ジェームズ・ロリンズのレビュー一覧
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今回は全生物の共通祖先である「種」を巡っての闘い。
現在の植物の祖先とされるシアノバクテリアに関しては事実であるとか。
日本でも外来種が多く入ってきて、南国にいるはずの鳥が発見されたとか、植物が発見されたとか。
川でも外来種による被害が出ているし、日本に限らず地球規模で異変は起きているものね。
その「種」が放出されたらあっという間に地球は汚染されてしまう。
それを阻止するため、タッカーとケインが活躍する。
ケインの見せる驚異的な能力も実話に基づいているそうで、すごいねぇ。
とにかくタッカー大好きケインが可愛い、そして頼もしい。
時々見せるゴムのコングボールをタッカーの足元に置いて「遊ぼう」 -
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タッカーとケインの名コンビ
予約して楽しみにしていました。
父が猟をやっていた関係で小さいころからいつもワンコと一緒だったので、ケインへの思い入れはひときわ強いです(笑)
私が小さいころいたポインターは、意地悪な男の子にいじめられそうになると、その子を垣根へ追いやって私を守っていたそうです。
その子から何匹ものワンコと一緒に暮らしました。
ワンコは人間の言うことが理解できるんですよね。
そして本文のケインは大変優れたワンコで、時に痛々しいほど・・・
ケイン目線の描写は常にドキドキしてしまう。
今回もまた危険な任務を健気にこなしタッカーとの息の合った姿を見せてくれています。
後編はさ -
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ネタバレジェームズ・ロリンズによるシグマフォースシリーズ第8弾下巻。
地球に向けて落下してくる地球近傍天体。彗星のエネルギーによって引き寄せられ、地球に深刻な影響を与えかねない状況が、実はチンギス・ハンも手にしたことのある、隕石から作られたと思われる十字架によって引き起こされているらしいことがわかってきた。グレイたちシグマの面々はその十字架を見つけるために行動する。
モンゴルの有力者や北朝鮮の科学者など、胡散臭い人物が出てきてはグレイたちの邪魔をする。ヴィゴーは体に異変を感じているが、それをレイチェルにも打ち明けていない。様々な要素が絡み合い、物語はやがてクライマックスに向けて疾走する。
本作では終盤 -
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ネタバレジェームズ・ロリンズによるシグマフォースシリーズ第8弾上巻。
ギルドとの戦いを終えたシグマが新たな局面に入る。落下する人工衛星が撮影した4日後の崩壊するアメリカ東海岸の写真、ヴィゴーの元に届いた謎の遺物が指し示す世界の終わりの日付も同じ日だった。
セイチャンは母親の行方を捜してグレイとともにマカオに行くが、そこで拉致されてしまう。上巻のグレイはほぼセイチャン救出に行動が費やされるが、そのテンポの良いアクションシーンには手に汗を握らされる。特に、香港における高層建造物からの脱出は漫画「め組の大吾」のレスキューシーンを彷彿とさせ、ハラハラさせられる。
一方、ヴィゴーとレイチェルのチームにはモンクと -
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ネタバレジェームズ・ロリンズによるシグマフォースシリーズの番外短編と設定資料集。
収録されている短編はコワルスキが主人公のシグマに入隊する前の物語、セイチャンがフランスで巻き込まれた事件、タッカーとケインのコンビがシグマに関わる前の物語の3編。いずれも本編につながる物語で、短編らしいスピーディな展開が楽しめる。本編に比べれば掘り下げが少ない分、エンターテインメントの要素がより増しているようだ。
後半は設定資料集で、「ウバールの悪魔」から「ギルドの系譜」までを振り返ることができる。登場人物や各組織、それぞれの物語のあらすじなどから構成され、最新作「チンギスの陵墓」を手に取る前にいい復習ができる。とくに、 -
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面白かった~~
新刊が出るまでの間にと思って買った本。
コワルスキーが出ているというので買った本。
シグマフォースシリーズと違って、あちらは専門的な分野が私には難しいんだけど(笑)
これはわかりやすかった~
