大庭忠男のレビュー一覧
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夕闇の迫るオックスフォード。
なかなか来ないウッドストック行きのバスにしびれを切らして、
二人の娘がヒッチハイクを始めた。
その晩、娘の一人が死体となって発見された。
もう一人の娘はどこに消えたのか、なぜ名乗り出てこないのか?
テムズ・バレイ警察のモース主任警部は、
ルイス部長刑事とともに捜査にあたる。
多くの仮説が覆されたあと、最終的に浮かび上がった解答とは……。
現代本格の代表作家、デクスターのデビュー作。
原題「Last Bus to Woodstock」。
デクスターの名前は以前から知っていたが、手に取るのは初めて。
作風についても噂は聞いていたが、確かに噂ど -
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祝!初、エラリイ・クイーン!
とうとうあたしもエラリイ・クイーン・デビューであります。
特になんの先入観も持ってなかったのですが、
でも、こう思いました。
思っていたより、ずっとエンタメだった。
テリー・リングが毎回登場するキャラクターなのかとか、
そんなことは分からないのですが、
このテリーとエヴァの物語は、あたしを熱狂させました笑。
こういうの、大好き!
その二人にあまり顔色の良さそうじゃないエラリイ・クイーンが
寄り添っているところなんかは、かなり良いツボだと思います。
ミステリーとしては、いまいち満たされませんでした。
そうだったのか!なんと!
という驚きもない、けど、それはこの人 -
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読み終わった後で、「ちょっとダメな人」にほんの少し優しくなれる気がする。そんなお話でした。笑
モース警部みたいに、仕事ができるとは言い難いけどなぜか憎めない人、いますよね〜。
本書については、愛読書である『海外ミステリ・ハンドブック』で知りました。
またドラマ化もされていて、イギリスではあのスーシェ版ポワロさんに次ぐ人気シリーズなんだとか。秩序・論理・整頓を重んじるポワロさんと、想像に基づく「推理」という砂の城を作っては崩壊させるモース警部が人気とは……イギリス人の国民性もなかなか興味深いです。
海外ミステリはそれなりに読んでいるつもりですが、翻訳の妙なのか元々の文体なのか、今回は久々に苦 -
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ネタバレ多重解決がというより、真面目な探偵小説読者をおちょくるような作風がアントニイ・バークリーみたいだと思った。確かに我々読者はすぐに複雑で突飛な真相に結びつけてしまう。ここまで読者に擬態したお茶目な探偵役ははじめてだ。迷探偵ぶりもロジャー・シェリンガムといい勝負。
ロジカルでかつアクロバティックな推理を多重に披露するミステリーを読んでいるので、「現代本格の最高峰」というのは誇大広告かな。といっても、真相は作者の匙加減というのが狙いなのかもしれないが。
しょぼい失踪事件でこれだけワクワクさせるのは凄いし、真相に関わる「容姿の変貌」についての説得力は他に類を見ないもので驚いた。
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ネタバレ諜報機関に属していたため、都合上4んだ事にされていた語り手ホールデンが復員し、数年ぶりに旧友ソーリィと恋人シーリアに再開する場面から始まる。「なにか特別な任務で遠くへいらしていたのね。」恋人の第一声に込められた思いは後に如何ほどのものであったか分かる。
ホールデンは旧友の妻であり恋人の姉であったマーゴットが脳出血で4んだと聞かされる。旧友ソーリィは病死と説明するが、恋人シーリアはソーリィの虐待を苦にしての自死であると完全に意見が食い違っており、ホールデンは旧友と恋人のどちらを信頼するか悩んだ挙句に殺人という結論を出す。
物語の核となるのが二者択一の苦悩。旧友が正しければ恋人は精神異常者であり -
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クラシカルなザ•ミステリーといった作品。
やはりこういったクラシックな舞台と設定は好みだ。
おそらく1970年代であろう時代設定、
夕闇の迫るオックスフォード。
なかなか来ないウッドストックへのバスに痺れを切らし
二人の女性はヒッチハイクを始める。
その晩、女性の一人は死体となって発見される。
もう一人の女性は一体どこに消えたのか?
そして事件を担当するモース主任警部が導き出す答えとは。
あらすじからは特に物珍しさは感じないが、
中々ミスリードが多く、犯人には意外性を感じた。
モース主任警部の人間臭すぎる部分など、
その辺のユーモアも兼ねた良作。
最後が個人的には一方的な主張、あくまで推