羽海野チカのレビュー一覧
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あ~、そういや零ってひなたにきちんと好意を伝えたことって無かったっけ?
あの唐突な婚約宣言から色々と、本当に色々と有りすぎてそういった基本的なことが完全にスルーされてたことに全く気付かなかったよ。そりゃ、ひなたは零から好かれてるなんて夢にも思わないよ(笑)
156話からは新登場の棋士、野火止あづさについて描かれている。それこそモノローグをこれでもかと大量に使って描かれている
この流れを読んだ時は登場したばかりのキャラクター、しかも気難しいタイプに何故ここまでの分量を使用するのかと思ったものだけど、15巻を通して読み終わった際には何となく見えてくるものが有った気がする
この巻では初出のあづさ -
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引き続き勝手にあかりの伴侶を見つけようとする零
林田先生、島田、あかり三人の繋がりは零の知らぬ所で始まったかと思っていたけど、零はきちんと把握していたのか。そして把握した上で更におせっかいを焼くのか
零にとってあかりはとても大切な人で、林田先生と島田は零にとってとても信頼できる相手で。零からしたらあかりを任せるに最も相応しい相手ということなのだろうね
ただ、やっぱりそれってかなりおせっかいな行動なわけで。しかも林田先生と島田には零の魂胆は丸見えだったのか(笑)
それでも釣られてしまってあかりにアピールせずに居られない二人の姿には笑ってしまうが
でも、大人の男には簡単に恋愛とか始められないのだ -
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ネタバレ3月のライオンはただの将棋漫画ではないのです。
読み手側の心の奥とかそういうある部分が大きく揺さぶられて削られるような漫画だといつも思う。
台詞ひとつひとつにガツンと殴られ引っ張られることが多々ある。
内容の感想がかけねーわ笑
内容とは関係ないんだけども
私の愛犬が旅立って悲しんでいた数日後にブンちゃんが旅立ってしまって、とてもとても辛かった。
ライオンを読み始めたころから見てきたブンちゃんがなくなってしまうことや、そのくらいの月日がたったこと、
直接ブンちゃんを知っているわけではないけど、大事な家族を失う辛さがダブってしまってとても苦しかった。
愛犬や愛猫、自身の親が老いるという -
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あかりを巡る恋模様が零も、そしてあかりすら把握しない内に穏やかに進む様子が心地よい
あかりとの相性、そして人間性。どちらをとっても島田の方が良さそうなのだけれど、林田先生のあのような心理描写をされるとつい林田先生を応援してしまいそうになるのは判官贔屓によるものか
…いや、流石にねぇ、あかりの前だけでなく零の前ですら格好をつけられないというのは逆に応援したくなってくるよ
そんなこんなもありつつ、始まるのは東洋オープン戦
零と晴信はいつもの如く別のブロックに居るのだけど、あの晴信が零の対局を楽しみにしつつも同等かもしくはそれ以上に楽しみにしているのが宗谷との対局と来たものだ
零もかつては宗谷との -
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前の巻がストレス値高めな内容だった反動か、この巻は随分と読みやすい内容に
対局も2つ描かれているものの、どちらもコミカルな内容になっているね
11巻ラストで暴走状態になっていた零は頼まれても居ないあかりの伴侶探しなんて始めたのだけど……
よくよく考えればあかりって充分美人さんなんだから零が余計な気を回さなくてもある程度の出会いさえあれば普通に伴侶は見つかる気がしてしまった
この巻だけでも以前からの知り合いである林田先生に留まらず、島田とも出会いがあったわけだし
雷堂と土橋の対局。雷堂は非常に口が回るタイプであるから彼が登場するだけで人物達の遣り取りは様々な動きを見せている。そして鹿児島の -
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ひなたが零の居る高校に入学してきたことで零の高校生活も賑やかになるかと思いきや……。そこは流石に変わらないのか…
でも、変わらない日常だけどその変わらない一人の日々に苦しさを覚えていない様子の零は逆に穏やかな表情で学校を生きている
「逃げなかった記憶が欲しい」との想いから始まった高校生活はまさかの「ま、もういっか」という曖昧なものに着地する
でも、そこにあるのはきっと自分を許すとか受け入れるといった感情であり、曖昧であっても自分の気持ちの収まりどころを見つけられたからこそ、今の高校生活の在り方にも納得を得られたのだろうな
だから今の零なら飛び出すように逃げ出した幸田家にも再び戻ることが出来る -
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タイムアップを迎えてしまった高城と国分の面談。口から出る言葉には反省の色は全く無いままの彼女
それでも国分が去る場面ではまるで置いてかれた小さな子供のような目をしているように見えた
季節が巡り中学生たちが高校生になったことを考えれば高城が再登場する可能性は低いように思う。それでも彼女の中で何かしらの変化が起きていて欲しいと願ってしまう
一方で本格化するのはひなたの高校受験。
いじめ問題で彼女の中では学校は楽しい空間ではなくなっていた。そんなひなたに対して高校の楽しさを教え、勉強も教えた零は偉いな。
いじめ問題の時は何も出来なかったと悔やんでいた彼だけど、だからこそまだまだひなたの為に何かして -
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ハチミツとクローバーのスピンオフ作品。またこの世界のお話を読めるとは思っていなかった。短いお話ですが、読んで大満足です。あゆちゃんと浜田山商店街の皆さんとのほんわか楽しい物語です。
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購入済み
勝負について
負けた方に多いなドラマがあるみたいだけど、最後のは決して負(ふ)のそれじゃなかった。
むしろ新たな喜びの発見になったようで爽やかだった。