G・フローベールのレビュー一覧
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『紋切型辞典』これがまた面白い。ついでにフラ語の勉強にもなる。
岩波さんの書物案内によると
--ここに編まれたおよそ1000の項目は,衣服,飲食物や動植物に関するもの,礼儀作法の規範,身体と病気についての俗説,芸術家,歴史的人物の逸話と彼らの評価など,多岐にわたる.フローベール(1821-80)はその記述に様々な手法を駆使して,当時流布していた偏見や言葉の惰性,硬直した紋切型の表現を揶揄し,諷刺してみせた--
と、まぁ、このとおりなのであるが、『紋切型辞典』の着想をフローベールは早くから抱いていたらしい。
ジュリアン・バーンズが『フロベールの鸚鵡』という本を20年ほど前に書いているが、この -
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いいひとなんだけどすごくつまらない人っている。
善良すぎて毒気がないというか。
そういうひとと結婚したら退屈だろう。
エマのように、刺激が欲しくなって、
異常な量の贅沢な買い物に走ったり、
舞踏会に繰り出したり、不倫愛に狂ったり。
そういう気持ちもわからないではない。
けれど人生のほとんどは舞踏会とか熱い恋愛で
構成されているわけではなく、
生活で構成されているわけであって。
その生活を人々は愛し、あたたかな気持ちを持つ。
そういう気持ちがわからないと
ずっと現実逃避を続けることになるのかなと思った。
でもエマは逃避しきって終わったから
それはそれでいいかと思う -
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不倫には歴史的許容があるからこその内容かと思いきや、公序良俗に反するわいせつ罪に問われてしまった作品。ゆえにベストセラーになってしまったというあたり、いつの時代も実は垣間見たい恋愛テーマなのだろう。
日常の退屈から逃れるために、愛と情熱を追いかけるエマ。そして何もかも失ってしまう。
ただの向こう見ずで夢見がちのわがままとしか思えないし、病的な恋愛依存で、子供がかわいそうすぎる。そんな現実的な冷めた感想を持ってしまった。
でもそれこそが作者が求める現実的な感想かもしれず、どんでん返しやハッピーエンドのオチが必ずある訳ではない、まさに現実を描き出しているのだろうと思う。
解説を読んで気づいたが、 -
Posted by ブクログ
上下巻、まとめての感想です。
『感情教育』はフローベールの主要作品中、もっとも自伝的要素を多く含んだ小説←解説より
二月革命から、ルイ・ナポレオンのクーデター事件までのパリの街が舞台。主人公フレデリック(田舎からパリに出てきた青年)の波瀾万丈恋愛物語。生き生きとした、歴史的事件の描写もあり。
フレデリックの恋愛対象は、4人。(アルヌー夫人、ロザネット、ロックの娘ルイーズ、ダンブルーズ夫人)
心中に本命の女性がいるものの、あっちの女性、こっちの女性と心変わりして、さあ大変。二股どころじゃありません。女の立場から言えば、“何なのこの人?”という感じ。でも、世のおじ様の中には、“若い頃の男は -
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きぃみらフランスブンガクなんてよま〜ないとおも〜いな〜がら〜♪
あとすこ〜しぼくにぃちかづいてほしくて♪
あいみょ〜ん
はい、モーパッサンやゾラの師匠的存在でフランス文学の巨匠、写実主義の確立者ギュスターヴ・フローベールの代表作『感情教育』です
とにかく延々と続く情景描写を読みやすく訳すって大変だったと思うな〜
すごいな太田浩一さん
そして本作はなんとその訳者太田浩一さんの「まえがき」から始まります
こんな構成珍しい
で、その「まえがき」を要約すると…
とにかく上巻は我慢せい!ってことらしいw
下巻はめちゃくちゃに面白いから我慢せい!ってことらしい
いやいや簡単に言うけど上巻だ