文章は、「転」。

文章は、「転」。

1,870円 (税込)

9pt

3.5

■朝日新聞の名文記者による、
相手の心に響く文章を書けるようになるための
「感性の鍛え方」を解説する本。

■AIに「起」「承」は書けても、「転」は書けない―。

これからの時代は誰でもAIで文章を書けるようになります。
しかし、AIには「起」「承」は書けても、「転」は書けません。

なぜなら、ある事象に直面して、自分がどう感じ取ったか、
なにを考えたか。そこが転になるからです。

だから本質的なのは〈自分〉です。要は、〈生き方〉です。
自分は、いままでどう生きてきたのか、そここそが、問われる。

■数多ある文章術に関する書籍の中でも、
本書は文章を書く前提として、ものを感じる力、
五感を鍛えることの大切さに焦点をあてています。

「文豪の五感を味わう名文」や「著者が添削した例文」など
を多数掲載し、具体的にどこをどう直すと読みやすくなるのか、
相手の心をうつのか、わかりやすく解説します。

■また本書は
「感性を磨くことで、生きることが楽しくなる」
ことに気づく思想書でもあります。

「世界は美しく、人生は甘美だ。」
仏陀は、亡くなるときにそう言った。

この本の最終的な目的も、そのつぶやきを発する自分を、
予感することにある。

さあ、言葉によって世界の解像度を高くする
「感性の筋トレ」を始めてみましょう。

■目次
・第1章 前提篇 型を覚えるストレッチ
・第2章 準備篇 感性は鍛えられる
・第3章 理論篇 名作で味わう文豪の五感
・第4章 実践篇 ある日、文章塾にて
・第5章 応用篇 感性を磨く習慣づくり
・おわりに
出典一覧

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文章は、「転」。 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    近藤康太郎さんの話はいつも引き込まれる。あと、テキトーに生きてそうな感じがするのに、やることは徹底している。修行みたいだ。今も、内容を思い出しながら書いてしまう。文章を注意深く読む。見る。本当にそう思ったのか、を深く考える。本当に「クスッ」と笑ったのか。笑う時にクスッという言葉は出ているのか。無言で

    0
    2025年08月16日

    Posted by ブクログ

    肝心なことを忘れるところだった
    小林秀雄 蟹まんじゅう

    1 重複
    2どっさりもっさりを刈り込む
    あってもよいが、なくても分かる
    指示代名詞、長文、数詞、固有名詞、常套句

    自分も他者。他者である自分に向かって書く。自分も楽しませる

    0
    2025年02月16日

    Posted by ブクログ

    一般的に想像するようなテクニック本ではなく、いかに感性をもって文章を書くかについての本。
    何か真新しさがあるわけではないが、今まで自分が文章表現について感じていたことを言語化してくれるような内容であった。
    感性といういかにも説明しにくい言葉を例文もまじえてくれて、わかりやすかった。

    0
    2025年01月19日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     これまで読んできた著者の文章指南書の内容と被る部分は多い。 
     が、それでも良いのだ。なにしろ、本書は筋トレの本だから(笑)

    「感性は、鍛えた者だけが得られる、もうひとつの「筋肉」だ。」

     これが全て。

     毎夏が来る前に、雑誌『Tarzan』は、“割れた腹”とか、“Tシャツの似合う胸”といっ

    0
    2024年11月09日

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