ジェームズ・ロリンズのレビュー一覧

  • ユダの覚醒 下

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    シグマフォースシリーズ。グレイの家ににギルドのスパイ、セイチャンが傷を負って転がり込んできた。シグマフォース本部に連行しようとしたがギルドの殺し屋が妨害する。グレイの両親も巻き込み、グレイはセイチャンを連れて逃亡する。またインドネシアで奇病が蔓延しモンクとリサが派遣される、そこにギルドが乱入してくる。
    相変わらず歴史と科学を上手く融合させている。少し落ち着いたとはいえ今現在コロナ禍であることを考えると感慨深い。またセイチャンもメインキャラに昇格し、ギルドとの戦いも本格化した。最後まで面白かったが、本作では歴史と科学が最後の方まではっきり別れており、わかりやすく読みやすいがプロットの単調化がマン

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    2023年08月24日
  • ナチの亡霊 上

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    シグマフォースシリーズの第二弾。コペンハーゲンで開催されるオークションの品物について調査する主人公グレイとネパールの僧院にて謎の奇病を調査する司令官クロウのダブル主人公で物語は進む。
    量子論や進化論を交えてナチスの残した科学を解明しながら2人を襲う謎の暗殺者達の目的を探る。また前作から登場しているキャラの恋愛関係にも転換が見られる。
    映画のようなストーリーで最後まで一気に読んだ。面白かったがネパールでのクロウの話しはまた別の機会ですれば良かったのにと思う。場面が頻繁に変わり、そのせいでとても長く感じた。

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    2023年08月15日
  • マギの聖骨 上

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    シグマフォースシリーズ。ドイツのケルン大聖堂で大量殺人が行われた。犯人達は大聖堂に保管されていたマギの聖骨を奪っていた。犯人の正体と聖骨の真の力を殺しの訓練を受けた科学者達が追う。
    謎解きとアクションが交互にやってきて退屈させない映画のように構成されている。科学と宗教史にも興味を持てるエンタメ作品。登場人物が少ないので敵の黒幕はすぐにわかった。

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    2023年08月02日
  • ウバールの悪魔 上

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    シグマフォースシリーズ。英国博物館で爆発が起きた。落雷が原因と思われたが、古代の遺物、その中の反物質が原因らしい。DARPAの特殊部隊シグマフォースのペインタークロウはそれらの調査に英国、またオマーンに赴くことになる。
    以前から興味のあった長編シリーズに手を出す。内容としてはインディージョーンズに近く、それをオマージュして人物を登場する。眉唾な古代の技術を現代の科学で説明している。アクションを豊富でエンタメものとしてとても楽しめた。

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    2023年07月24日
  • マギの聖骨 下

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    上巻の続き。

    秘密結社ドラゴンコートの野望を食い止めるため、米特殊部隊シグマフォースがヨーロッパ各地を舞台にキリスト教や世界七不思議に絡む謎を解き明かしていく。歴史的遺物に隠された秘密はなんだかややこしいし、最新科学にもとづいた考証は難しいことがいっぱい。でも、そんなことはどうでもいいのだ。次々に起こるトラブルと敵の襲撃、まさかの内通者、アクションシーンの連続は読み応え十分。

    敵のリーダー・ラウル、いいからやっちゃえよとは何度か思った(笑)

    最終的な謎の解明にはじゃっかん物足りなさを感じたけど、次の話も読んでみたい。

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    2023年02月25日
  • シグマフォース シリーズ⑮ ウイルスの暗躍 下

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    今の世界があるのはウイルスのおかげとも言えるらしい。ということは、栄えるのも滅ぶのもウイルス次第なのだろうか?人と同じような判断基準や決定がされるとは思えないので、なるようにしかならないと思っておこう。
    さて コロナはどうなって行くのだろう、別のものが現れるのかドキドキしながら見ていよう

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    2023年02月21日
  • マギの聖骨 上

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    米国特殊部隊シグマフォースの活躍を描くシリーズ1作目。

