佐々成美のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ平安時代大好きな私にはドンドンピシャリ!とりかえばやが好きで、BL的にもおいしいよね〜そういえば 平安BLってあんま見ないな〜と思って検索かけて行きつきました。
貴公子の求婚も楽しみ!
感想ですが。
とりあえず開いて、2段組か...ボリュームに怖じけそうになるも意外とサクサク読めました。
だからって時代考証が適当ではなくて、学生時代の知識とGoogle使いながら平安を思い浮かべて...
中盤ぐらいまでは、各人の単衣の色も頻繁に出てきて想像の中でも上品な色合いにうっとりです。
ただし、調べないと分かんないですが...笑 でもここで現代的に言われても嫌なんで、私はこの平安感が好きでした!
萌え -
Posted by ブクログ
攻め:海棠隆之
受け:ブラッドレイ悠里
祖父が創設した英国の執事学校で学んだ悠里は子供の頃お世話になった九条家の執事になるために18年ぶりに帰国した。しかしそこで仕えることになったのは不遜な態度に傲慢になっていた幼なじみ・海棠で…。
まあ、いわゆる花嫁物ですかね。岩本先生らしい王道というか、安心して先が読めるというか。
花嫁として認めてもらうために、九条の世話を住み込みでしていたのに、認めてもらった途端、いきなり帰る事にするとか、全てを告白したあとにもう悠里を解放するとか、今までの執着はなんだったの位あっさりしてる態度だったに違和感があると言えばあるけど、まあ、岩本先生だから許す( -
Posted by ブクログ
子供の頃、名家である九条家に父親が家令として使えていた悠里は18年ぶりに請われて執事として使えるために日本の地を踏んだ。
懐かしい屋敷で待っていたのは当主の九条ではなく、昔慕っていた二つ年上の幼馴染海棠隆之だった。
「たかちゃん」と呼んでいた頃の面影はなく高慢で不遜な態度で悠里に「今日からお前の主人だ。偽りの花嫁になれ」と強要されて。
隆之の生い立ちは別れてから凄惨な物がありましたが、偏に九条氏への復讐ともう一つ手に入れたいものがあったからこそ成り上がりと言われるまでになり九条家を手に入れられたのでしょう。
悠里も高慢な中に昔の面影を見つけて傍を離れがたかったのでしょうね。
華やかさはありませ -
Posted by ブクログ
さらっと読まずに、きっちり読むと二人の心情が見えてきます。
長峰と里見の心の内を知りたいと思って読みすすむ、謎解きのような読後感。面白いです。
リーマン、お仕事系ですが。お仕事はそっちのけで、バツイチ仕事ができる男、長峰が、延々出向先の上司、里見にロックオンされ、ペット扱い、軟禁調教されています。
長峰はもともと攻だったせいか、性格なのか、何しろひとに主導権を譲りたくない男。ところが、里見はその上をいく超俺様で、上司としても申し分ない能力のある相手だから、さすがに一筋縄じゃいかない。
力の差で長峰はあっさり捩じ伏せられていますが、それでもプライド高くてなかなか折れません。持ちこたえています。