ジェームズ・ロリンズのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ"ネタバレ感想
南極大陸の地下では、独自の生態系を持つ広大な世界が・・・
著者の巻末の解説では、南極にあるロシア基地近くにあるヴォストーク湖に触れている。
この湖は長年氷河に隠されていたが1960年代後半から1970年にかけて行われた上空からの氷透過レーダーによる調査によって存在が確認されたものらしい。本書を読むまで私は知らなかった。現在も調査、発掘が続けられているそうだ。
また、本書に登場する仮説で興味を持ったのが、「パンスペルミア説」だ。
隕石の衝突によりこの惑星に運ばれてきた生命体の種が地球上の生命起源だという説。南極大陸にあるウィルクスランド・クレーターは、地球上の生命大絶滅(三度目)を引き起こしたといわれている(約二億五千万年前のペルム紀末)。直近では約六千五百万年前の白亜紀の大絶滅(恐竜が絶滅)がある。私たちの起源が宇宙からのものかどうかわからないが、地球上にいまだ発見されていない生物がいたとしたら、宇宙からのものかもしれない。人間にとっては極めて厳しい環境でも生きているかもしれない。深海や高温多湿な火山内などに。
本書の原題は「The 6th Extinction」。地球環境を守るために、6度目の大絶滅を加速させ現在の文明を無にすべく、自らの知力、財力を使ってたくらむ人物を描いている。
合成生物学、XNAなども気になる分野で、人類の未来に影響を与える科学技術のひとつだろう。
この分野の書物はあまり紹介されていなかった。
既に、シグマフォースシリーズでは、次作「イブの迷宮」が発売済み。
早速読み始める。" -
Posted by ブクログ
"シグマフォースシリーズからのスピンオフ作品。一度登場した元陸軍レンジャーの隊員タッカーとその相棒であるシェパードのケインとのコンビ。
ひょんなことから、またシグマの活動の手伝いをする羽目に。
植物の起源に迫る。
スタイルは、シリーズと同様、過去の出来事が最初に語られ、現代の物語が始まる。
isp細胞と同様、植物の万能細胞が現代に存在しているという。地球上に最初に生まれた植物の細胞からすべての種が生まれたとすると、その最初の植物の細胞は、どの植物のものにもなれる細胞を持っているということらしい。
ただ、地球上で最初に生まれた植物が育った環境は今とは全然違う。
過去の気候では生き残ることが最優先とされ、今のような穏やかな気候では攻撃的すぎる植物らしい。
果たして、その謎に迫ることができるのか?下巻が楽しみ。" -
Posted by ブクログ
"ジェームズ・ロリンズさんのシグマフォースシリーズは、毎回歴史と科学を融合させた冒険活劇で読者を楽しませてくれる。
今回は、いつもの主人公ではなく、上官として登場しているペインター・クロウがまだ若かりし頃の話。
いつもは、グレイソン・ピアースを中心に相棒のモンク・コッカリス、キャット・ブライアントらの活躍が見れるのだが、今回は今のところ登場はしていない。
その昔、落下した隕石で作られた遺跡が破壊された。場所はイギリスの博物館。その謎を解明するために、砂漠の中に埋もれて消えたといわれているウバールという都市を探し出す。
連休中の楽しみの一つ。早速下巻を手に取ろうと思う。"