ふゆの春秋のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
古代都市から飛ばされて巨大な樹の頂上を目指すとか、ものすごくRPGのラスダン感がした最終巻。
終焉の精霊との最終決戦、魅亞やレスフレーゼやシオンが次々と駆け付ける場面が熱かった。
平和になった世界をレン達がどこまでも旅していく、そんなエピローグがすごく良かった。 -
ネタバレ
面白いなー
最高に後味が悪い
しかし、そこがいい
前向きに物語を終わらせないのが、この作品を印象深くさせる要素なのではないだろうか
私の心が歪んでいるからなのか分からないが、正直最後の終わり方は共感したくなった
登場人物の心理描写が非常に秀逸だ
人間らしすぎて、乾いた笑いが出た
人間、綺麗な心の持ち主なんていないよなと思った次第である -
購入済み
小説というエンターテイメント
一言で言うなら素晴らしい。
まず物語の構成が強く意識されているのが目に付きます。複線を回収するまでにチュートリアルやヒントがあり読者を置いてけぼりにするような小説とは一線を画しています。
ストーリーの内容は好き嫌いが出るかもしれませんがエンターテイメント性を優先しておりライトノベルとして優秀です。筆力も十分盛り上げ方にも工夫がみられます。
全体を通して物語の真相を推理しながら読み進める余地が残されており、読みながらゲームに参加することも可能です。
読者も参加者となってこの小説というゲームを楽しむ権利があるということはつまり、この小説はゲームに参加するためのチケットでもあるわけです。
事前情報を -
Posted by ブクログ
この人の作品はなんというか、波長が合わないとさっぱりだけれど、たまに波長が合うとものすごく琴線を揺さぶられる小説だと思う。この本は自分の中では「黄昏色の詠使い」以来の大ヒット。
1巻なので半分は設定のお披露目のような内容だが、その設定がまず良い。ご先祖の英雄そっくりの容姿を持つために、比較され揶揄されてきた少年が、先祖と共に戦った3人の姫とともに英雄が遺した書を求め旅に出る……。というストーリーは、ライトノベルにありがちな出来すぎなものにも思えるが、それでも嫌味にならないのは主人公のひたむきさ故だろう。報われなかったものが報われる物語が、自分の嗜好にあっているのかもしれない。 -
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