ジェームズ・ロリンズのレビュー一覧
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"科学とミステリーとアクションを見事に融合した作品。著者の得意分野。
元グリーンベレー(米陸軍特殊部隊)、野生動物を監視しているアラスカ魚類野生動物庁監視員が主人公。
神戸への出張道中で楽しみました。"Posted by ブクログ -
"映画向けの作品。最後まで手に汗握る展開。一気に最後まで読まずにはいられなかった。
国家の論理で突き進むCIAは決してヒーロー的に描写していないこともこの小説の面白いところかなぁ"Posted by ブクログ -
今回のお話は、人間は未来を見ることができるのか?脳の能力、遺伝子のなぞを絡めて、シグマフォースという機関の生い立ちの謎も追いかける。さぁ下巻を手に冒険の続きを読もう。Posted by ブクログ
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シグマフォースシリーズ外伝・
タッカー&ケインシリーズ、2作目。
今回の敵はドローン。無人飛行による攻撃が可能、というイメージは漠然と持っていたものの、その進化は想像を遥かに超えたものに。災害時など平和目的に利用される分にはいいけれど、軍事目的にとなると、相当の脅威となってしまうのが哀しい。ここま...続きを読むPosted by ブクログ -
Σシリーズの第九作目。
毎回、事実とフィクションとの境目が分からなくなるが、今回は特に「これが事実だったら…考えるだけでも恐ろしい」って思った、南極大陸の「影の生物圏」の生物達に衝撃を受けた。でも、カリフォルニアの軍事研究施設から流出した驚異的な有害物質も、南極大陸の「影の生物圏」の生物達も、同じ方...続きを読むPosted by ブクログ -
プロローグ/第一部 人探し/第二部 追撃/第三部 ホワイトシティ
知人の捜索を頼まれたタッカー。ケインを連れての調査中に襲撃してきたのは戦闘用ドローン。黒幕はだれ?
空飛ぶおもちゃにしか見えないドローンのイメージだったのに、それぞれの属する世界で利用方法を考えるのね。戦闘には使って欲しくな...続きを読むPosted by ブクログ -
第三部 ホワイトシティ(承前)/第四部 煙幕/第五部 敵陣突入
アラン・チューリング、コンピューターの父とも呼ばれる彼がもたらしたしたものは平和か、新たな争いか
素手の争いが武器を使うようになり、石や木の枝が刀へ、鉄砲へ、爆弾へ、いよいよ目に見えない部分がある電子の争いになるのか。なんかい...続きを読むPosted by ブクログ -
現在も精力的に創作活動を続けている精鋭の一人ジェームズ・ロリンズ2003年発表作。SFホラーの要素に冒険小説的な活劇をふんだんに盛り込んだスリラーで、著者の迸るエネルギーに満ち溢れた力作だ。恐らくロリンズは、〝読者をいかに楽しませるか〟というエンターテインメント性について相当探究したのだろう。その筆...続きを読むPosted by ブクログ
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Σシリーズの外伝で、タッカー&ケインシリーズの一作目。
ギルドの系譜で登場したコンビが、主役となってシリーズ化。
LUCAという、全ての植物の元でもあり、万能薬にも生物兵器にもなりうる可能性を秘めた植物を、時代を超えて復活させようという、善人と悪人との戦い。
相変わらず、科学と歴史の要素が満載で、毎...続きを読むPosted by ブクログ