あらすじ
「休んでも、疲れが取れない。
その理由はなんだろう」
「寝る」「ダラダラ」「スマホを見る」は
休み方を間違えている!?
●いつもだるくて重い
●やる気がでない
●パフォーマンスが安定しない
●つい頑張りすぎちゃう
●自分の時間がなくてつらい
●仕事のプレッシャーがきつい
●人と会うと疲れてしまう
●会社に行きたくない
そんな時に!
「日々の疲れが抜けない」
「ストレスを抱え苦しんでいる」
「休職を考えている」「つらくて動けない」
そんな人々を長年サポートしてきた
鈴木裕介医師が【本当に心と体を回復させる】休み方を教えます。
・「人はストレスに気づきにくい」。
まだまだ頑張れるより、「積極的に休み」が正解
・周りに配慮しすぎると人の心は麻痺する。
他人のニーズには答えすぎない
・誰にも会いたくないときは、会わなくていい
・疲れたら、社会や周囲から与えられた役割から離れる
・怒りたいときは怒ってもいい
・自分の身体の声を聞こう
・新しい自律神経の考え方、
「ポリヴェーガル理論」が心と身体を癒す
・ストレス反応は「炎」と「氷」の2つがある
・どちらのモードかで休み方は変わる
・回復のキーワードは「安全」と「安心」
・「心と身体の疲れ」が取れると
想像以上に前向きになれる!
【本文より】
「いくら休んでも、疲れがとれない」
「そもそも、十分に休むことができない」「休むのが苦手」と
感じている人もたくさんいます。
(中略)
実は、それぞれの人の個性や、その時々の心身の状態などによって、
「本当の意味で心や身体を癒やすことができる休み方」は異なります。
本書では、「忙しくて休む時間が取れない」「休日も気持ちが休まらない」
「自分では休んでいるつもりなのに、なかなか疲れがとれない」というみなさんに、
たとえ短い時間でも「本当の休み」をとっていただくための方法をお伝えします。
それによってみなさんが心や体を癒やし、
少しでも「生きやすくなった」と感じていただけることを、
私は心から願っています。
【目次】
PART1
疲れたけれど休めない人へ
心療内科医が教える本当の休み方
PART2
あなたの心と身体を癒やす
カギは「自然なゆらぎ」と
「自律神経」にある
PART3
人は「安全」と
「安心」を感じると、
癒やされ、回復していく
PART4
自分の身体のニーズを知り、
適切な回復行動をとろう
PART5
新しい自分が見つかる
「BASIC Ph」の話
最終章
「身体と調和する」生き方を目指そう
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
一言で言うと、めちゃめちゃ良かった!現在仕事をお休みしていて、少しずつ元気になってきたら、仕事についてあれこれ考えるようになって。正直、休んでいることの罪悪感もある。そんな私に最終章の最後のトピックは読んでいて涙が止まらなかった。今の私に大切であり必要なことがつまっていました。オススメです!!
