あらすじ
河からあがった死体の状態はあまりにひどかった。両手両足ばかりか首まで切断されていたのだ。ポケットにあった手紙から、死体が行方不明の大学教授のものと考えたモース主任警部は、ただちに捜査を開始した。が、やがて事件は驚くべき展開を見せた。当の教授から、自分は生きていると書かれた手紙が来たのだ。いったい、殺されたのは誰か?モースは懸命に捜査を続けるが……現代本格の騎手が贈る、謎また謎の傑作本格
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Posted by ブクログ
モース主任警部第六弾。
弟を見殺しにされた過去、
首も手もない死体、
よく似ている双子、
不可解な手紙を残した失踪、
ハニートラップ、
憎み合う大学教授。
ミステリー的な要素はてんこ盛りにも関わらず、
いつもの通り、迷走するばかりでなかなか捜査は進まない。
ソーホーと呼ばれる悪徳の渦が舞台となりながらも、
モースが捜査を後回しにするのは不自然だし。
結局、学長選挙を巡って長年騙されていたからという動機なのは、
全くもって肩透かしだった。