深崎暮人のレビュー一覧

  • 冴えない彼女の育てかた

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    ネタバレ

    とてつもないおっさん向けラノベである。
    1990年代からギャルゲーに耽溺していた人間なら、
    というより、それしか想定してなさそうな作品。

    通常、ギャルゲーのヒロインにとって主人公はオンリーワンである。
    たとえば、本作の表紙を飾る女子にとっては、
    主人公は唯一の幼馴染であり、唯一本性を知られている人間であり、
    ほかの男とは明らかな区別を行っている。
    これは重要なポイントだ。
    ほかの男と並列に置かれたら承認欲求が満たせないからだ。

    でも本作のヒロインはそんなこと気にしない。
    主人公のことをまったく意識しない。
    主人公にとの出会いを印象付ける思い出の品を平然と処分してのけるし、
    主人公の自室で徹ゲーしても平然としている。
    本作では、そういう「ヒロイン性」を欠いた「冴えない彼女」を描いている。
    ユニークで面白い試みだとは思う。

    ただ、大変残念ながら、本作には構造的な問題があるような気がしている。
    そういう冴えない彼女が攻略され主人公に執着するとなると
    ユニークさが失われてしまうのではないかと思う。
    実際のところ、ラスト付近の彼女が自主的に行動している箇所は違和感をぬぐえないし、
    主人公の妄想する「理想のリアクション」やシナリオ担当の「演技指導」は
    「いやでも、ヒロイン当人はそういうキャラちゃうやん?」と言いたくなる。
    かといってヒロインが変化しないとなるとそれではストーリーが成り立たないとも思う。

    このキャラクターを維持したままストーリーを展開するのであれば大いに期待したいと思うが、
    個人的には暗雲立ち込めてる印象。
    2巻で音楽担当、3巻でプログラマーとかが出てきて普通のおたくサークルものになるという
    暗い未来が見えないこともない。

    0
    2012年07月26日
  • あそびのかんけい

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    星4.5
    続篇を含めての評価です。
    只今、二巻まで読み終わってます。 

    ラノベです。
    評価が高く、面白そうなので、読んでみました。
    ボドゲオタクの主人公は、ボドゲカフェで働いており、アルバイトのギャルみふるに恋してます。
    二人の会話が楽しい。
    そんなボドケカフェに正体を隠した女流棋士がやって来て、そしていわく付きのみふるの彼氏が登場し、色々な想いが交差し、お話が進んで行きます。
    胸キュンエピソード有り、意外なミステリー要素も有り、ほんと楽しいです。
    3巻も読むのが楽しみです。

    0
    2026年09月14日
  • あそびのかんけい4

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    ネタバレ

    バンジョーの初恋の相手、現在では人妻である羽切菜摘との関係を背後に、母校でのボドゲ会やクリスマス会などの青春イベントが進行する。
    幕間で書かれていた菜摘との会話は完全にバンジョーとのものと思わされて、それが実は臣虎であったことが最後に判明し、ストーリー展開がガラッと色を変える。やっぱミステリじゃん…。そしてクリスマス会では『グレートスプリット』をオマージュした手紙の交換会をすることになり、3巻でバンジョーが封じ手に込めた想いが伝わってしまう。もうここからノンストップで突っ走ってしまうのではないかと思ってしまうところで、最後にもう一つの急展開。宇佐樹の正体がバンジョーにバレるというところで4巻が終わる。これはもうひと悶着ありそうだなあ…。

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    2026年08月24日
  • あそびのかんけい3

