ジェームズ・ロリンズのレビュー一覧

  • ユダの覚醒 上

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    シリーズ3作目にもなると、登場人物にも愛着が湧いてくる。考古物から発したパンデミックをめぐる知識の獲得争いに惹きこまれる。グレイの両親まで巻き込まれたり、セイチャンが仲間になったりと、シリーズ中の伏線を使い切る作者の覚悟も伺えます。

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    2017年04月01日
  • ギルドの系譜 下

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    Σシリーズの第七作目。
    今回は、宿敵ギルドとの最終対決がメイン。いつも楽しみにしている歴史的な要素は少なめだったが、その代わりに医学的、科学的な要素はふんだんに盛り込まれている。何よりも「 不死はもう我々の手の中にある」という言葉は衝撃的だった。途中のくだりで、真の一族という本当の黒幕は誰かが分かってしまったが、それでも全てがスッキリとまとまったストーリーと、アクションシーンの壮大さは一級品だった。

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    2016年12月04日
  • シグマフォース外伝 タッカー&ケイン 黙示録の種子 下

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    生物兵器として使用できる恐ろしい植物。それを見つけて将軍の手に入らない様にすることができるのか?
    テンポの良さが読むのを止めさせてくれない。
    あぁ 面白かった。

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    2016年08月14日
  • シグマフォース外伝 タッカー&ケイン 黙示録の種子 上

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    待ってました♪ タッカーとケイン。
    人と犬の能力を尽くした作戦はどう動いて行くのか。漏れている情報、裏切り者?それは誰?

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    2016年08月14日
  • シグマフォース外伝 タッカー&ケイン 黙示録の種子 下

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    今回は全生物の共通祖先である「種」を巡っての闘い。
    現在の植物の祖先とされるシアノバクテリアに関しては事実であるとか。
    日本でも外来種が多く入ってきて、南国にいるはずの鳥が発見されたとか、植物が発見されたとか。
    川でも外来種による被害が出ているし、日本に限らず地球規模で異変は起きているものね。

    その「種」が放出されたらあっという間に地球は汚染されてしまう。
    それを阻止するため、タッカーとケインが活躍する。

    ケインの見せる驚異的な能力も実話に基づいているそうで、すごいねぇ。
    とにかくタッカー大好きケインが可愛い、そして頼もしい。
    時々見せるゴムのコングボールをタッカーの足元に置いて「遊ぼう」

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    2016年07月15日
  • シグマフォース外伝 タッカー&ケイン 黙示録の種子 上

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    タッカーとケインの名コンビ
    予約して楽しみにしていました。

    父が猟をやっていた関係で小さいころからいつもワンコと一緒だったので、ケインへの思い入れはひときわ強いです(笑)
    私が小さいころいたポインターは、意地悪な男の子にいじめられそうになると、その子を垣根へ追いやって私を守っていたそうです。
    その子から何匹ものワンコと一緒に暮らしました。

    ワンコは人間の言うことが理解できるんですよね。

    そして本文のケインは大変優れたワンコで、時に痛々しいほど・・・

    ケイン目線の描写は常にドキドキしてしまう。

    今回もまた危険な任務を健気にこなしタッカーとの息の合った姿を見せてくれています。

    後編はさ

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    2016年07月07日
  • チンギスの陵墓 下

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    ネタバレ

    ジェームズ・ロリンズによるシグマフォースシリーズ第8弾下巻。
    地球に向けて落下してくる地球近傍天体。彗星のエネルギーによって引き寄せられ、地球に深刻な影響を与えかねない状況が、実はチンギス・ハンも手にしたことのある、隕石から作られたと思われる十字架によって引き起こされているらしいことがわかってきた。グレイたちシグマの面々はその十字架を見つけるために行動する。
    モンゴルの有力者や北朝鮮の科学者など、胡散臭い人物が出てきてはグレイたちの邪魔をする。ヴィゴーは体に異変を感じているが、それをレイチェルにも打ち明けていない。様々な要素が絡み合い、物語はやがてクライマックスに向けて疾走する。
    本作では終盤

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    2016年04月27日
  • チンギスの陵墓 上

