G・フローベールのレビュー一覧
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装丁が水色で夫人の後ろ姿の後毛まで。
フローベールの文章に忠実に訳してあるそう。
ルルー氏のとりたてが執拗で、上乗せしてたんじゃないかなどど思った。378
エンマは、いいようにおだてられてしまったけど、このルルーの悪党ぶりには天罰でも降らないかと思ってしまう。Posted by ブクログ -
フレデリックとともに二月革命のパリを体験する第3部だけど、後半一気に展開する。それに合わせて一気に読み進めてしまった。それにしてもフローベールの文章は読み落としを許さない文章で、読み落とした文章が重要だったりする。今でも読み落とした文章はあるだろうから、もう一度読まないとと思う。Posted by ブクログ
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19世紀フランスの革命期の激動の中、主人公のフレデリックは立身出世、社交界で一目置かれる存在となることを夢みて行動。ウブなフレデリックと一緒に読者もまた当時のパリおよびその近郊での生活を体験する。会話や自然描写など、極めてフランス的な作品。Posted by ブクログ