ロシア対アメリカ
どっちもろくでもないわねぇ。
ロシアのペトコフ提督がマキの存在を通じて人間身を取り戻して最期を迎えるときは気の毒だったなぁ。
一番腹が立ったのはクレイグだわね。
すっかり騙されちゃった。
でも、彼の結末は悪い言葉だけど「ザマーミロ」だね。
因果応報、自業自得だわ。
それにしても人体実験、怖いねぇ。
かつて私の毎日の空をアップしていたblogで、飛行機雲の写真をアッ -
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面白かった~
「ジェファーソンの密約」のラストから気になって購入したんですが、本当に面白かった。
いつもですが今回もワクワクドキドキ楽しませてもらいました。
私はワンコと一緒に育ったてあたりまえのようにワンコがいる生活を小さいころすごしていたので、今回登場したケインに胸がキュンキュン。
彼目線の描写もとても良かったです。
タッカーのかっこよさにも惚れ々(*'-')フフ♪
そして豪華キャスト総揃いって感じでそれぞれの魅力に活躍に心弾みました。
昔から不老長寿とか不死とかって言われてますけど、寿命を全うするだけで十分だと思いますよ~私は。
だって今の世の中それすらも困難な -
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ネタバレ前作三編も面白く、シグマフォースシリーズ大好きです。
今回は、私の興味のある予知能力とか、占いとか、ワクワクする内容でした。
私の回りにもそういう類いの人いるし。
また、放射性物質の汚染問題は、我が国でも抱えている問題でもあります。
もうね、ワクワクドキドキしながら読みましたよ。
終盤は悲しくて、切なくて、愛おしくて、寝ながら読んでいたので、枕がビショビショに・・・・・・・
いやぁ子供が絡んで来ると弱いですわ。
ラストはびっくり、やっぱりそうなんだぁー
それにしても、ここに書かれているものが、かなり事実であったりすると、我が国は大丈夫なのかと不安に思ってしまうね。 -
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ネタバレジェームズ・ロリンズによるシグマフォースシリーズ第7弾下巻。
ギャント大統領の娘・アマンダ奪還作戦はドバイへと舞台を移す。アマンダの奪還をはかる勢力はすでに駆逐されたと思わせてグレイたちはアマンダが幽閉されていると思われる建物に侵入する。一方、別の側面を調査していたリサとキャットがとらわれの身となってしまう。そして、いよいよギルドの中枢を脅かすことになるシグマとなりふり構っていられなくなってきたギルドの生き残りをかけた戦いが幕を開ける。
物語は終盤、さらに衝撃の展開を見せる。この展開は予想していなかった。アマンダとその子を狙っていた真の血筋、そしてセイチャンの出生の秘密。これが明かされ、大き -
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ネタバレジェームズ・ロリンズによるシグマフォースシリーズ第7弾上巻。
前作のラストに明かされた衝撃の事実をより深く追っていくことになる物語は、ギャント大統領の娘が誘拐されるシーンで幕を開ける。なぜ大統領の娘が誘拐されるのか、娘は何におびえて偽造パスポートを使ってセイシェルまで逃げてきたのか。謎は深まるばかりだが、娘の奪還のためにシグマの面々が動き出す。
これまでのシリーズとは異なり、歴史的遺物を探索しながらの謎解きとアクションを織り交ぜた知的冒険小説というよりは、ギルドという組織とシグマとの全面対決に的を絞ったアクション大作といった赴きを呈している。その中にも当然作者らしい、現代のテクノロジーで実現可 -
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ネタバレジェームズ・ロリンズによるシグマフォースシリーズ第6弾の下巻。
舞台はユタ州からアイスランドときてついにイエローストーン国立公園にたどり着く。ここは日本の富士山と同じように定期的に噴火を繰り返してきた火山地帯で、前の噴火から数えていつ噴火してもおかしくない状況になっているという。この事実を踏まえてナノマシンによる地盤の崩壊が地球規模の災厄を招きかねないスリリングな展開を用意するあたりはもはや作者の視点に脱帽の感すらある。
一方で訳者あとがきにもあるように、主役であるはずのグレイよりも司令官ペインターの活躍が目を見張る。ギルドの工作員・ラフの周到な計画に翻弄されながらも常に先を読み、抜きつ抜かれ