ジェームズ・ロリンズのレビュー一覧

  • シグマフォース外伝 タッカー&ケイン 黙示録の種子 下
    シグマフォース外伝、タッカー&ケインシリーズ、第1弾。

    「ギルドの系譜」で登場した元陸軍レンジャー部隊隊員とその相棒の軍用犬コンビが主人公。訳者あとがきにあるように、複数の流れが同時に進行していく本編シリーズと違って、この外伝シリーズは主にタッカー&ケインの視点だけで進んでいくので、随分と読みやす...続きを読む
  • ダーウィンの警告 下
    シグマフォースシリーズ、10作目。

    「ギルドの系譜」から登場しているシグマ隊員のジェイソンの出自が今作で明らかに。今作のテーマである第6の絶滅を引き起こそうとする遺伝子組み換え的な話の流れは人口抑制を狙った「ケルトの封印」に近いかな。量子力学的な話より生体科学的な話の方が私的には理解し易かったので...続きを読む
  • イヴの迷宮 上
    ミッドナイト・ウォッチ
    コワルスキの意外?な一面が見えて面白かった。

    イヴの迷宮(上)
    人類の進化について解かっていないことが多い。知的好奇心からその謎を解こうとする人たちと、一国のため軍備増強のために答えを求める人たち。すべての人の未来を明るくする利用の方が良いと思うのだけれど。
  • ギルドの系譜 下
    ギルドとの戦いに終止符も打てたし、シリーズはもうここで完結でよいのではないでしょうか。不死の話は興味深いが、自分がそうなりたいとは思わないな。
  • ロマの血脈 下
    読書録「ロマの血脈(下)」4

    著者 ジェームズ・ロリンズ
    訳 桑田健
    出版 竹書房文庫

    p62より引用
    “この男は自分が世の中のために必要なこと
    をしていると強く信じており、間違った行い
    は何一つしていないと確信している。相手の
    意見を聞き入れようとしない、狂信的なまで
    の信念だ。”

     機密部...続きを読む
  • イヴの迷宮 上
    待ってました。
    久しぶりのシグマフォースシリーズ。
    前回の本で、次回の本がいつ頃出るとかわかっていたので、目を皿のようにして待ってました(笑)

    動物はだめよぉ~~

    タッカー&ケインもそうだけど、動物にはからきし弱い。
    もう健気で愛おしくて・・・
    今回はバーコというゴリラだ。
    賢くて、優しくて・・...続きを読む
  • ナチの亡霊 上
    読書録「ナチの亡霊(上)」4

    著者 ジェームズ・ロリンズ
    訳 桑田健
    出版 竹書房文庫

    p142より引用
    “ 密猟者が関与していたら、角を残してい
    くはずがない。サイの個体数が今でも急速に
    減少している最大の理由の一つは、その角に
    ある。角の粉末は、アジアの市場では勃起不
    全の治療薬として売られ...続きを読む
  • ケルトの封印 下
    いつものように、スリリングでハリウッド的な展開が楽しめた。セイチャンの件も落着。
    ただ、古代の遺跡の隠し部屋の機構が精密すぎるきらいが。何千年もたってそれが稼働するとは思えないなあ。
  • ギルドの系譜 上
    先読みはいけないのだが、本作を読んでいるとシグマフォースの終焉が近づいているような気がする。僕であれば次回作が終焉なのだが、本作後に3作品あることからホッとする感はあるのだが、嫌みのような才能には嫉妬する。

    合衆国大統領の娘とその孫が誘拐され、捜査に飛び込むシグマの面々。久しぶりに母親から隊員に戻...続きを読む
  • ギルドの系譜 下
    先読みはいけないのだが、本作を読んでいるとシグマフォースの終焉が近づいているような気がする。僕であれば次回作が終焉なのだが、本作後に3作品あることからホッとする感はあるのだが、嫌みのような才能には嫉妬する。

    合衆国大統領の娘とその孫が誘拐され、捜査に飛び込むシグマの面々。久しぶりに母親から隊員に戻...続きを読む
  • ケルトの封印 上
    夢中になりすぎて1週間のうちにほとんどの作品を購入。ハードカバーでないのは残念だが本棚に入れる価値のある作品は大歓迎だ。