Posted by ブクログ
漠然と「疲れ」というものは感じているけれど、それに対するぴったりな対処方法は知らなかったなと改めて気づかされた。
社会に出て、周りのことが気になるけれど
1番大切なのは自分自身に目を向けること、自分と対話することが大切なのだと思った。
Posted by ブクログ
休み方なんて、人に教わるものじゃないでしょ、と、昔の私はきっと一蹴したと思うけど、タイムスリップできるならば、私は迷わずこの本を過去の私に贈りたい。
この本では、人がストレスを溜めて身体と心を壊していく過程で、身体がどのような状態になっているのか、ストレスといっても何種類かあり自分の陥ってる状態によってその対処法も変わってくるということが丁寧に述べられている。
つながる相手は人じゃなくていい
私たちから「人や社会に安全・安心を感じる」という回路が失われることはない
という言葉が個人的には一番刺さった。
自分に正直に、今を大切に過ごしていきたい。
Posted by ブクログ
現在休職中の自分が再発防止策の検討をするにあたり、論理的に腹落ちできる内容が多く含まれていた。
また、気持ちの部分においても、辛い時の気持ちを思い出す記載もあった。
いずれにせよ、うまく休めていない、疲れが取れていない時に再読したい。
Posted by ブクログ
休職中に読みました。休職中の自分にはぴったりの内容で、とても役に立ちました。休むことを前向きに捉えられます。リカバリーの方法について考えるきっかけになりました。休み方も技術かもしれません。
Posted by ブクログ
本当にリラックスできる方法は自然やペットなど。スタバで軽い会話をするのもいい。サウナでわ共通のテレビを見るのも一体感があっていい。
1人ではダメ。古代人類の遺伝から孤独はストレス性が高い
Posted by ブクログ
「休む」って何をしたらいいんだ?と思い、この本を読みました。
弱った時の心の声が散りばめられていて、共感できることが多かったです。
私は「身体に起きていることは、いったん正しいと受け入れる」この言葉が特に響きました。
痛いのには理由があるということです。体調を誤魔化さない。変化を受け入れ、労ることも大切だと思いました。
休むことに罪悪感を感じてしまう方におすすめしたいです。
もっと休もうと思いました
書籍を読んだことで、休むときは「自分が疲れていることを自覚する」こと、「身体が求めていることに身を委ねる」こと、「自分に合った休み方を知る」ことが大事だとわかりました。
「BASIC Ph」という考え方も自分に合う休み方を考える上でとても参考になりました。
読んでよかったです。今回知れたことをいかして休み上手になりたいと思いました。
Posted by ブクログ
読みやすい言葉で書かれていた。
休養を必要としている人にはもちろん、その家族や、職場の人にも読んでもらいたい本。
自分のことをわかってあげるためのヒントがたくさんあった。
Posted by ブクログ
まさに私は氷のモードから抜け出せなくなっていたのですが、
それがどのような状態なのか、対策はどのようにしたら良いのかが分かりやすく書かれていました。
体の仕組みについて知識が少し深まったし、自分に合った対応策もみつけられそう。良き本です。
Posted by ブクログ
読みやすく、ライトに見えるが筆者の知見が詰まっており、内容が充実した本だった
頭でなく身体にまかせて休んでみようと思えた
時代なのか、私も氷のモードに入りやすい。音楽聴いたり身体を強制的に動かしたり、切り替えできるように意識したい
ダメな時(動けない時)の自分を否定しなくていいのだと思えた。重要なのは切り替えであり、落ち込みたい時はとことん落ち込み、心が元気になってきたらスイッチを切りかえて楽しく生きていこう!
Posted by ブクログ
休んだ休息したという感覚は人それぞれに 違う。自分が落ち着いてリラックスした状態か 休息になる。それが 寝る人もいれば運動する人もいれば アウトドア する人もいる 人それぞれで休み方が違う。
Posted by ブクログ
心の回復法が参考になった。
テンションがハイ(または攻撃的)な時には落ち着ける行動を、ローな時には気分が高揚するようなことをすると良いらしい。
ということで、それぞれをあらかじめリストアップしておくことにした。
Posted by ブクログ
これまで自律神経は交感と副交感の二つだと思っていたが、最近の定説では交感神経(炎、アッパー型)と背側迷走神経系(氷、ダウナー型)と腹側迷走神経系(リラックス、副交感)の三つがあるとのこと。
心や体の声を聴き自分にとって必要、大切なものを知ることが大事。そのレジリエンスに必要な対処法として、BASIC Phがあることを知れた。
B信念•価値、A感情•情動、S社会的、I想像力、C認知、Ph身体。ひとそれぞれの傾向があるため自分に有効な手段をコーピングとするのがよい。
新しい知識が得られた内容でした。
Posted by ブクログ
ストレスの感じ方によって対処に仕方が違う。ストレスを脳神経で解説してくれているので、脳神経大好きなわたしにとって読みやすかった。渦中の人間はこの本に近寄りがたいかもしれないが、すぎた人間にとっては納得のいく内容だった。
Posted by ブクログ
読みやすくてよかった。
元気がない時は読解力が低くなるのを見越しているのかはわかんないけど、文字のフォントとか大きさとか読みやすいような気もした。
ストレスコーピングについて学び直せてよかったかも!
