深崎暮人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ評価:☆5
※発売直後の為ネタバレ注意
順調に進むシナリオ執筆。
遂にメインヒロイン叶巡璃ルートまできたが、「メインヒロインが主人公を意識する」というイベントの執筆で筆が止まってしまう。
筆が止まるのは何故か、そして悩んだ末に倫也が頼るのは…という巻。
いやもうね、あらすじの段階でニヤニヤ出来るのは確定なんですがその遥か上を超えていきましたw
"……ただ、二人がお互いを大好きだってことが、あからさまに透けて見えるだけ"
これね!この巻を表す一文だと言ってもいいでしょう。
顔から火が出そうになるぐらいの甘いやり取り…勿論名目上はシナリオのブラッシュアップの為なんですが、「もうお前らお互いのこと好きなんだろそうなんだろ!?」と言いたくなるぐらい感情を曝け出していてニヤニヤが止まりませんでした。
加藤はずっと(と言っても最近はそうでもないけど)フラットで通してきたからこそ、普通の恋する女の子のような感情を見せられると破壊力が半端じゃないんですよね。
「別に、告白なんていらない。ただ、ほんのちょっと、好きになるきっかけでいい。何気ない言葉が、欲しいの。え?そんなんで好きになっちゃうんだ……って、そんな言葉が、欲しいの」
どこまでがシナリオの話で、どこからが本音なのか。
この話の作り方はゲーム作りをテーマにした冴えカノならではですが、直接的なやり取りを避けていることでシナリオに乗せてより感情が浮き彫りになっているというか。
いやもうどこからどう見ても全部本音なんですけどね!w
「どうして、わたしの目の前に、いてくれないのかなぁ……」
最後の挿絵なんかは悶絶もの!
次巻は物語の"転"みたいですが、もうこのまま恵√一直線で良くない?ww
と思いたくなるぐらい素晴らしい巻でした。 -
Posted by ブクログ
評価:☆5
タイトルは「Girls Side 2」となっているものの、あとがきでも言われているように実質は10巻。
倫也くんの出番はほとんどなく、文字通り女性陣の視点から物語を掘り下げる。
一番の肝は恵と英梨々の関係性の進展ですね。
前巻は消化不良な感じで終わってしまい若干肩透かしを食らいましたが、今巻でキッチリと決着をつけています。
どうしようもなくクリエイターな英梨々と、同じようにクリエイターではいられない恵とのすれ違いは平行線で見ていて辛かった。
それでも本音をぶつけ合うことで、お互いの気持ちを知ることで、平行線に思える関係性のその先が交わるのではないかと、そんな期待を持つことが出来た。
今回のMVPは恵よりも英梨々だったかなと思う。
英梨々の純粋さ、そして強欲さに助けられたんじゃないだろうか。
「世界一で、業界一で、ついでに、素敵な仲間と幸せになること……」
バカバカしくて笑ってしまうような英梨々の思い描く結末。
でもそれも決して夢物語じゃないと思える力強さが英梨々にはあるんだよな。
誰と誰がくっつくとかじゃなくて、英梨々が思い描くこの結末こそがこの作品の着地点でありハッピーエンドな気がしてきた。
その他にも出海ちゃんは勿論だけど美千留もクリエイター魂に火がついていたのが印象的だった。
美千留のワンマンライブで皆に贈るMCにはグッときた。
「だって、たとえ違う方向を向いていても、みんな、それぞれの前へ進んでる」
詩羽先輩とのやりとりも面白かったし美千留も良い味出してた巻だったかな。
ラスボス臭半端ない紅坂朱音の掘り下げもあって、凄腕クリエイターでありながらもただのクソオタクな彼女に親近感のようなものがw
そしてラスト2ページは悶絶もの!是非手に取ってご覧あれ!(笑) -
ネタバレ 購入済み
面白かったです
たのしみにしてた続刊、某amazonのレビューではあまり評価がよくなく心配でしたが、杞憂でした。
たしかに途中はレビュー通りかもと思ってあまり読み進みませんでしたが、シナリオが上がってからのやりとりはよかったです。加藤に届いてた、ちょっとじんわりほろっとなりました。
満足な読後感でした。加藤ちゃんとえりり、早く仲直り出来ますように。次巻も楽しみにしてます。
でも次巻は番外編なんですね。某amazonのレビューでみんなが怒ってたのは、「いい感じで終わった、次巻が楽しみだ!」となったところで次巻は番外編という落胆からでしょうね。
それだけこの話が面白いってことですね。 -
購入済み
おもしろい
ニッチなネタだけど凄く自然で、青春。早く続き読みたい。
女子も楽しめると思う。加藤ちゃんが好きです。
ラブストーリーとしても、ハーレム構成なのに不自然じゃないというか、おもしろい。凄く続き読みたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ評価:☆5
前巻で第一部完ということで今回からは環境もガラッと変わって第二部ですね。
二人の出番は減っちゃうかと思ったけど、仲良い後輩イラストレーター出海ちゃんが現れて立場を奪われる英梨々の負け犬っぷりは相変わらず可愛いw
そして大学に入って下ネタがパワーアップした詩羽先輩の面白さも相変わらずw
しかしこの巻の主役は加藤!どんどん正妻感が出てきてるw
二人が抜けた責任感じて無茶しちゃったり、自分では抜けた穴を埋められなくて悔しがるのも人間味があって凄く良い。
ネタ集めと言って手を握ったり、メインヒロインを演じる加藤の素振りがもう照れ隠しにしか見えなくて萌えまくり。
変に小細工しなくても手を握るだけでも最高にキュンキュンするんですよねー!丸戸さん分かってるw
そして大丈夫、重い女になっちゃっても可愛いよ加藤!w
ゲーム制作の面では伊織を仲間に引き入れるためにシナリオに悪戦苦闘する倫也、そしてそれを今度は一人で抱え込まずに加藤と一緒に解決するっていうのがいいよね。
間に挟まれるシナリオの作り方や業界ネタも面白くて、元の作風に戻りつつもストーリー的面白さは消えてないという理想的な巻だったと思います。
無自覚に才能が開花していく英梨々との関係がどうなっていくのかも気になるし、これは2部も期待できそうだ。
「わたし、重い女になっちゃってる?」
「ネタ集めだよ、安芸くん」
「サークルに、あなたに、必要な人間で、いられてるかな?」
「だから、何があっても、彼女の敵にならないで。せめてライバルでいてあげて」 -
Posted by ブクログ
作者は18禁ゲーム業界では屈指の有名人。その人物がライトノベルを書いているとあって、数年前から興味はあったものの、結局アニメ化されるまで手を出さなかった。
だってどうせ面白いから、面白いものが欲しくなった時でいいじゃん、と。
実際、面白かった。そして、やられた、と思うわけである、うん。星五つは主にやられた、と思ったことについて。
この作品のメインヒロインは、とんでもない。その特徴は、今までのテンプレに対するまさにアンチテーゼ。
しかも、それをある程度「お約束」に落とし込める形にすることで、見事にギャルゲ的な文脈に押し込めてしまったのだ。すごい! としか言えない、うん。
この作品のヒロインは、モブでありながらモブではない。こちらとしては、やられたとしか言いようがないのだ。
最後の第六章、あるいはアニメ第三話。
そのヒロインは、テンプレヒロインではなかったからこその展開をもたらしてくれる。
この展開をやられてしまうと、こちらとしては、ああツンデレだ、ああ幼馴染だ、とかの思案が、全く無駄なことであったかのように楽しめてしまうのだ。
本当に、勘弁してほしい。