近藤康太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読書や言語化に関する本も読んでおこう。著者は古典を読むことを強く勧めている。これこれを読め、ということではなく、古典は長い時を経て生き残った本であり、歴史上の著名人、成功者も読んで参考にしたはず。だから、現世利益として成功したいなら、古典を読むこと以上に良い投資はないと言い切る。本書では、13冊の古典(決闘、山月記、戦争と平和、悪霊、舞姫、吾輩は猫であるなど)から、どんんか音が学べるかを例示してくれているが、よくある説教くさい正論ではなく、こんなことあるでしょ、読んでおけば(事前に)わかるでしょ、だからより良い行動ができるようになりますよ、という、まるで社会人向けの処世術を教えてくれているかの
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Posted by ブクログ
熱くて、重くて、ぐっとくる銃弾に打ちぬかれる。無になって、なんとか最後までたどり着きましたよ。そんな思いに駆られた本でした。
本書が説くのは、単なる文章のテクニックではない。それは「書く」という行為に命を懸ける、一人のライターの剥き出しの生き様だ。読み進めるほどに、著者の近藤康太郎氏が放つ言葉の弾丸が、私の安易な語彙や、どこか他人事だった執筆姿勢を容赦なく撃ち抜いていく。終盤、その熱量に圧倒されて「しんどさ」を感じたのは、私がこの本と、そして自分自身の「書く心」と真剣に向き合った証拠なのだと思う。
特に「常套句を使わない」という教えは、私にとって大きな楔となった。これまで、いかに自分が便利 -
Posted by ブクログ
何故朝日新聞の記者だった著者が全くの未経験から猟師とコメ農家を始めたのか。
生きるということは、食うということ。他者の命をいただくということ。当たり前のことなのに、世間大多数の人は普段全く意識しないテーゼ。
スーパーやコンビニで既に用意された「モノ」ではなく、自らの手で直接「他者の命」を調達することで、そのテーゼに意識的になることに決めた。
そんな著者の思考の流れ、感情の動き、何を大事にするかなどがとても丁寧に記されている本作。
流石朝日新聞記者、筆がすごく上手い。描写が巧みで教養の高さが感じられる。好きなタイプの文章だった。
政治的なスタンスの濃さや若干の説法じみた物言いを感じなくもないが -
Posted by ブクログ
ネタバレ朝日新聞名物記者による1冊。
「文章を書く」ことの難しさ、奥深さを素人ながらに学んだ。
ここまでストイックとは言わずとも、営業として時折見返しつつ会得していきたい。
以下、メモ。
天才の二つの要件
→第一に、努力を続けられる人
→第二に、努力を発見する人(人が努力しないことを努力する)
一流ほど、「自分が1番下手」として全てから謙虚に学ぼうとする
読書のいろは
→目指せ1000冊(手元には100冊台)
→全ての本を立て、背表紙が見える状態で保存せよ
→本棚のラインナップが、自分だけの関心事/知識のポートフォリオとなる(電子だとそれができない)(常に読んでは捨ててアップデートし続けよ)
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Posted by ブクログ
良書、わかりやすかった
ビジネス文書を書くにあたって不要と思われるものが多々あったが、いちばん印象に残ったのは、文章の熱量という話だ
説得力のある文章には、熱い熱量がこもっている
気になったのは、以下です。
■ 文章の基本
・最初の一文、長くても三行くらいでしょうか。そこで心を撃たないと、浮気な読者は逃げていきます
・仕事とは、結句、表現なんですよね
・自慢ではなく、一行目はのけぞらせろ
・読者はあなたに興味がない、読者にとって、あなたの書こうとするテーマはどうでもいい。冷厳な現実だ。しかし、この事実を認めるところからしか、始まらない
・うまいとはわかりやすいことである
・その原則は3つ