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    ネタバレ

    月乃の告白で終わった2巻から続く3巻。
    初っ端からどういう展開になるんだと思っていると、まさかの封じ手。3巻では封じ手から封じ手開封までの2週間の様子が描かれる。
    この巻からは本格的に半杭と武士が日常に加わってきて、よりカオスな関係になってきて、月乃も攻撃モードになったことで日常ラブコメ色の強い進行だった。そんな中でも半杭が作ったマダミスのシナリオという伏線がつきまとい、そして最後、月乃への返答という印象的なシーンが終わった後のエピローグで炸裂する。やっぱミステリーやん…。
    これまでもそうだけど、ただボドゲカフェを舞台にしたラブコメではなくて、ボドゲをテーマにしたラブコメという感じが良くて、競りゲーの話とかも物語にすごく絡んできて面白い。今回で月乃が半歩リードしたという形かなと思うけど、ボドゲ的に見ると、出る杭は打たれてしまうのではないかと思わざるを得ない…。とはいえ次巻からの半歩踏み出した月乃と常盤の絡みは楽しみだ。

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    2026年05月25日
  • あそびのかんけい

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    葵せきなさんの新作です。
    中高生時代に 生徒会の一存や ゲーマーズを読んでいたので、その頃の記憶が蘇ってきました。
    登場人物の小気味いい会話や絡み合うラブコメ要素など、いつみてもこの方の作品は面白いなと素直に感じます

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    2026年05月20日
  • あそびのかんけい3

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    あとがきに書かれていた通り、ラブコメ要素強めな3巻。
    ただ関係性が不安定な状態ということもあり、全体的なセリフや雰囲気のギクシャク感は否めず、そこは作者の技量でもどうすることもできなかったと解釈。
    ちょっとメインヒロインにしてはみふるの行動が弱すぎるうえ、うたまるの行動力が積極的すぎて、ズルズルラブコメディになっている感が出てきているような気がする。
    結末が結末だけに、そこを4巻でどのように挽回できるのか、はたまた新キャラ登場か、いろいろと待ち遠しい3巻でした。

    0
    2026年04月29日
  • あそびのかんけい3

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    ミステリ要素が下がった。。。
    歌方月乃と告白に対する2週間の返答期限を設けることになる常磐狐太郎。
    アカリンの作ったマダミスの練習をする小鳥遊みふる。
    今回はラブコメ要素多めの水着回。
    みんなで水着デートの後、観覧車で友達から始めることになった狐太郎と月乃。
    みふるの届かないラブレター、マダミス犯人の手引を読む月乃。

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    2026年04月18日
  • あそびのかんけい3

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    今回は1,2巻とは違ってラブコメ重視かな?と思っていたら...
    最後にドンデン返しな 悲しい結末が...

    扉絵は眼福です。

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    2026年04月05日
  • あそびのかんけい3

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    シリーズ3巻
    前巻の月乃の告白のその後のお話

    狐太郎が遂に決意を固めてみふるに告白する寸前、ウタマルの正体が狐太郎の表向きの想い人である女流棋士の歌方月乃本人である事を明かして告白した月乃
    狐太郎はみふるへの想いがあるため断ろうとするが、そこは戦略家の月乃だけあり、口八丁で2週間の返答期間を設ける条件を飲ませる
    と同時に、告白を妨げられた狐太郎の気持ちを吐き出すべく、現在の気持ちを書いた「封じ手」を月乃が預かる事になる
    その期間内に月乃は狐太郎に猛アタックをかけるが……


    1巻2巻でもまんまとやられたし、前巻のあとがきが逆の前フリのように感じられたので、ちょっとは注意して読んだのだけど
    やっぱりミステリ要素あるじゃねぇか!

