高遠裕子のレビュー一覧

  • [増補リニューアル版] 人生を変える80対20の法則

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    富の80%は上位1%の人が所有しているという話は聞いたことがあったが、こういう不均衡が資本以外あらゆるものにおいて存在するのだという考えだった。

    たとえば、努力した100%全てが100%の結果につながるわけではなく、案外、結果の80%は努力してきた20%に起因している場合が多い。

    数字はタイトル通り80対20になるわけではなく、90対10とか、90対1になることもある。
    しかし、努力と結果のようなアンバランスさはどの領域にも存在していて、それを見極めて本当に必要なところにエネルギーを注ぎ、無駄なところでは上手にサボったり手を抜いたりすることをした方がより人生が充実する。

    これを聞いて、た

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    2020年09月30日
  • [増補リニューアル版] 人生を変える80対20の法則

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    80対20の法則は、簡単なようでいて、理解するのが難しいし、また実践するのは、尚更難しい。自分の解釈では、人間は、全てを均等に頑張ることは、できない、一日でいうなら、大体3時間ぐらいしか頑張れない。そして一日の付加価値、生産性は、その3時間から8割生まれる。これを1年、3年、10年と拡大していけば、人生の質は、毎日の3時間で決まるということになる。

    80対20の法則を時間術にあてはめられないだろうか?時間術の目的は、それこそ人間の数だけあるが、方向性としては、時間術を使うことで、「よりよい人生を送りたい」というは、誰しもの共通項だと思う。

    時間術の必要性に迫られるのは、主に仕事の場面だと思

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    2019年12月12日
  • アメリカ経済 成長の終焉 下

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    【アメリカ経済 成長の終焉】
    まず最初に、めちゃくちゃ面白かった。150年の経済を俯瞰すると見えてくる物語。以下、ただのまとめになっちゃったけど、そのコンセプトが一番面白い。

    生活水準を測る上で取り込みやすい一人あたり実質GDPは、イノベーションとそれに続く改善の影響を捉えられていない。なざなら、それは市場で取引される財産だから。生活の質の向上、例えば白熱電球が灯ること、内燃機関で移動が可能になることの変化は、実質GDPでは説明できない。
    一方で、経済史を俯瞰する上で、同じレベルで示せる指標はない。そこで、イノベーションの影響を生産性の上昇も含めて考慮した成長は、どのような結果になるのか。

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    2019年03月06日
  • [増補リニューアル版] 人生を変える80対20の法則

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    私の人生の中で、大きな影響を受けた本の一つになった。最小限の努力で最大の効果があがるというキャッチコピー。集中すべきところを見極める能力、気がつく力など養うべきことも多いが、ものの見方を変えてくれた本。

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    2018年10月14日
  • レヴィット ミクロ経済学 発展編

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    前作、基礎編を終えた人向けの発展編です。ゲーム理論や一般均衡などを扱っています。難易度は基礎編と変わらず、数学が苦手な人向けに計算の過程も丁寧に記述されていて自分にとっては、分かり易く嬉しい内容でした。難易度としては中級らしいので、基礎的なミクロ経済学を終えて分かりやすいテキストを探している方には、本書はベストな選択になると思います。

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    2018年08月06日
  • レヴィット ミクロ経済学 基礎編

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    560ページもあるので、計算してグラフを描いて、、などしながら読み終わるのに丸々一か月ほど掛かりました。理論をグラフや計算で説明するだけではなく、実例を用いているので、自分が行っている計算などが、どのように役に立つのかが分かり易く、読んでいて愉しさがあります。計算に関しては、難しい微分などの計算式は、基本的に使わず、補論と言う形で別に整理して掲載されているので、数学が苦手な方にも解きやすく工夫されています。基礎編ということで掲載されている内容は基本的な内容のようでしたが、とても充実した内容に感じました。

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    2017年12月01日
  • スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義

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    ネタバレ

    やさしさと威厳
    内的動機 仕事の意義や影響力
    マルチタスクをやめる
    マインドフルネス
    デザイン思考と同じ
    課題は克服できる、問題はチャンス、大きければ大きいほどチャンスも大きい
    与えられたもので何を作るか自分次第
    プロトタイプしてる合ってる
    リーダーとして最も重要なのは自分の心を整える部分

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    2016年11月06日
  • スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義

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    スタートアップする方法などの参考になる。
    事例も多数載っており、わかりやすいないようになっている。
    スタートアップする際に、ローリスクで始めることが秘訣と言われているが、その方法が大きくわけて3つ載っている。

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    2016年03月05日
  • 権力者と愚か者 FT編集長が見た激動の15年

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    2005年から2020年に渡り「フィナンシャルタイムズ」紙の編集長だった著者が世界中の権力者に取材できる地位にいたことから、コロナ禍前までの多くの政治的、経済的、メデイアの激動する状況変化に遭遇する。
    特に本拠地のイギリスにおけるブレクジットをめぐる保守党の分裂と権力争いは民主主義の先進的国家と見做していた視点から新鮮で興味深い。
    ヨーロッパ各国の要人との交流がイギリスの微妙な距離感が親EUの著者から日記形式(実際は日記ではなくて取材メモやレポートらしい)で記述され、行間からにじみ出るセレブ感やエリート臭さも少し鼻につくが、この潮流を掴みそこなった著者(EU残留支持)が、トランプの米大統領当選

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    2025年11月22日
  • 資本主義の再構築 公正で持続可能な世界をどう実現するか

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    これぞアカデミックという視点の本だった

    2020年刊行。2025年現在までの流れを理解する上で役立った。一方、今現在は本書が掲げる流れに対して揺り戻しの途上なんだろう。少なくとも潮目が少し違う

    成熟した社会ではやらないことを決めることな必要なのは多分そう。それ以外の方法はないってみんなわかってるけど、ほんとにやり切る覚悟を持つのは難しい。そんな本と理解した。読んでよかった