Posted by ブクログ
タイトルや表紙から、もっとイロモノなのかと思っていた
予想をいい意味で裏切られた書籍
心をみることはつまり体をみることなのだと思うし
からだは素直に教えてくれているのだなと思う
Posted by ブクログ
適応障害になり寝るだけの生活をしていた時に、題名に惹かれて購入しました。
神経系のことやストレスの発散方法等の知識が書いてあったり、今の自分を肯定してくれるような言葉もあって読んでよかったと思いました。
Posted by ブクログ
メンタルが疲れた状態で読み始めると、カウンセリング的な文章が心を楽にしてくれ、気持ちが少し楽になる。一方で科学的なストレスに関する説明は、端的に理解するには読みにくい部分もあった。知識 だけを得たい人は、Part2から5までに集約されていると思うので、そこだけ読むのでも良いかもしれない。
Posted by ブクログ
「休む=眠る」ではなく、心と体を回復させる具体的な方法を紹介しながら、無理に頑張ることでかえって疲弊してしまう現代人に向け、休息の質を高める工夫がやさしく語られる。休むことを「怠け」ではなく「技術」として学べる、実用性と安心感に満ちた一冊。
Posted by ブクログ
自律神経に関する研究者の理論を説明している。
また、実際のリラックスするエクササイズなども紹介しており、実践しやすい。
頭(思考)だけを優先してあげるのではなく、体(感覚)の声も聞いてあげようと思う。
Posted by ブクログ
ストレスへの耐性は十人十色でみんな受け方や感じ方は違う。人は適応する生物だ。だが、限界はある。誰もが無敵超人みたいな存在にはなり得ない。
ならば、この激しい時代にどう生き残るためにはどうすればよいのか。本著では、心身のケアの重要性を説いている。
身体を休めるためには、よく深く寝ること。精神を休めるためには、自然に触れて感じること。そして、様々な心のケアのヒントが詰め込まれている本である。
私たちは、有象無象の他者に時間を割きすぎて、自分を追い詰め過ぎている。だからこそ、あなたや私にとっての人との距離感や心の距離、向き合い方を本著で意識するきっかけになるだろう。
Posted by ブクログ
単純化しすぎた説明が多く分かった気になれるタイプの本。元気がない時にも読める柔らかさがあるので、こういった表現をストレスに感じない人ならよいかもしれない。BASIC Phは自分のストレスコーピングを考えるのに便利そう。
Posted by ブクログ
働きすぎていた時に購入。前作の「我慢するほど人生は長くない」の方が良かったなあ。自律神経系の本は読みあさっているので新しいことはそこまで得られず。
Posted by ブクログ
表現は平易な言葉なんだけど、難しく感じた。でも、人の機能にばかり目を向けるのではなくて、存在価値に目を向ける、これが親友とか家族に抱く安心感に繋がる、みたいな感じの文章があった気がするのだけど、これはいい文章だなあと思った。
Posted by ブクログ
2024.13
年に1度か2度、学校や会社に行けなくなる時があり
そういう時は誰とも会わずベッドから出ず
引きこもって過ごした
正気になるのには少なくとも3日は必要で
それはいつも突然やってきた
今回身体が先に悲鳴をあげたので休んだ
最初は何日も塞ぎ込んで寝ていたけど
しばらくすると今度は不安で忙しくぐるぐる
どうすればいいのかわからなくてこの本を買った
読んで分かったことも
よく分からなかったこともあった
早く大丈夫になりたいけど
今はとにかくゆっくり過ごしてみようと思った
===
P45 「他者から期待されている」という思い
「自分がやらなければならない」という思い
P50 一度、他人のニーズに応えたいという気持ちから離れてほしい
P55 「本当の休みをとる」とはどういうことなのか。〜 「自らの『身体のニーズ』を把握し、それに応えるこので自分自身とのつながりを取り戻し、心身が安全・安心を感じられる状態にすること」
P158 「もう人と話したくない」「引きこもりたい」というモードになるのは、自然なことです。このような状態のことを「コミュニケーション・オーバー」と呼んでいます。
P249 「身体の言うことはいったん正しい」と考えてみる