和泉桂のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
同人誌掲載の中華風ファンタジー3本+書き下ろし「蟲蝶の殉情」1本の短編集です。
和泉センセの作品は久々です。やはり笠井あゆみセンセのイラストの威力はハンパありません。購買力をあおる力がありますね。
表題作は、聯の王女で「毒姫」と呼ばれている苓鈴が謀反の首謀者である美丈夫の神開に囚われ、自らの身体を満たす毒で彼を殺そうとするけれど、なぜか毒がまったく効かなくて…という、どこかで読んだ気がする話でした。
BLファンタジーには欠かせない、ツンデレ姫です。神開もカッコよくて、キャラの魅力がしっかりしていたので既視感があっても楽しく読めました。
苓鈴が神開を殺してやると頑張れば頑張るほど、エロかわにな -
Posted by ブクログ
ネタバレ清澗寺家シリーズ第二部3作目。
待ちに待った真打登場、貴郁編です。
清澗寺の血を引いているにも関わらず、あの微妙に陰気で
地味で存在感の薄い貴郁が、一体どんなめくるめく世界を
見せてくれるのかと思ったら!
あとがきで和泉さんがおっしゃってる通り、一番清澗寺
らしい淫蕩っぷりでした。
パパとはまた種類の違う淫らさですが、普段との落差が
激しい分、より凄く感じます。
3P設定があまり得意ではないので評価は★3ですが、
挿絵が安定して美しすぎるので、苦手でも楽しく読めました。
義父、義兄と関係を持つという、何だかもう倫理観が
音を立てて崩れ去りそうな設定なのですが、そもそも
貴郁の存在自体が倫理 -
Posted by ブクログ
ネタバレ清澗寺家シリーズ第二部です。
親世代からバトンタッチし、終戦後の子供世代へ。
鞠子の双子の子供である、弘貴と泰貴のCPが同時進行。
清澗寺家の養子として和貴に育てられ、純粋培養で育った
弘貴と、家族と離ればなれになり、生きる為には身体を
売らなければいけなかった故に擦れてしまった泰貴。
あまりの境遇の違うふたりが再会し、清澗寺家で一緒に
暮らすことになったのですが、自分に与えられるかも
しれなかったものを、全て当たり前のように享受してきた
弘貴に憎しみを覚える泰貴が、もうなんというか……。
双子それぞれが恋をするのですが、純粋培養な弘貴は
健気で素直で確かに可愛い。
いじらしくって、人を疑う -
Posted by ブクログ
ネタバレ清澗寺家シリーズ番外編。
1作目でお兄ちゃんに袖にされた浅野さんが、赴任先の
上海で敵方の頭的男と関係を結ぶという話。
うぅぅん……。
糖分ゼロというよりも、もの凄く不毛な関係です。
愛と憎しみは紙一重とはいいますが、これって愛なの?
憎しみなの?
というよりも、いつ愛しちゃったのかも、いつ憎しみが
沸いちゃったのかもよく分からなかったというか……。
樋口くんが可哀想だったな、とかそっちの方に目が
行ってしまって。
結局ラストもモヤモヤ感だけが残り、いまいち萌えず。
どっちかというと、伏見のおじさまと、和貴の過去編に
転がり回ったんですが。
パパが大物すぎてもうどうしようかと思いました。
登 -
Posted by ブクログ
ネタバレ清澗寺家シリーズ3作目
ついに三男坊までもが男色の道まっしぐら。
この家の行方がある意味心配です笑。
一族総ホモ状態に陥ったわけですけども、お相手はイタリアの
元大貴族様でした。
上二人に比べてぱっとしない三男坊の美徳は、その素直さ
だと思いますが、お相手の攻は清澗寺家に一族を滅ぼされた
(正確には冬貴様の色気に勝手に身を持ち崩した)ことで
復讐のために三男坊に……みたいな展開です。
素直な気性である三男坊が、疑心暗鬼になる姿がいたたまれない。
作中でも語られてますが、まるでロミジュリ。
前2作と違って甘いロマンス風味なので、ちょっと物足りないです。
というよりは、お兄ちゃん達が色んな意味で -
Posted by ブクログ
ネタバレ清澗寺家シリーズ2作目。
パパによく似ているらしい次男坊のお話でした。
ヤンデレ×ツンデレ=SMという構図といいますか……。
いやー……なんというか、読後どっと疲労感が押し寄せて
きました。
大半のシーンが桃色なんですが、そこに愛があるかどうか
いまいちよく分からないまま終盤まで引っ張られます。
個人的に攻の性格があまり好きではないタイプなのですが、
次男坊があまりのツンデレで、なかなか攻になびかない
姿にニヤニヤしてました。
無自覚に攻の逆鱗に触れるたびに、性懲りもなく調教され、
身にまとった頑丈な鎧を徐々に剥がされていく様は見物です。