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    2025年09月22日
  • 新版 20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

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    ネタバレ

    「この本で何より伝えたかったのは、快適な場所から離れ、失敗を恐れず、不可能だと決めつけることなく、あらゆる機会をとらえれば、可能性は無限に広がり、輝くことができる、ということでした。」

    これに尽きる。

    「何かを成し遂げようと思ったら、その方向に動き出すことです。ただ自分にそうすると許可を与えればいいのです。」

    快適な場所から離れるためには、一歩踏み出す許可を自分に与えればいい。ああした方がいい、ああだったらいいのに、と言ってないで、少し行動してみる。そうすれば、可能性は無限に広がる。

    なかなか著者が言うように、光り輝くために常に最高であり続けるのは難しいかもしれない。でも、行動を続ける

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    2025年08月17日
  • ザ・リーダーシップ・マネジメント

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    良い戦略を立てても、きちんと実行されないと意味がない。意思決定よりも、実行力。そのためには・・・という本。管理職は読んだ方がいい。

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    2025年04月08日
  • 新版 20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

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    大学で創造開発系の講義をする教授が、大学に入る歳になった自分の息子向けにまとめた、仕事や起業や生き方に関する講義

    問題の定義の仕方、常識を疑って思い込みを外して解決方法を生み出す方法、やり始めること、失敗の効用や辞め時、いろいろ試すこと、些細な積み重ねが幸運につなごること、将来を想像した判断、チームプレイ、光り輝くチャンスを逃すな、自身に許可を与えて自身の物語を紡ぐことといった12の講義。

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    2025年02月20日
  • 新版 20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

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    春から大学生になる私にとってとても有益なことが沢山書かれた本だった。困難に立ち向かわなければならないことがこれから沢山あると思うけど、常識と捉えられていることから飛び出してチャレンジしたときにのみ大きな飛躍が期待できるのだと感じた。人生の糧にしたい1冊になった、、

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    2025年02月02日
  • 21世紀の金融政策 大インフレからコロナ危機までの教訓

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    アメリカ連邦準備制度理事会の第14代議長を2006年から2014年まで務めたベン・バーナンキによる米国の金融政策に関する本です。世界最大の経済であるアメリカ中央銀行総裁によるリーマン危機時の対応や、20世紀の歴代議長に対する評価、現議長であるパウエルによる金融政策の舵取りに関して記されており、とても興味深く読みました。

    連邦準備銀行(FRB)のReserveとは、市中銀行がFRBに保有する預金を指し、FRBの負債に計上されます。資産としては、米国債、MBS(GSE-Government Sponsored Enterprises, Fannie Mae, Freddie Mac, Ginni

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    2024年08月16日
  • そのビジネス、経済学でスケールできます。

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    客観的な5つのチェックポイントを意識することがすぐにでもできるスケールするアイデアの考え方
    特に偽陽性や過大評価は直近の仕事でも役に立ちそう
    スケールさせるためには、積極的に代替案を作りできる限り早く「やめること」、信頼と協力の組織文化を作ること
    行動経済学のような分野ってマーケティング的な観点では面白いなって思った(この本を思い出した。)

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    2023年08月14日
  • 新版 20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

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    私は残念ながら、もう35歳なので、経験を通して既に理解できる部分も何点かありました。
    私が1番共感した部分は第6章でしょうか。私達は生まれ育った環境に慣れ親しみ、それが正常であると思い込んでしまうものです。
    特にそれが居心地の良い環境であれば、特に自分の生活を見直したりはしません。

    本書は全編を通して、常識を疑い、時として居心地の良い環境を抜け出し、失敗を恐れずにチャレンジすること、の大切さを説いていますが、日本でこれをやるのはアメリカでやるより、更に難しいと思います。笑

    極端に言えば人生に失敗なんてありえないと、35歳の私も今では信じています。

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    2023年06月05日
  • 新版 20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

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    常識を捨てる、リスクをとる、情熱を注ぐ対象を持つ。

    「汝は少なくとも宝くじを買えるではないか」
    「限られた資源下では協調が必須であり、その上で競争により互いが高めあえる」
    「失敗の履歴書」
    「何もしないことは最悪の類の失敗、創造力は行動から生まれる。何もしなければ何も生まれない。」

    ティナ氏のメッセージはどれも啓発性が高く、共感性の高いものであった。
    まずは自分を知ることから、自分の習慣・常識を紙に書き出そう。

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    2023年05月21日
  • 新版 20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

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    27歳でこの本を読んで、初めて知る考え方、もっと早く読んでおきたかった内容が盛りだくさんだった。
    本当に20歳、または高卒の18歳とか?で読むのがよさそうな本だと思う。中学生とかでもいいのだろうけど。

    【個人的印象、ポイント】
    ・起業家精神、これは起業するしないに関わらず、人生を楽しむためにあったらとてもいいもの。実話がたくさん出てくるが、ほとんどは起業家の方々。だけど起業する人だけじゃない、全ての人に考え方として当てはまる話だった。
    ・常識を疑う、身近なものにも注意をはらう、自分の可能性を信じる許可を自分で与える。人生はすべて自分自身。

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    2023年03月09日
  • 新版 20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

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    私には全ての意味を理解するのは難しかったが、
    大胆な魂に不可能はない。自分で限界を決めず、自分にどこまでも許可を与えることがどれだけ重要か考えさせられた。
    「何をやるにせよ、その道で卓越したものになる」「一所懸命に取り組むことが成功の鍵である」
    老子の叡智が反映されているし、これから就職する身として、心に刻みたい。
    何度も読み込んで、理解を深めたい一冊。

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    2023年02月25日