深崎暮人のレビュー一覧
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ネタバレ以前(GirlsSide2)でも書いたかもしれないが、このGirlsSideという物語展開そのものが非常に好み.ナンバリング本編が主人公の見えている範囲の世界が描写され,GirlsSideで主人公の見えていない部分を描くというのが、世界の立体感を感じさせてくれると同時に,主人公視点と読者視点を微妙にずらしてくれる効果を発揮させてくれると感じた.
前半は恵×伊織,お苑×朱音,icytailメンバーの掛け合いといった楽な気持ちで読み進められる短編が続いた.本当に好き,オモシロイ.
フィールズクロニクルゲーム制作に倫也が加わることに,すぐには頷けなかった英梨々が,なぜ次倫也と顔を合わせたときには -
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この巻は映画でも一部描かれていた倫也と恵のイチャイチャプロット共同作業がメインだった.まず表紙の恵がやばい.顔赤て,部屋着で,色っぽい表紙がもうなんとも言えない萌えを放っている.
紅坂朱音に助言もらう件は,他で作者自身が語っていたように劇場版とは少し異なったアドバイス内容だった.スキルが上がったクリエイターが陥る喘いの巣のような迷路,抜け出すにはとりあえず突っ走るしかない,それでも箸にも棒にもかからなければまた最初からやり直せばいい.何も書かない時間と,書いて全部消した時間は結果だけ見れば一緒だが,間違いなく目に見えない力になっている.
朱坂朱音の講義はクリエイターでは全くない自分にも刺さる金 -
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ネタバレ 購入済み
萌え
恵との関係が一気に進展した巻でした!!お互いがお互いの気持ちを意識し始めていて、そんな2人が取る態度はまさに恋人のそれ!でした。ただただ恵がかわいい話でした。サイコー!!
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ネタバレ 購入済み
劇場版にも欲しかった
詩葉先輩が紅坂朱音にボロクソに言われて泣きまくったけど、結局紅坂朱音を黙らせるシナリオを書くまでに覚醒するこの巻は大好き。マジでアニメか劇場版でこのシーンをやって欲しかったなと思う。
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ネタバレ 購入済み
冴えカノは神
劇場版の影響からアニメの二週目を観始めて、それが終わり続きが観たくなりつい購入してまいました。英梨々と詩葉先輩が抜けて、新たに波島兄弟を加えての新生blessing softwareの話が始まった巻ということもありとても続きが気になるような内容となっています!!
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ネタバレ 購入済み
冴えカノは神
やっと、blessing softwareの2つ目の作品「冴えない彼女の育てかた」のシナリオが進んだね。今回は主に英梨々中心の話で恵との仲直りに向かい始めてるね。個人的に今回の話は詩葉先輩が出てきて嬉しかったですね。次回から皆の関係性がどうなっていくかがとても気になるような巻でした!
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ネタバレ 購入済み
チョロインの魅力
映画版でも言ってたことだけど、加藤恵というヒロインは敷居が低い。つまりチョロイン(褒め言葉)。
まぁ、ちょっと真面目に話すと、結局人間はお互い理解し合うために歩み寄ろうとしない限り、友達にも恋人にもなれない。だから、クリエイターの枠から出ることができなかった詩羽先輩と英梨々は倫也に選ばれなかった。倫也のやることに何だかんだで最後まで同じ目線で付き合えるのが、王道なメインヒロインなのかも。それが敷居の低いってことだと思う。
まぁ、僕は詩羽先輩がお気に入りだけどね(笑)普段クールさと取り乱したときのギャップがたまらんw -
ネタバレ 購入済み
サエカノ
アニメ→映画→コミックスの順に見ました。「同級生」や「ときめきメモリアル」といった恋愛アドベンチャーが流行った世代なので、年甲斐もなく懐かしみながら読みました。
このかんなはフラットなメインヒロイン加藤恵の感情の起伏や倫也を思う気持ちが物語を盛り上げます。最後の最後まで楽しめる最終巻でした。
コミックスも良かったですが、アニメ化の段階で洗練され更にレベルアップしているのが本当にすごいとあらためて感じました。
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Posted by ブクログ
FDの頃はまだ番外編といった空気が有ったけど、本当にGSは本編の裏話どころか本編を理解する上で必須の話となっているのを改めて感じさせた
ということで今回は12巻のサイドストーリー。本編を読んだ時にはどうしても「倫也が自分のサークルを顧みず暴走している」という印象がどうにも強かったんだけど、第十二・六・五話における詩羽の分析を読んだ時に色々倫也の行動が腑に落ちてしまった。そっか、以前サークルが崩壊しかけた時とは体制が大きく異なるもんなぁ。そして以前よりも絆を強くした加藤がサークルに居てくれる状況で且つそこまで締め切りギリギリでもないとなれば、あの暴走もそれなりに理解できるかも
次の13巻で完 -
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Posted by ブクログ
1ヶ月余りで全17冊(外伝含む)を読み終わるとは思わなかった。王道のハーレムものラブコメという感じではあったけど、二層構造、三層構造のストーリーとなっており、非常に面白く読ませていただきました。全然作風は違うんだけど、会話劇という意味で銀英伝をふと思い出してしまったり。
13巻が完全にエピローグみたいな感じになっており、もう少し骨太の話(具体的には、全員の力を結集した作品を完成する話)を読みたかったかな、と思わなくもないけど、登場人物達の気持ちに折り合いを付けるという意味では良いエピローグであったかな、と思ったりもした。
あと、外伝(GS)を読まないとストーリーを全て堪能出来ないという意味では