    本当にボーンシリーズのロバート・ラドラムにはまって以来の外国人作家に夢中になった。ジェームズ・ロリンズの作品は本当に緻密で面白い!ただ完全に理解するにはPCの前で検索しながらで...続きを読む
  • ケルトの封印 下
    夢中になりすぎて1週間のうちにほとんどの作品を購入。ハードカバーでないのは残念だが本棚に入れる価値のある作品は大歓迎だ。

    本当にボーンシリーズのロバート・ラドラムにはまって以来の外国人作家に夢中になった。ジェームズ・ロリンズの作品は本当に緻密で面白い!ただ完全に理解するにはPCの前で検索しながらで...続きを読む
  • チンギスの陵墓 下
    Σシリーズの第八作目。
    ギルドとの戦いを終え、セイチャンのルーツを辿る旅から、地球の危機を救う旅に繋がっていく展開。今回の歴史的な要素はチンギス・ハンやフン族のアッティラ王の遺産に関わるもので、特にチンギス・ハンの遺伝子が世界の200人に1人に存在しているという話には驚かされた。
    ただ、科学的な要素...続きを読む
  • 地底世界 サブテラニアン 上
    南極の地下洞窟で謎の生物と戦ったり、古代人と出会ったり。
    面白くて一気読み。ツッコミどころもあるけど勢いで読めるエンタメ度高い作品。
    でもこの作者はロマンス無理に入れなくて良いとおもう。アクションだけで充分面白い。
  • ギルドの系譜 下
    今まであれほど伏線を張り続けてきたけど、全部がすっきりと回収されていないような気がします。
    もう一度シリーズの最初から読みなおすとすっきりするかしら?
    黒幕がなぜあんなにバレずに力を維持できたのかよくわからないし、真の血筋の定義も今ひとつ釈然としなかったです。
    世界中に広がり、深く権力に根ざして力を...続きを読む
  • ジェファーソンの密約 下
    それまで断片的な情報のみだったギルドの実態が前作からようやく繫がりはじめ、今回重要な結論を導くに至る。
    真の血筋の正体を導きだすのに必要な設定だったのかもしれないが随分と飛躍した内容だったと思う。前回ギルドはエジプトに拘るということが判ったが、今回はユダヤの失われた士族。
    あとで振り返ってみると、ト...続きを読む
  • ナチの亡霊 上
    二作目なので、登場人物にもなじみが出てきた。あいかわらず、進化のコントロールとか、ルーン文字とか、好奇心をくすぐるツボを心得ている。しかし、ヒマラヤ、ヨーロッパ、南アフリカと3か所で話が進むので、じれったいことこの上ない。
  • マギの聖骨 下
    読書録「マギの聖骨(下)」4

    著者 ジェームズ・ロリンズ
    訳 桑田健
    出版 竹書房文庫

    p148より引用
    “「不思議なことに、砂時計が発明されたの
    は、機械仕掛けの時計が最初に世に現れたの
    と同じ頃だ。ほんの七百年ほど前のことなん
    だよ」”

    目次から抜粋引用
    “アレクサンドリア
     スフィンクス...続きを読む
  • チンギスの陵墓 下
    シグマフォースシリーズ、8作目。

    前作でギルド壊滅がなされ、今作からまた新たな展開が始まるのかしら、なんて悠長に構えていたら、まさかの、、、。モンクも帰って来て、今後もメンバー誰一人欠けないことを願っていたばかりだったのに(涙)。アッティラ王やチンギス・ハンなどの遺物と彗星がもたらすダークエネルギ...続きを読む
  • ギルドの系譜 下
    シグマフォースシリーズ、7作目。
    ギルド三部作の最終編。

    漸くギルドとの対決も決着が。これで本当にギルドが完全壊滅なるのか、最後は割と呆気ない感じで終わってしまったように思ったが、途中のくだりはいつものようにアクション描写、科学的・歴史的事実の描写が満載で読み応えがあり、面白く読めた。シグマフォー...続きを読む