    でもまぁ、今までに比べればそこまでの衝撃はない

    みふるにしては違和感のあるセリフだなぁと思いつつ読んでた
    悪態をつくにしても、こんな事は言わないという違和感があったんだよね
    マダミスの犯人役を演じる上での制約の内容が明かされて納得

    ってか、みふるの気持ちを想像すると辛いので、早く4巻を出してくれ
    まぁ、それでみふるが幸せになってるかどうかはわからないんだけどね
    それに、みふるが幸せになっているという事は、月乃にとって望ましくない状況になっているわけで
    一体誰を応援すればいいんだ……

    あと、狐太郎が他人のために自分を蔑ろにする行動原理の理由が判明
    両親の離婚に際して、負け確の方にも配慮した行動を取った結果、離婚が回避されたため
    あと、相談に乗ってくれた近所のお姉さんの存在も影響している
    なんか、次巻ではお姉さん登場か?と思われるんだけど、出てくるのかな?
    どんな人なんだろ?
    今出ている限りの情報では精神的に病み気味なのだけど


    それにしても、今巻は月乃さんの可愛さ無双

    告白から2週間の返答期間を得るやり取りは、全てを読み切った谷川浩司の「光速の寄せ」を思わせる
    相手の受けを全て読み切った攻め
    初手から王手で詰ます勢いなのは流石に笑える
    ってか、通常は初手王手なんてできないし、できたとしても同金か同玉で取られるだけなんだけどね
    この辺のネタは、「野﨑まど劇場」の「第60期 王座戦五番勝負 第3局」がネタとして面白い

    そこから、名前呼びの獲得と本心の開示による相互理解は、登場人物のキャラクター像に深みを与えていて良い

    途中のギャグパートとも思えるニーフくんとの会話が漫才チックで面白い
    師匠、何してはるんですか……

    何よりの衝撃が、歌方月乃女流名人の新手「水着飛車」
    何だよ水着飛車ってw
    全方向に強いwww
    相手によっては即詰みでしょうねぇ
    ラノベの3巻は水着巻という俗説があるようで、それをこんな形で回収するとはね


    そして、告白の答えの前の誤解とすれ違い
    半杭へのカマかけでの情報窃取
    この事実を知ってしまった月乃さんは今後どうするのでしょうね?
    誠実であろうとすれば自らの立場を手放す事になる

    メタ的には正ヒロインはみふるで、月乃さんはサブヒロインで負けヒロイン
    もしここから月乃エンドを迎えるとしたら、その罪悪感を解消する必要があるし
    ラノベの展開的にみふると狐太郎の気持ちの決着を付ける必要がある
    そうなると、月乃ルートのハッピーエンドは中々にハードルの高いものになるなぁ
    いずれにせよ月乃さん、どんな形であってもいいので報われて欲しいなぁ……


    負けヒロインで言うなら、武士もそうではあるんだけど、この子の真意が読めない
    恋愛的な意味で狐太郎を好きなのか、それとも純粋に人として好きなのか
    ボードゲームを楽しむ相手という意味では狐太郎の最適パートナーではあるのだけど
    この状況から武士ルートの可能性が見えない

    読めないで言うなら半杭もわけがわからん
    表向きは武士LOVE
    それでいて、みふるへのアシストをしているようだし、さらに自分も狐太郎の幸せを願ってるし
    かといって武士とくっつく事を望んでいるだけでもない?
    何がしたいんだ半杭……

    2巻で登場した二人だけど、みふると月乃だけでも三角関係として面白い展開になるだろうに
    武士とか、特に半杭が引っ掻きまわすポジションとして登場することでストーリー展開に納得感が生まれてる
    半杭がマダミス作家という設定がかなりいい具合になってるなぁ

    前巻の感想でも書いたけど
    それぞれの登場人物の達成目標が異なるマダミスのようだ
    この時点でそれぞれの勝利条件がよくわからん


    あと、作品PVで月乃さんを演じてるのが羊宮妃那さんだったので、読んでいる時の声が全て羊宮さんで再生されてた
    そして読み終わった後に、半杭が上田麗奈さんというのを知り、また衝撃を受ける
    あー、そっち系のキャラの上田さんねー
    もしかして、半杭ルートもあり得るのか?!
    まぁないとは思うのだけど、だとしたら声優の豪華さが凄いなぁ