    独ケルン大聖堂からマギの聖骨が盗まれる。マギは、聖書に登場し、キリスト生誕を伝えたという三博士のこと。ヴァチカンから依頼を受けた米国特殊部隊シグマフォースが事件の解明に取り掛かる。

    「ダ・ヴィンチ・コード」や「インディ・ジョーンズ」「007」シリーズを合わせたような内容。

    キリスト教に起因する神秘的でどこか怪しい雰囲気の中、最新科学兵器やガジェットを使ったアクションシーンが映画を見ているように展開される。

    主人公は頭脳明晰で運動神経バツグンのアメリカンなイケメン。ヒロインは知的で行動的なイタリアンな美女。悪役はいかにも悪役っぽく、

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    2023年02月16日
  • シグマフォース シリーズ⑮ ウイルスの暗躍 上

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    ウイルス この小さくて複雑で大きな役割を持つもの。これを自分の利益のために使おうとするのは人間しかいない。今の地球には。コロナにも陰謀説があった気がする。
    愚かなのはやはり 人 なのかな

    ケインに会えて嬉しかった

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    2023年02月14日
  • シグマフォース シリーズ⑮ ウイルスの暗躍 上

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    シグマフォースシリーズの最新作。今回のテーマはウイルスだ。コンゴ民主共和国のジャングルで発生した奇病の調査にシグマフォースの隊員が駆けつける。だが、国連の支援キャンプに何者かが襲撃、一部の患者と医師を拉致していく。彼らは何者で、何が目的なのか?という物語だ。この感染症がウイルスによるもので、人間や動物に感染し、激しい症状を発する。
    組織の目的を追うのと感染症の治療方法を模索するのと、謎を追いかける隊員等。
    続きは下巻へ。

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    2023年01月18日
  • エデンの祭壇(下)

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    海外ミステリーにどっぷり浸って楽しみました。
    著者の作品は生物学、人類学、遺伝子工学、化学など専門的知識がたくさん盛り込まれながら実在の組織もあって、時々いろんなことを想像して怖くなるときがある。

    遺伝子操作によって産み出された命の未来には何が見えるのかーー。
    倫理の問題とか非人道的とか色んな思いが頭のなかをグルグル。秘密裏に行われている研究にゾッとします…。
    著者の作品を読んでると、いつも映画を観ているような気分になる。
    ちょっとしんどい場面もあったけど一気読み。
    面白かったです。

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    2022年08月22日
  • シグマフォースシリーズ12 スミソニアンの王冠 下

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    ネタバレ

    Σシリーズの第十二作目。
    今作のテーマはΣの本部があるスミソニアンキャッスルのルーツであるジェームズ・スミソンが発見したという恐ろしい生物と、その生物を使って世界を牛耳ろうとする日本の組織との戦い。
    とにかく、スズメバチとそれに襲われた人の描写がリアルすぎてエグい。映像を見たわけじゃないのに、想像の絵が頭に残るほど。もちろんストーリーもいつもどおり面白くて、最初から最後まで飽きさせない展開。
    スズメバチに襲われたレギュラーメンバーが、最後には助かるはずだと信じて読み続けて、結果は…。
    あと、グレイとセイチャンの関係が良いんだなあ。最後のオチは想像がついたけど、それでも次作が楽しみになったのは間

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    2021年09月10日
  • アイス・ハント(下)

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    野性動物庁監視員のマット、その元妻でイヌイットを父を持つ保安官のジェニファー。
    二人は北極にあるグレンデル・アイスステーションに隠された謎とアメリカ、ロシアの思惑に翻弄される。
    エスキモーの村消失、氷島が溶けた後の地球、第二次世界対戦当時秘密裏に行われていたこと。
    他の作品でも思いましたが、どこまでが事実で虚構なんでしょうか?

