ライオネル・バーバーのレビュー一覧

  • 勝負師 孫正義の冒険(下)

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    フィナンシャルタイムズ元編集長による孫正義録の下巻。
    上巻にも増して孫正義氏の破天荒ぶりが本当の冒険小説のよう。特に外国人幹部たちの挙動は事実とは思えないほどの強欲さがありNetflix化待ったなしの内容。
    日本人が著した本だとどうしても孫正義氏を成功した聖人扱いする部分があるので(本人インタビューが主なので仕方ないのだろうけど)、忖度なしの報道資料から構成された傲慢で成金の側面を持った孫正義像は新鮮である。
    一方、事実ベースを重ねていった結果、物事の主語や因果関係に混乱が生じる場面が多々ある。意図的なのかもしれないが。
    億万長者から一転リーマンショックで負債を抱え、スプリント、後継者問題、ソ

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    2025年12月01日
  • 権力者と愚か者 FT編集長が見た激動の15年

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    2005年から2020年に渡り「フィナンシャルタイムズ」紙の編集長だった著者が世界中の権力者に取材できる地位にいたことから、コロナ禍前までの多くの政治的、経済的、メデイアの激動する状況変化に遭遇する。
    特に本拠地のイギリスにおけるブレクジットをめぐる保守党の分裂と権力争いは民主主義の先進的国家と見做していた視点から新鮮で興味深い。
    ヨーロッパ各国の要人との交流がイギリスの微妙な距離感が親EUの著者から日記形式(実際は日記ではなくて取材メモやレポートらしい)で記述され、行間からにじみ出るセレブ感やエリート臭さも少し鼻につくが、この潮流を掴みそこなった著者(EU残留支持)が、トランプの米大統領当選

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    2025年11月22日
  • 勝負師 孫正義の冒険(上)

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    FTの元編集長が日本やアメリカ、韓国とは異なる第3者的な視点から日本の財界(エスタブリッシュメント)のアウトサイダーと見られてきた孫正義の生い立ちから前編ではアリババの大株主になるまでを時系列的に描く。
    ドットコムバブルの破綻やヤフーBBを筆頭としてブロードバンド革命から来るECやインターネットの浸透を見通す先見性が如何に養われてきたかアメリカ留学時代からの投資哲学、投資歴の蓄積が客観的に記述され興味深く読める。
    SBI北尾氏との離別やリップルウッド、ヤフーとの駆け引き等飽きることなく読み進める。

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    2025年11月12日
  • 勝負師 孫正義の冒険(上)

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    フィナンシャルタイムズの元編集長による孫正義録。"The Gambling Man"というタイトルが言い得て妙。国内の孫正義伝と異なり、公開情報を基にした忖度なしの物語が面白い。常々語られる孫氏の武勇伝の光の部分に対して、影の「きな臭さ」にもしっかり触れられており面白い。
    本書の登場人物はみな大物もしくは今や大物となった人物で、早くから孫氏がグローバルに人脈を構築してきたことがよくわかる。そうした人々に対して30代の孫氏が臆することなく大ぼらを語って交渉する姿は字面を通して迫力を感じる。インタビューに応じている人たちは億単位で損害を被った人や結果利用された人が多くいるが、{

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    2025年10月22日
  • 勝負師 孫正義の冒険(下)

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    AGIの礎石になりたいか

    超ポジティブ思考で楽観的な人物
    クレイジーさがないと変革できないのでしょう

    一言で言えば
    型破り派です

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    2025年12月08日
  • 勝負師 孫正義の冒険(上)

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    結局何してるかよく分からないソフトバンクのことをよく分からないまま伝えられた印象。Wikipediaくらいの立ち位置。

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    2025年11月01日
  • 権力者と愚か者 FT編集長が見た激動の15年

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    FT編集長の日記的随筆。
    日経に買収されるところは面白いが、日経BPが発行しているところが、少し冷める。

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    2021年10月17日