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    ネタバレ

    ジェームズ・ロリンズによるシグマフォースシリーズ第8弾上巻。
    ギルドとの戦いを終えたシグマが新たな局面に入る。落下する人工衛星が撮影した4日後の崩壊するアメリカ東海岸の写真、ヴィゴーの元に届いた謎の遺物が指し示す世界の終わりの日付も同じ日だった。
    セイチャンは母親の行方を捜してグレイとともにマカオに行くが、そこで拉致されてしまう。上巻のグレイはほぼセイチャン救出に行動が費やされるが、そのテンポの良いアクションシーンには手に汗を握らされる。特に、香港における高層建造物からの脱出は漫画「め組の大吾」のレスキューシーンを彷彿とさせ、ハラハラさせられる。
    一方、ヴィゴーとレイチェルのチームにはモンクと

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    2016年04月27日
  • シグマフォースシリーズX Σ FILES 〈シグマフォース〉機密ファイル

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    ネタバレ

    ジェームズ・ロリンズによるシグマフォースシリーズの番外短編と設定資料集。
    収録されている短編はコワルスキが主人公のシグマに入隊する前の物語、セイチャンがフランスで巻き込まれた事件、タッカーとケインのコンビがシグマに関わる前の物語の3編。いずれも本編につながる物語で、短編らしいスピーディな展開が楽しめる。本編に比べれば掘り下げが少ない分、エンターテインメントの要素がより増しているようだ。
    後半は設定資料集で、「ウバールの悪魔」から「ギルドの系譜」までを振り返ることができる。登場人物や各組織、それぞれの物語のあらすじなどから構成され、最新作「チンギスの陵墓」を手に取る前にいい復習ができる。とくに、

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    2015年12月26日
  • チンギスの陵墓 下

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    セイチャンには良かったけれど、ヴィゴーとレイチェルは悲しい出来事だった気がする。万事上手く行くことは無いと思いながらもめでたしめでたしで終わった欲しかった。エピローグで少し救われたけどね

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    2015年12月03日
  • アイス・ハント(下)

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    面白かった~~
    新刊が出るまでの間にと思って買った本。
    コワルスキーが出ているというので買った本。

    シグマフォースシリーズと違って、あちらは専門的な分野が私には難しいんだけど(笑)
    これはわかりやすかった~

    ロシア対アメリカ
    どっちもろくでもないわねぇ。

    ロシアのペトコフ提督がマキの存在を通じて人間身を取り戻して最期を迎えるときは気の毒だったなぁ。
    一番腹が立ったのはクレイグだわね。
    すっかり騙されちゃった。
    でも、彼の結末は悪い言葉だけど「ザマーミロ」だね。
    因果応報、自業自得だわ。

    それにしても人体実験、怖いねぇ。
    かつて私の毎日の空をアップしていたblogで、飛行機雲の写真をアッ

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    2015年10月06日
  • ギルドの系譜 下

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    面白かった~
    「ジェファーソンの密約」のラストから気になって購入したんですが、本当に面白かった。
    いつもですが今回もワクワクドキドキ楽しませてもらいました。

    私はワンコと一緒に育ったてあたりまえのようにワンコがいる生活を小さいころすごしていたので、今回登場したケインに胸がキュンキュン。
    彼目線の描写もとても良かったです。
    タッカーのかっこよさにも惚れ々(*'-')フフ♪

    そして豪華キャスト総揃いって感じでそれぞれの魅力に活躍に心弾みました。

    昔から不老長寿とか不死とかって言われてますけど、寿命を全うするだけで十分だと思いますよ~私は。
    だって今の世の中それすらも困難な

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    2015年09月15日
  • ジェファーソンの密約 下

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    面白かったです。
    今回はぺインター・クロウの活躍でしたけど、コワルスキーとの相性がいいんだか悪いんだかのやり取りにニヤニヤしてしまいました。
    初期のアメリカ先住民はアジア起源と言うのに驚いたのは私だけ?
    それにしてもこのシリーズに登場する人達がそれぞれとても魅力的で素敵です。子どもがからんでくるとちょっと弱いのですが、カイが実に勇敢な少女でした。
    グレイのママはとても残念でした。
    父親の病室の外でのセイチャンの言葉に思わず涙してしまいました。
    さて次も読まないと、10月には新書も出るんですね、予約注文始まってますが、楽しみです。