    視点が次々と変わり、今回も最初から最後まで手に汗握る展開でした!
    いつもながらストーリー展開の中での科学的、動物学的内容も興味深い♪
    読み応えたっぷりで面白かったです。

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    2021年06月09日
  • シグマフォース シリーズ⑭ タルタロスの目覚め 下

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    ネタバレ

    毎度ながらおもしろかった。

    ギリシャ神話はいじりがいがあるなあ。

    コワルスキが!シリーズ随一のお笑い担当が!ヤだよぅ~!がんばれ、いつものキミのむちゃくちゃな展開でフラグなんてぶっ飛ばせ!!

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    2021年06月08日
  • シグマフォース シリーズ⑭ タルタロスの目覚め 上

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    グリーンランドの氷河から9世紀の船が見つかるところから物語が始まる。
    シグマフォースシリーズ最新刊が、書店に平積みされていたのを目にして手にとった。
    このシリーズは、歴史と科学を融合した冒険活劇が楽しめる娯楽作品。今回のテーマはホメロスの叙事詩『オデュッセイア』。この叙事詩にかかれていたことが、実際に起ったことであったとしたら?この謎に沿って物語が進んでいく。上巻はグレイとキャットが苦戦を強いられる展開。事態は悪い方に向かっている。今後の展開が気になるところで上巻が終わる。早速下巻を読み始めよう。

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    2021年06月05日
  • シグマフォース シリーズ⑭ タルタロスの目覚め 下

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    ヘラクレス タルタロス プロメテウス

    古代にあって今は失われた物や技術を持ち出すことが今の世界を損なうことになるなら、それを持ち出すことはいけないと大きな声で言おう。エレナの父の不気味な警告を認めるのは嫌だから

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    2021年05月20日
  • シグマフォース シリーズ⑭ タルタロスの目覚め 上

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    イリアス に オデュッセイア
    雰囲気しか知らない叙事詩からの物語は付いてい行くだけで精一杯。馴染みの方々に新しい方々、裏切り者に敵対勢力。終末から始まる新しい世界を待ち望む人々に対して手助けをしてくれる人々もいる。目の前にある恐ろしい古代の異物などなどにドキドキしながら読み進む。

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    2021年05月19日
  • シグマフォース シリーズ⑭ タルタロスの目覚め 下

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    ネタバレ

    シリーズ15作目。相変わらず安定的に面白い。作者のテーマ設定の旨さにいつも驚かされる。今回のテーマは、ホメロスの抒情詩『オデュッセイア』と『イリアス』。古代ギリシアのミケーネ、エジプト、ヒッタイトという三代青銅器文明が忽然と歴史から消えたのは、第三者(国)が三つの国(文明)を攻め滅ぼしたからだという説があることを初めて知った。本作ではその国は驚くべき高い技術を持ち、新しいエネルギーをも持っていたされ、終末思想に犯された狂信者集団が世界に終末をもたらすために、その技術を手に入れようとする。                     コワルスキに幸せが訪れたのに、彼が病に犯されているというシーンで終

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    2021年05月09日
  • 地底世界 サブテラニアン 下

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    まるで1本の映画を観ているよう。
    南極地下深くの洞窟が舞台。アシュリー率いる調査チームの行方をドキドキしながら読みはじめ、スピード感のある展開に上下巻一気読みの勢い。
    臨場感もすごくて、未知の生物や洞窟内の地質学的な描写も場面が目に浮かぶようですごかったです。
    後半の展開に「これ終われるの?」と思いましたが、いや~お見事でした。
    読み応えもあって面白かった。

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    2021年02月20日
  • マギの聖骨【上下合本版】

    購入済み

    マギの整骨

    面白かった、スピード感がすごいね!

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    2021年01月04日
  • シグマフォースシリーズ12 スミソニアンの王冠 上

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    シリーズ12作目
    スミソニアンの創立の話と虫(蜂)の結びつきが面白い。
    蜂の表現が無性に気味が悪いけど、、、

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    2020年12月10日