    今巻で登場・言及されているボードゲーム
    ・ラミィキューブ
    ・ラブレター
    ・モダンアート
    ・もっとホイップを!
    ・ハイソサエティ
    ・はぁっていうゲーム
    ・あいうえバトル
    ・ウミガメのスープ
    ・ワードウルフ


    持ってるやつは、ラブレター、もっとホイップを!
    持ってないけどやったことあるやつは、はぁっていうゲーム、ウミガメのスープ、ワードウルフ

    知ってるゲームが「ボードゲームに例えるなら」という描写で出てくると物凄く説明がわかりやすい
    ラブレターの理不尽な即負けや運要素とそれを許容する理由、もっとホイップを!の役割による公平性、はぁっていうゲームで求められる演技力、ウミガメのスープの移動中にできる手軽さ、ワードウルフの正体隠匿系の駆け引きの面白さ


    あとがきによると、著者はボードゲームのコンポーネントの確認とルール把握にも喜びを感じているようだ

    私の場合は、新しく買ったゲームのコンポーネントの確認とルールを一読はするけど、詳細な理解はなるべくしないようにしている
    自分がルールを事前に把握しすぎていると、初めてプレイする同士なのにゲームの勘所を私だけが理解している状態になりがちなので
    やはり、初回プレイはプレイする事で気付く楽しさは味わいたいよねー

    ------------------
    祝! 初カノゲット……まで二週間!?

    「私、歌方月乃と交際して頂けたら重畳です」
    嘘の想い人である月乃から突然の告白を受けた常盤孤太郎。
    両者合意のもと、二週間の返答期限を設けることになるも孤太郎は真の想い人――小鳥遊みふるに「さっさと付き合えばいんじゃね、バンジョー」と嫌みを言われ……。また、孤太郎に会うため連日『クルマザ』を訪れていた月乃には天敵が現れる。

    「別に常盤が心配とかじゃないのよ。まぁ常盤の恋愛には随時介入するけど」

    事情を知った半杭の提案により、運命の日に『どういうデートをするかの権利』を懸けた絶対に負けられないボドゲ勝負が幕を開ける! 予測不能な勝者と告白の結末は――
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    0
    2026年03月23日
  • あそびのかんけい2

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    ネタバレ

    1巻にも名前だけ?出てた、武士さんと半杭さんが本格登場。ちょっとやりすぎな感はあるけどね。っていうか冒頭の人物紹介違うやんけ!
    みふるちゃんがバンジョーへの好意を隠さなくなったこと、月乃さんが思ったより早く正体を明かしたことで、シリーズとしてはあまり長期シリーズにはならないかなぁ?という感じは嬉しくも残念な感じ。バンジョーハーレムものは勘弁してほしいところではあるけどね。
    まぁしかし全体的に文章はうまいし、キャラたちは良いしかわいいしと文句のつけようはありません。もちろん3巻にも期待です。

    0
    2026年01月11日
  • あそびのかんけい

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    面白かったです。

    ちょいちょいミステリーっぽいスパイスがありながら、この作品にもある「ラノベっぽいノリ」(他で少しかじったラノベではこれが結構苦手だったんですが)があまりキツすぎず、個人的に好みなエンタメになってました。

    荻窪は馴染みの深い街なので、この街で本当にこんなドタバタコメディーが起こってたら嬉しいなと想像が巡ります。

    今回は導入のようだったので次巻以降どう話を展開させていくのか楽しみです。
    ラノベを追うのは初めてなので、次も読みたいという作品に出会えて重畳です(言いたかっただけ)

    0
    2025年12月18日
  • あそびのかんけい2

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    ネタバレ

    言われてみれば、今回やけにみふる視点が多かったとは思ったけどね!!
    最後まで読んで真相が全て明らかになった後には納得なのだが、真相が全て明かされるまでが無駄にダラダラしており、混乱が残る期間が長かったのが気になったところ。
    また、口絵の武士に「半杭」の名前が振られているのは、ミステリとして完全にNGだろう。読者に嘘をつくのは論外である。それは、いくらこの作品があくまでラブコメであってミステリではないとしても。

