒 下
    相変わらず物語に引き込まれ一気読み。
    今回は2箇所から歴史と科学の観点で話が進み1点に終結。
    若干無理な設定にも3作目とあってすんなり受け入れてしまった。
    グレイとセイチャンの今後の関係もちょっと気になるがまだまだ先は長そうだ。
  • ギルドの系譜 上
    "合衆国大統領の娘がさらわれた。国家間の陰謀では無いようだ。では、なぜ彼女がさらわれたのか?妊娠していた子供は?謎が謎を呼ぶ。

    今回は、不死についてが科学的テーマ。すでに人類は不死の技術を手に入れているというのだが・・・

    下巻が楽しみ。"
  • ギルドの系譜 下
    "遺伝子操作による不死とする実験。絶大なる権力を手に入れたい闇の組織。ロボット技術の進歩。建築技術の進歩。
    娯楽としても楽しめて、知的興味をそそる作品。"
  • 血の福音書 上
    "キリスト教を題材にした娯楽小説。
    福音書とは、イエス・キリストのそばにいた人たちが記したキリストの言葉。
    いくつかの福音書があり、正典といわれるものや外典といわれているものもあるとのこと。
    もしも、こんなことがあったら?を小説にしたもの。"
  • ジェファーソンの密約 下
    アメリカ合衆国建国の歴史とナノテクノロジー技術、そしてシグマの宿敵ギルドの謎を追っての手に汗握るストーリー。先住民の歴史を学びたくなる。
  • ジェファーソンの密約 上
    今回の科学技術は、ナノテクノロジー。日本のカミオカンデも登場。ニュートリノの観測で大きな役割を担います。
  • 暗黒結晶 ディープ・ファゾム(上)
    日食と同時に環太平洋で同時に発生した巨大地震で、都市は壊滅、米国大統領は死亡。(2000年発表の作品だから、明らかにテロや震災経験後の描かれ方が現在と違うのが興味深い。)中国と険悪な雰囲気の米国は一気に戦争状態へ向かう中、ミクロネシアの深海で発見された溶岩の奇妙な結晶群と、沖縄海底から地殻変動で浮上...続きを読む
  • ウバールの悪魔 上
    "ジェームズ・ロリンズさんのシグマフォースシリーズは、毎回歴史と科学を融合させた冒険活劇で読者を楽しませてくれる。
    今回は、いつもの主人公ではなく、上官として登場しているペインター・クロウがまだ若かりし頃の話。
    いつもは、グレイソン・ピアースを中心に相棒のモンク・コッカリス、キャット・ブライアントら...続きを読む