最後にちょっとだけデレた次男坊が凄くいじらしいので、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今更ながら手を出しました清澗寺シリーズ。
そして単体なら初読みの和泉さん。
時代物、ファンタジーもの大好きなのに、なぜか手を出して
いなかった有名作ですが、漸く重たい腰をあげて一気読み
してみようかと……。
大正時代の没落家族の長男受でした。
お相手は使用人の息子なんですが、全体的に漂う退廃的な
空気感がなんとも言えません。
幼い頃の約束を後生大事に胸にしまい続けてきた受が、
悲劇の別れから偶然に攻と再会。
でもお相手は社会主義運動に手を染めており、自分は
軍人という立場上、それを見過ごすことはできないという
何とも胸苦しい展開です。
何とか攻を逃がしたいという思いから、同窓の憲兵に
情報 -
Posted by ブクログ
全体的には可愛い話だったんだけど、どう読み進めても攻めが攻めっぽくなくて。
受けだったよね?元々きっと受けだよね?!って言いたくなる感じだったから、なんだか違和感。
話は攻めが高校生、受けが幼稚園?の時に親に連れられて行った学園祭で迷子になって助けてくれたメイドさんにもらったココアが美味しくてカフェを始めたいという思いを描くんだけど・・・・
そのメイドさんが男子校なのでやっぱり男で。
実はそのメイドさんが攻めだったていうオチ。
あんまこのくだりはそんなに重要じゃないんだけど。
出会いは最悪だったけど、偶然会って話すようになって交換条件で偽装恋人役を攻めが受けにお願いして、どんどんお互い惹 -
-
Posted by ブクログ
ネタバレう~ん、ちょっと流し読みしてしまった・・・。
上流階級と流浪の2人が入れ替わって、しかもその流浪の方:ルネが悪ど過ぎてちょっと嫌悪。
それにもともとつかえてた執事がいけ好かなすぎて。。。。
ただ、メインのジルとダニエルのやり取りが辛いながらも前向きで、ジルが生きるために前を向くさまや、それにほだされなんだかんだ世話を焼くダニエルがイチャコラするのは良かった!
スピンオフかな?ルネと執事のやつもあるみたいだけど、読む気にならないのでこれはこれでお終いでいいかなぁと。
最後はジルとダニエルが甘くて、それで満足したということにした! -
Posted by ブクログ
ネタバレ☆4に近い3
うん、溺愛ww
最初はちょっと読みずらい感じだったけど、読んでいくうちに言いたいことや情景が浮かびやすくなった。
フランス人の貴族の血を受け継ぐパーフェクトなシリルと何もかも普通で取り柄は本好きなところな和利。
ちょっと和利がツンデレと言うよりツンツンが多すぎてう~っとなったけど、最後の最後にちょっとデレてるので良し!
しかし、シリルが甘々の溺愛っぷりだったから、それだけでも楽しかった。シリルがフランスに戻ってちょっとドタバタした感じで話が盛り上がったけど、それが無かったら和利のツンツンばかり目立ってたかも。
サラッと読むにはいいかも! -
Posted by ブクログ
伯爵家次男&建築家 X 小作農の子供 年上攻&年の差
小田知里は、女衒(ぜげん)の手から逃げ出したところを、富裕な広瀬伯爵家の次男・秋成に救われる。だが、知里は広瀬の傲慢でシニカルな態度に素直になれず、彼の愛人として屋敷に暮らすことになる。性について未熟な知里に、広瀬は夜毎快楽を教え込んでいくのだが……
時代は明治、鹿鳴館が華やかだったころのお話し。
いわゆるBL的マイフェアレディー?(笑)
和泉さんの文章はやっぱり読みやすくて分かりやすい。
話し自体にはあんまり目新しさはないけど、
佐々さんのイラストでポイントアップかな。
攻・広瀬は伯爵家の次男で、
ある事がきっかけでやる気のない放蕩 -
Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
和貴の養子・貴郁は、生きている実感がわかず、自分を抑え込みながら過ごしていた。そんな貴郁の元に、縁談話が舞い込み…!?
***
評価としては★3.5といったところですかね。
他の清澗寺シリーズが未読だった為、最初こそ登場人物の多さに混乱しかけましたがそれでも問題なく読めました。
ただ、とにかく内容が濃い!濃いのが好きな自分でもあまりに濃過ぎて読んでいる内にお腹が一杯になってしまい、それこそ休み休み読むのがやっと…。
読み終わった今では暫く濃いBLは遠慮したいかな…と思ってしまうほど。
内容の8割…いや、9割はえっちしてます(笑)
本当に、受けがド淫乱過ぎて吃驚しました。
そ