    0
    2025年12月07日
  • あそびのかんけい2

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    あーーーー、と言っていた。どことは言えない。あーーーー、としか言えなかった。
    これ本当にラブコメなんですか? と訊かれて、確かにラブコメではある。ただし、色々とトリッキーなのでもうこれは読んでみてくださいとしか言いようがない。
    前作の短評にも書いたが、本当にビリヤードのブレイクショットなのだ。動きが全く読めない。どこでこうなったのか? と訊かれれば最初から、と言いたいところだが……。手が止められないとはこの事だ。

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    2025年11月18日
  • あそびのかんけい2

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    予告されていた構成のトリッキー成分については、
    正直1巻の時点で可能性としては
    十分考えられる範囲内で
    それほど面白さにつながる感覚は持たなかったけれど、
    そこからしっかり主人公の信念につながったりと
    ミステリー成分が有効じゃなくても
    シラケることなく楽しめる構成だった。

    ガッツリ盤面の動きもあって
    まだまだ楽しめそうな2巻でした。

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    2025年10月29日
  • あそびのかんけい2

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    ネタバレ

    みふると樹(月乃)、バンジョーの複雑な人間関係が明らかになった1巻から、さらに武士と半杭も加わってよりややこしい関係に発展していった2巻。
    1巻と同じようにミステリ要素を含んだラブコメという感じだったけど、よりラブコメ的展開が多くなった。最後のシーンは…重畳です…めっちゃ良くて続きが気になりすぎる。

    0
    2025年10月27日
  • あそびのかんけい2

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    「あそびのかんけい」の続編二作目
    新キャラ登場で、関係図がより複雑に
    そしてそれぞれの隠し事も……
    
    -------------------
    想い人とのデートイベントが発生――告白までカウントダウン!
    
    想い人である小鳥遊みふるへの告白を決意した常盤孤太郎だが、適切なタイミングが見当たらず未だできないでいた。
    そんな中、新作ボードゲームの買い出しにみふるが突然同行を申し出てきて――「一緒にいて楽しい人とは、たくさん遊びたいじゃん!」まさかの休日デートイベントが発生!
    
    「腕組むとか、友達でも普通だから」
    
    いろいろと距離が近いみふるに心揺さぶられ、告白もカウントダウンかと思いきや……。『クルマザ』常連客のウタマルから孤太郎は衝撃の告白を逆に受けることに。
    秘めた想いを打ち明け一歩を踏み出し始めた三者三様の恋は次なる盤面へ!
    -------------------
    
    新キャラ追加
    孤太郎の高校での友人の武士、その幼馴染の半杭
    二人共、孤太郎が高校を退学してから連絡をとっていないらしい
    孤太郎が黒ギャル系が苦手な理由のようで……
    
    武士は一人称が「小生」、孤太郎の事を「常磐氏」と呼ぶオタク
    「推し没」という特徴があり、自分が推すと対象が何やら不祥事やらアクシデントやらを起こしてしまう
    
    過去の回想で、淫行教師といわれる羽切も出てくる
    でも、前作でも思ったけど実際は無実じゃね?
    ただ、淫行以外の何かはありそうなんだよなー
    もっと大きな嘘を隠そうとしている気がする
    でなければ半杭の態度が納得行かないし……
    まぁ、孤太郎が庇って退学したという事情も、表向きではない事情があるように思える
    
    そして、やはり孤太郎は旧姓をを知らなかったんだな
    それにしても、半杭の調査能力や洞察能力が恐ろしい
    
    隠している事ではないとは言え、一介の学生がそんな事までできるんだーとか
    よくそんな事を気付くなぁという驚きがある
    
    
    前作もまるでマダミスだと思ってたけど
    今作で更に複雑になって、よりマダミスっぽくなってきた
    それぞれのプレイヤーで達成条件が違うやつ
    
    だとすると、それぞれ何が目的になるんだろうな?
    
