ライオネル・バーバーの作品一覧
「ライオネル・バーバー」の「権力者と愚か者 FT編集長が見た激動の15年」「勝負師 孫正義の冒険」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ライオネル・バーバー」の「権力者と愚か者 FT編集長が見た激動の15年」「勝負師 孫正義の冒険」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
フィナンシャルタイムズ元編集長による孫正義録の下巻。
上巻にも増して孫正義氏の破天荒ぶりが本当の冒険小説のよう。特に外国人幹部たちの挙動は事実とは思えないほどの強欲さがありNetflix化待ったなしの内容。
日本人が著した本だとどうしても孫正義氏を成功した聖人扱いする部分があるので(本人インタビューが主なので仕方ないのだろうけど)、忖度なしの報道資料から構成された傲慢で成金の側面を持った孫正義像は新鮮である。
一方、事実ベースを重ねていった結果、物事の主語や因果関係に混乱が生じる場面が多々ある。意図的なのかもしれないが。
億万長者から一転リーマンショックで負債を抱え、スプリント、後継者問題、ソ
Posted by ブクログ
2005年から2020年に渡り「フィナンシャルタイムズ」紙の編集長だった著者が世界中の権力者に取材できる地位にいたことから、コロナ禍前までの多くの政治的、経済的、メデイアの激動する状況変化に遭遇する。
特に本拠地のイギリスにおけるブレクジットをめぐる保守党の分裂と権力争いは民主主義の先進的国家と見做していた視点から新鮮で興味深い。
ヨーロッパ各国の要人との交流がイギリスの微妙な距離感が親EUの著者から日記形式(実際は日記ではなくて取材メモやレポートらしい)で記述され、行間からにじみ出るセレブ感やエリート臭さも少し鼻につくが、この潮流を掴みそこなった著者(EU残留支持)が、トランプの米大統領当選
Posted by ブクログ
フィナンシャルタイムズの元編集長による孫正義録。"The Gambling Man"というタイトルが言い得て妙。国内の孫正義伝と異なり、公開情報を基にした忖度なしの物語が面白い。常々語られる孫氏の武勇伝の光の部分に対して、影の「きな臭さ」にもしっかり触れられており面白い。
本書の登場人物はみな大物もしくは今や大物となった人物で、早くから孫氏がグローバルに人脈を構築してきたことがよくわかる。そうした人々に対して30代の孫氏が臆することなく大ぼらを語って交渉する姿は字面を通して迫力を感じる。インタビューに応じている人たちは億単位で損害を被った人や結果利用された人が多くいるが、{