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    2015年09月01日
  • ロマの血脈 下

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    ネタバレ

    前作三編も面白く、シグマフォースシリーズ大好きです。
    今回は、私の興味のある予知能力とか、占いとか、ワクワクする内容でした。

    私の回りにもそういう類いの人いるし。

    また、放射性物質の汚染問題は、我が国でも抱えている問題でもあります。

    もうね、ワクワクドキドキしながら読みましたよ。
    終盤は悲しくて、切なくて、愛おしくて、寝ながら読んでいたので、枕がビショビショに・・・・・・・
    いやぁ子供が絡んで来ると弱いですわ。
    ラストはびっくり、やっぱりそうなんだぁー

    それにしても、ここに書かれているものが、かなり事実であったりすると、我が国は大丈夫なのかと不安に思ってしまうね。

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    2015年06月24日
  • マギの聖骨 下

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    やはりこうした冒険活劇のシリーズ物はどうしても読みたくなる。読み始めは、登場人物たちも若めだし、シドニイ・シェルダンなんかのような軽めの内容かとも思ったが、読み進むにつれて、テーマはかなり重厚だし、心理描写も結構深い部分まで掘り下げられているように感じた。どんでん返しも多々用意されて飽きさせない。
    スティーブンハンター作品のような、年輪を感じさせるような渋味のようなものはないけれど、手に汗握るようなスピード感が魅力だと思う。

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    2015年06月11日
  • ギルドの系譜 下

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    ネタバレ

    ジェームズ・ロリンズによるシグマフォースシリーズ第7弾下巻。
    ギャント大統領の娘・アマンダ奪還作戦はドバイへと舞台を移す。アマンダの奪還をはかる勢力はすでに駆逐されたと思わせてグレイたちはアマンダが幽閉されていると思われる建物に侵入する。一方、別の側面を調査していたリサとキャットがとらわれの身となってしまう。そして、いよいよギルドの中枢を脅かすことになるシグマとなりふり構っていられなくなってきたギルドの生き残りをかけた戦いが幕を開ける。
    物語は終盤、さらに衝撃の展開を見せる。この展開は予想していなかった。アマンダとその子を狙っていた真の血筋、そしてセイチャンの出生の秘密。これが明かされ、大き

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    2015年05月26日
  • ギルドの系譜 上

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    ネタバレ

    ジェームズ・ロリンズによるシグマフォースシリーズ第7弾上巻。
    前作のラストに明かされた衝撃の事実をより深く追っていくことになる物語は、ギャント大統領の娘が誘拐されるシーンで幕を開ける。なぜ大統領の娘が誘拐されるのか、娘は何におびえて偽造パスポートを使ってセイシェルまで逃げてきたのか。謎は深まるばかりだが、娘の奪還のためにシグマの面々が動き出す。
    これまでのシリーズとは異なり、歴史的遺物を探索しながらの謎解きとアクションを織り交ぜた知的冒険小説というよりは、ギルドという組織とシグマとの全面対決に的を絞ったアクション大作といった赴きを呈している。その中にも当然作者らしい、現代のテクノロジーで実現可

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    2015年05月26日
  • ギルドの系譜 上

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    アメリカ大統領の娘が誘拐された。妊娠中だった娘は何者かの警告を受けて逃亡中だったにもかかわらず、夫を殺され拉致される。誰が何の目的で? そしてシグマフォースとギルドの、存亡を賭けた闘いが始まる。

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    2015年05月04日
  • ウバールの悪魔 下

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    相変わらずのスリリングな展開と謎を最新の科学で解き明かす、独自のストーリー。毎シリーズ、設定が異なるので、飽きずに、読める。

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    2015年03月16日
  • ジェファーソンの密約 下

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    ネタバレ

    ジェームズ・ロリンズによるシグマフォースシリーズ第6弾の下巻。
    舞台はユタ州からアイスランドときてついにイエローストーン国立公園にたどり着く。ここは日本の富士山と同じように定期的に噴火を繰り返してきた火山地帯で、前の噴火から数えていつ噴火してもおかしくない状況になっているという。この事実を踏まえてナノマシンによる地盤の崩壊が地球規模の災厄を招きかねないスリリングな展開を用意するあたりはもはや作者の視点に脱帽の感すらある。
    一方で訳者あとがきにもあるように、主役であるはずのグレイよりも司令官ペインターの活躍が目を見張る。ギルドの工作員・ラフの周到な計画に翻弄されながらも常に先を読み、抜きつ抜かれ

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    2015年02月20日