    孤太郎はみふるの幸せ?
    みふるは孤太郎の幸せ?
    月乃は孤太郎と付き合いたい?
    武士は孤太郎との仲?
    半杭は?武士の幸せ?それとも……
    
    この物語は、一体何角関係なんだろうな?
    
    「歌方月乃の嘘が明かされたら状況が結構変わる気がする」と前作の感想で書いてたけど
    この後はどんな展開になるんでしょうね?
    「やめてあげて!孤太郎の守りは最弱よ!(攻めもヘタレだし)」と言いたいところだけど
    鈍感系ラブコメ主人公なので、次の巻でもまだそれを信じてない状況が起こり得るなぁ
    
    前作は「序盤、中盤、終盤、隙がない」って書いてて、今回は「光速の寄せ」ですかね
    
    
    譲ることに慣れ切ってしまっている自己犠牲を自然と行う孤太郎
    「しゃがむ」というボドゲ用語は初耳
    そして、序盤では「譲る・自分の手を控える」という意味で使われるけど、終盤で他の意味が追加されるところも上手い
    
    
    作者の自称では、ゆるふわボドゲカフェラブコメらしいけど、本当か?
    ラブコメの皮を被ったミステリにしか思えないんだが?
    編集さんにも、この路線でいくのかと確認されているようだしねー
    
    こーゆーの大好き、もっとちょうだい!
    
    恋愛ミステリと言えば、某有名作があるけど、他にないものですかね
    
    こんな不意打ちを誰かに食らわせたいところだけど、これをミステリと称して紹介すると興醒めでしょうしね
    ジャンルを明記する事が最大のネタバレだと個人的に思っているので
    是非とも自ら手にとって衝撃を受けて欲しいものですね
    
    
    
    
    
    あと、ボードゲームについて
    今回登場した中でまだ持ってなくて興味のあるゲーム
    ・バトルライン
    ・世界の七不思議
    ・ハートオブクラウン」
    ・エルドラドを探して
    
    バトルラインは「放課後さいころ倶楽部」でも面白そうだと思ったけど、二人用なんだよねー
    うちは複数人を呼んでボードゲーム会をする事が多いので、そんなにやる機会がないかもなぁ

    0
    2025年10月24日
  • あそびのかんけい

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    嘘と虚勢が織り成すラブゲーム!
    恋もダイスを振ってピックしなきゃ始まらない!

    ボドゲとラブコメが絶妙にマッチしてます!
    聞いたことあるボドゲもあり、そういう面でも楽しむことができます。
    それぞれが隠していることが今後どうなるのか楽しみです

    0
    2025年10月24日
  • あそびのかんけい

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    ネタバレ

    ボドゲカフェを舞台としたちょっとミステリ要素のあるラブコメ。バンジョー、みふる、ウタマルそれぞれの思惑が交わる、それこそボードゲームのようなラブコメ展開が面白い。1巻で終わる予定だったみたいなあとがきだったけど、これは2巻も読みたい。

    0
    2025年10月21日
  • あそびのかんけい

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    ボードゲームカフェでの恋愛ラノベ

    以下、公式のあらすじ
    ---------------------
    誰もが秘密を抱え、あそびのかんけいを続けるラブコメ、スタート!

