深崎暮人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ評価:☆5
コミから変わってしまったサークルの関係に、俺は悩みぬき、ひとつの決断を下す。そして、また春がやってきて……。
前回の衝撃の引きからの待ちに待った最新刊。
加藤との断絶、絵が描けなくなった英梨々、近づく詩羽先輩の卒業と、関係はすっかり変わってしまった。
いつも側にいた加藤とのすれ違いは辛くて、でもだからこそ、希望が見えたときはこっちまで泣きそうになった・・・。139Pの挿絵は神がかってる。
加藤がこれだけ揺れ動く姿を見せたのは初めてだったけど、とても魅力が増したと思う。
自分もどっちかというとここまで加藤が入れ込んでると思えて無かった側の人間だから、ごめんとありがとうを言いたい -
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Posted by ブクログ
表紙もカラー絵も詩羽先輩なので詩羽先輩がヒロインとして「選ばれなくなってしまう」のか、最悪死ぬこともあるのかと邪推して読んだ。
今回はゲーム作りの話に終始していて、丸戸先生の経験か、それとも持論か、「こういうゲームは面白い。こういうゲームはクソゲー」っていうのを生々しく描いてる。
いいSFは、物理法則をよく知ってる人が新しく緻密な世界観を構築するからこそ、リアリティが生まれる分野だし、童貞は恋愛モノを書けない。そういう意味では、丸戸先生にしか書けない生々しさがあるゲーム作りのお話なのかなと。
謎解きの鍵と一番おいしいところを持っていく加藤は、メインヒロインというか主演女優として今後も在る -
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Posted by ブクログ
「フラグは全力でへし折るためにある!」とは誰が言い始めたのか知りませんが、主人公=倫理君のブレないヲタクぶりは2巻でも突っ走っており、3人の少女達をぐいぐいっと引っ張る構図です。
少女達が倫理君の何に惹かれるかといえば、男らしいヲタクぶりだと思うんですが、彼女たちが倫理君のヲタウザさに振り回されながら吐く、役回り上の建前や冗談や皮肉、のような台詞に倫理君への本心が混ざっていて、その表現が本当に秀逸というか、作中でも使われている言葉を借りれば「あざとい」んですよ。
そんな「あざとい」ところに男子として気づいたり気づかなかったりする倫理君もとてもズルいんですが、絶対にブレない事で成功へ導いてい -
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Posted by ブクログ
ネタバレとてつもないおっさん向けラノベである。
1990年代からギャルゲーに耽溺していた人間なら、
というより、それしか想定してなさそうな作品。
通常、ギャルゲーのヒロインにとって主人公はオンリーワンである。
たとえば、本作の表紙を飾る女子にとっては、
主人公は唯一の幼馴染であり、唯一本性を知られている人間であり、
ほかの男とは明らかな区別を行っている。
これは重要なポイントだ。
ほかの男と並列に置かれたら承認欲求が満たせないからだ。
でも本作のヒロインはそんなこと気にしない。
主人公のことをまったく意識しない。
主人公にとの出会いを印象付ける思い出の品を平然と処分してのけるし、
主人公の自室で徹