鈴木裕介のレビュー一覧
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ネタバレ生存戦略のために隔離された自分の「パーツ」たちとチームになる。
自力で余裕を持ってケアしていくのは難しそう。
「トラウマ」が重要なキーワードになっていくんだろうなあ。
・感情は身体反応から始まる
・PBDや双極性Ⅱ型にも相当な割合でトラウマ的な養育環境が背景にあることがわかってきている
・「気づいてほしい」「わかってほしい」を自分自身が無視したり抑え込もうとするほど、他人に対して「わかってくれない」という気持ちが強くなる
・フォーン反応:自らの安全のために、周囲の人との争いを避けたり、相手に喜んでもらおうと必死に行動したりすること -
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私はおそらく人類の中で考えても結構な無気力人間で、特に家にいるときはだらけまくって何もやらなくなるダメ人間だ。まあ別に困っていると言うほどの悪癖でもないと思ってるので、あんまり改善の意思はないけど、この先家族もなく孤独に生きていくことを考えるとそんなことも言っていられないので少しはなんとかしないとなと思いこの本を読んでみた。
書いてあることの実践はおそらくそんなに難しいことはないと思う。ただ私自身にやる気がまったくないのは最早どうしようもない。これは私の性格的なものなのでこの本は全く悪くない。モチベーションを上げるためのことをするモチベーションがないのはどうすればいいんだ……
ただ自分のこ -
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『30秒でやる気を上げる』なんて本当?そんなんで出るやる気ならとっくに出とるわい
「正直、『30秒でやる気が出る』ってホンマか?と思いながら読み始めたこの本だけど、やる気が出ない人の気持ちに寄り添いすぎてて、妙に刺さった。
例えば『まず30秒だけやってみて、それでも無理ならやめてもOK』って方法があるんだけど、行動って“し始め”が一番めんどくさいから、30秒でもやった時点で、実は一番めんどい壁は突破してる。
31秒も32秒も、なんなら1分だってそのままいける気になる。
その後はいつ切り上げても「やった」って事実は残るから、少なくとも「何もやってない」とは違うんよね。
「失敗の定義を変 -
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序盤はかなりネガティブ思考、自己肯定感の低い人に対するアドバイスが続いており、自分はそうではないため読んでいて気持ちがどんよりする感じがした。
飛ばして後ろの方から読んだ方が、得られるヒントが多かった。
頭よりも体や心で心地よいと感じることを大切にすること。他人や社会の価値観を知らぬ間に優先したり、常識として捉えて自分軸で生きていない人が多いということ。また自分もその1人で、世間的に正解・良いとされることを目指すべきだと思い生きてきたように思う。
ゲームをたくさんしたって、だらだらしたって、低収入だっていいじゃない。自分の思うままに生きているほうが幸せ。人生をもっと気楽に考えたいなと思った。 -
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ネタバレ心療内科医である筆者が教えてくれる28のこと
「自分のルールで生きる」「自分の物語を生きる」というのは、結局のところ、「自分を喜ばせる時間やエネルギーをできるだけ増やしていく」こと
「我慢は美徳」という価値観は、あなたの本来の感情を感じる機会を奪い、抑えつけ、今のあなたに本当に必要なものを判断する能力を奪っていきます。
そのデメリットは、我慢そのものによって得られるメリットよりもはるかに大きいので、さっさと脳内からアンインストールしてしまったほうがいい
自分の人生、出来るだけ我慢せず
自分は自分であって大丈夫と信じ
残りの人生を心地よく生きよう〜♪ -
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文字通り、我慢をしないで生きることを説く。
とかく日本人は、真面目で、耐えることを美徳とするところがあるが、もっと素直になりなさいと言うこと。
付き合いや罪悪感も不要。
罪悪感と言えば、交渉の際によく使われる心理テクニックとして、「最初はとんでもない要求を出してわざと断らせ、相手が罪悪感を抱いたところで本当に通したい要求を提示する」というものがあるようだ。
職場においても、罪悪感は、不公平なトレードに利用されがち。有給をとるのも、自分の仕事が終わったらさっさと帰るのも、本来は当然の権利のはずなだが、罪悪感にさいなまれる。
私たちが抱く罪悪感は、実際には他の人からネガティブな感情を向けられる -
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アメリカの経済学者ロバート・ハリス・フランクは、「所得や社会的地位、家や車など、他人との比較優位によって得られる幸福感の持続時間がとても短い」ことを明らかにしました。
我慢することで、自分に得られるもの(メリット)があるかどうか。そのメリットを自分が欲しいと思っているかどうか。そのメリットが、自分の支払うコスト(お金、時間、エネルギー、ストレスなど)に見合っているかどうか。我慢しなければならない期間が決まっているかどうか。をきちんと吟味しましょう。もし支払うコストに見合うメリットがなく、期間が決まっていなかったり長すぎたりするようなら、それは不公平なトレードといえます。自ら結論を出し、NOをつ -
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ゲームのステージクリアみたいにはいかないと思うけど、生きづらさを感じている人にはおすすめできる。
クエストとあるが、ゲーム的な構成がされているわけではない。普通に、本である(笑)
ところどころにゲーム名が出てきて、そのゲームをプレイしたことがある人なら、圧倒的に理解しやすいのは間違いない。
本書は「ゲームからだって学べる」ということを示していて、そこは共感できる。ゲームだって無駄じゃない。無駄にするかしないかは、あなた次第である。もちろん、本にしろスポーツにしろ同じだろう。
かなり限定的になるが、ゲーマーにおすすめのメンタル治療本として貴重な一冊。