【感想・ネタバレ】がんばることをやめられない コントロールできない感情と「トラウマ」の関係のレビュー

あらすじ

たまに自分のことがわからなくなる人へ。

●「いい子」でいることに疲れた
●感情のコントロールがうまくいかない
●「自己肯定感」という言葉にもやっとする

15万部を突破した『我慢して生きるほど人生は長くない』著者・鈴木裕介氏が伝えたい
過去の自分と向き合い、生きやすくなる方法。

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Posted by ブクログ

とても読みやすかった。
自分に当てはまるところだけ読むという読み方もありだと思う。

幼い頃に傷ついた心にそっと寄り添ってくれる様な本。
しんどいと感じている人も、そのサポートをする人も読んでみるといいのかなぁと思う。

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2025年11月23日

Posted by ブクログ

トラウマとケアについて、やさしく、やわらかく、包み込むようなあたたかさで説明されていて、安心して読めました。

傷ついている人を理解しようとするときに、助けになる内容でもありました。

「幸福耐性」という言葉の紹介が印象的でした。
生命を守るために身につけた生存戦略を、どのようにして自分にやさしいものに変化させていくのか。
そこには「尊重」と「時間」の両方が必要なのだろうと思いながら読みました。

0
2024年11月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本文中にゲームのペルソナ4を使った例えが出てきたけれど、自分が感じていた心の奥底にいる、相反する衝動を持った自分は、今現在までの苦しい瞬間に自分の辛さを肩代わりし、生かしてくれていた自分なんだという事実が本当に驚いた。
自分で自分を好きになる為の道を示してもらえたような感じがして、心の冷えきった暖炉に火を灯してもらえたようなほっこり感があった。

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2023年12月19日

Posted by ブクログ

「トラウマのない人はいない」
前半は自分の過去を思い出して辛くなることもあったけど、それも自分を守ってくれていた自分の一部である「わたし」なんだと思ったら、無闇にできないなと思った。
自分で大したことないと思っていたことにも名前をつけて行くと少し楽になるのかも。

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2024年01月21日

Posted by ブクログ

生きづらい、人付き合いが苦手、しんどいと思っている人にぜひ読んでもらいたいです。

私は毒親育ちで生きづらいとは思ってましたが、この本でより深く生きづらさの理由が分かりました。

もう1人の「わたし」(インナーチャイルドや潜在意識と考えてもいいかな?)が私を今日まで生きられるように痛み、苦しみ、怒りなどを身代わりに受け取っていてくれたんだ、ありがたい存在なんだと思えました。

この本を読んだからと言って、すぐに生きやすくなる訳ではありませんが、嫌いだった「私」も「わたし」も少し愛おしいと思えるようになりました。

1
2023年10月05日

Posted by ブクログ

わたしの生きづらさってトラウマやったんや。あれって解離やったんや。そう思いながら読んでたら泣いてました。

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2025年10月06日

Posted by ブクログ

読者によるが、自分にとっては自己理解を深めるのに良い本だった。特にフォーン反応についての話は、当てはまる部分が結構あると感じた。

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2024年07月31日

Posted by ブクログ

◉内容
 トラウマに振り回される人々の様子を漫画で紹介。トラウマの典型的な症例として、頑張りすぎる人、恋人を束縛してしまう人、部下にキレて後で後悔する人などが紹介される。後半でトラウマとの付き合いかた?について綴られる。

 後半に心に刺さる言葉が多かったので抜粋。

 さらに、危険にさらされていた当時の生存戦略は現在(当時ほど危険ではない)環境とマッチしなくなっていることを理解する。

中略

 例えるなら、戦場を生きるのに必要だった銃火器や戦闘服を比較的安全な街いても、今でもずっと携えたまま生活しているようなものです。さらに言えば、その重装備こそが、安全な街での生活や人間関係の構築にマイナスに働いているとも言われるかもしれません。

中略

 あなたの感じている「生きずらさ」は、解離という生存戦略の名残であり、それには異常な環境に適応するための正常な反応であったのかもしれない。戦うことも逃げることのできない弱い立場で、解離という生存戦略を駆使して、あらゆる逆境をなんとか生き延びてきた、ということかもしれません。
 
 トラウマを治す具体的な方法は多分書いてなかったけれど、トラウマがある自分を責めなくていいよ、よ綴られていた気がする。
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自分のトラウマは?
私は医師で後期研修医時代に、鬼のような上司から、大勢の前で何度も怒鳴られていた。今思い返せば当時の自分の実力や働き方にも問題があったと思うもののとても傷ついたし、よくできる同期と比較され今でも劣等感が付きまとう。そのせいか、本書に出てきた人のように、時々仕事でミスした部下にきついことをして後で猛烈に後悔して落ち込む。同じ仕事をしている人に対しては全員を自分と比較して敵対心に近いライバル意識を持つこともある。これをトラウマと言っていいのかわからないけれど、この本を読んだおかげて自分が抱えている“生きずらさ“の解像度が上がった気がする。

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2023年11月25日

Posted by ブクログ

仕事でも、とにかくがんばらなきゃ、とにかくなにかやらなきゃ、相手の要求に応えなきゃ、コミュニケーショの正解を探し続ける
と思うのは普通のことで、むしろ頑張らないやつ、全然動かないやつを見るとイライラ、反吐が出る、少しでもそいつらのことが評価されたら嫉妬で嫌になる。
そして、そんな自分が嫌だけど、止められない。どうしようと思った時に読む本。

自分のせいじゃない。トラウマのせい。それでこれまで、自分は守られた。正しい生存戦略をとった。と客観的に少しでも思えた。

自分が持っているパーツかもと思ったもの
・相手に寄せる、応える
・親密さを嫌がり、距離を保ち、回避・拒絶したがる


そして、今日から、
自分を大切にしてくれる人、そうじゃない人を識別し、そうじゃない人にはレベルを下げても良いということを実践したい。

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2025年05月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

生存戦略のために隔離された自分の「パーツ」たちとチームになる。
自力で余裕を持ってケアしていくのは難しそう。
「トラウマ」が重要なキーワードになっていくんだろうなあ。

・感情は身体反応から始まる
・PBDや双極性Ⅱ型にも相当な割合でトラウマ的な養育環境が背景にあることがわかってきている
・「気づいてほしい」「わかってほしい」を自分自身が無視したり抑え込もうとするほど、他人に対して「わかってくれない」という気持ちが強くなる
・フォーン反応:自らの安全のために、周囲の人との争いを避けたり、相手に喜んでもらおうと必死に行動したりすること

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2025年04月06日

Posted by ブクログ

当てはまるものが多くて、あ〜私も沢山のトラウマを抱えていたんだと感じました。
複数のわたしが出てくるのは、なるほどそういうことかと納得した部分もあったり、自己受容にむかうように、自分といま一度向き合うゆっくりとした時間が必要なんだと感じました。

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2024年01月13日

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