    高校を中退し、ボードゲームカフェ『クルマザ』で店長代理として働く生粋のボドゲオタク常盤孤太郎は、恋をしていた。
    ボドゲ愛の欠片もない天敵のような女子高生ギャルバイト小鳥遊みふるに。想いに気付かない当人から進展を煽られるも――

    「まずはサイコロを振らなきゃ、恋は始まらないぜ」

    告白はありえない。なぜなら……みふるには超絶ラブラブなイケメン彼氏がいるのだから!
    さらに孤太郎が想いを隠すため、みふるに伝えた嘘の好きな人――女流棋士の歌方月乃は、正体を隠して『クルマザ』に入り浸っている常連客で!?
    誰もが秘密を抱え、あそびのかんけいを続けるラブコメ開幕。
    ---------------------

    常盤狐太郎(ときわこたろう):高校中退したボードゲームカフェ「クルマザ」の店長代理。同僚の女子高生ギャル小鳥遊みふるに恋しているが、小鳥遊視点では女流棋士の歌方月乃を好きという事になっている
    小鳥遊(たかなし)みふる:ボードゲームカフェ「クルマザ」ののバイトギャル。ボードゲームの知識は少ないが、一緒にプレイする人を楽しませる雰囲気を持つ。お店まで迎えに来てくれる、宇佐樹というイケメン彼氏がいる。
    宇佐樹(うさ いつき):小鳥遊みふるの彼氏。ボードゲーム好きで、狐太郎と気が合う。
    歌方月乃(うたかた つきの):高校生女流棋士。最適解を選び出す堅実な将棋を指すが、「AIのようだ」と評され、最近スランプに陥っている。遊び心を学ぶため、たまたま見つけた「クルマザ」に正体を隠し、「ウタマル」として常連になる。

    登場人物はラノベだけあってものすごくシンプル
    ただ、その人間関係はちょっと厄介
    お互いに隠し事をしていて、誰がどんな情報を知っているかが複雑に絡み合ってるという状況

    ボードゲームで言う「ブラフ」が繰り広げられている
    嘘をごまかすための嘘、情報を開示しつつも一部を隠す行為、それに恋愛の要素が絡んでくるともうラブコメですよねー


    それぞれの抱えている嘘の大小とインパクトが違う
    歌方月乃の嘘が(どの?)バレたら状況が結構変わる気がする

    狐太郎が退学した経緯は胸糞ではあるんだが、本人は納得しているのだろうな
    過失もなく得をした人間を直接は知らないって事なのだろうか?
    直接の面識はなくとも、旦那さんの旧姓も知らない?知ってたら名字で推測できるもんね?
    もしかして、全部知った上で?なのか?
    わからん……

    小鳥遊さんの嘘にしても(どの?)、バレないものかねぇ?

    まぁ、その辺はラノベに対してメタ視点の野暮なツッコミなのだろうなぁ


    知ってるボードゲームも登場するのでちょっと嬉しい

    カタンは持ってない
    やってみたいとは思っているし、買いたいとも思っているけど、やる機会がそんなになさそうなんだよなぁ

    ハゲタカのえじき、タイムボムは持ってる
    今度ボードゲーム会開いたときに提案してみようかな


    キングメーカー問題、あるよなー
    ゲーム内の立場だけではなくリアルな人間関係による接待や忖度
    特に子供相手や初心者相手だと自然とね
    まぁ、狐太郎の場合は明らかに意図的なわけだけれども
    その辺のバレバレなのにバレてなさそうでバレているというわけわからん状況ではある


    それにしても、17ページに渡るあとがきが一番笑える
    確かにあとがきは1ページだと少ないし、数ページが丁度いいけど、広告を入れたくないからって全部あとがきにするとは

    ちなみに、私は初読みの作家さん
    代表作は「生徒会の一存」「ゲーマーズ!」らしいが、名前を聞いたことがあるくらい

    本編もそうだし、あとがきも含めて
    序盤、中盤、終盤、隙がないと思うよw

    0
    2025年07月08日
  • あそびのかんけい

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    なんというかもう熟練の技が光る
    ザ・ライトノベルという作品。

    作家性とボドゲの戦略性が
    キレイにかみ合って
    しっかり面白さに昇華している。

    状況が完成してから面白くなっていく作品は多いけれど、
    状況が出来上がっていく過程もちゃんと面白いところもポイントが高い。

    2巻もトリッキーさとあとがきを楽しみにしています。

    0
    2025年07月02日