近藤康太郎のレビュー一覧

  • アロハで猟師、はじめました

    Posted by ブクログ

    猟師の生活について知ることが出来た。
    その中で命の大切さについて学んだり、資本主義社会などについても言及していてそれなりに興味深い本だった。

    0
    2024年03月27日
  • アロハで猟師、はじめました

    Posted by ブクログ

    ライターと兼業で農業と狩猟を行なっている著者の経験と、現代社会で狩猟を行うことの意義を述べた本

    ある芸人さんがお薦めされており、狩猟に少し興味があったこともあって手に取りました。思うに著者はかなり繊細で、かつ深く考え込むタイプの方なのだと思います。狩猟に関して述べた本で生命の大切さと、誰しもが生きていく上でそれを奪っていることの現実を述べたものは数多くありますが、それだけでなく狩猟を通して著者が考えた現代社会のあり方や哲学的な思索などが散文的に記載されていました。

    目を背けようと思えば、いくらでも背けられる現実にあえて対峙することで、著者が何を感じたのか、これは経験しないと本質的には理解で

    0
    2024年03月17日
  • 三行で撃つ  〈善く、生きる〉ための文章塾

    Posted by ブクログ

    SNSなどのちょっとした文章を書くのに上達すればいいなぁと思って買いましたが、内容は本当にWriterになりたい人向けのものでした。基礎的なことは学べます。

    0
    2024年02月12日
  • アロハで猟師、はじめました

    Posted by ブクログ

    サクッと読める狩の本...?ぐらいの気持ちで手に取ったが...
    重く、深い本であった。

    著者近藤氏は『三行で撃つ』『百冊で耕す』の著者...

    狩猟を通して多くのことが書かれている。
    食や経済...etc

    時々出てくる「オルタナティブ」の単語
    二者択一や既存のものに変わる新しいもの という意味のようだが
    どちらも手に入れて双方を行き来している。

    私が感じだ一番大事なこと「信用を得ること」
    お金では買えない人間関係を築くこと。
    自分のできることで、世の中の貨幣価値に左右されない
    独自の価値を築くこと....

    既存の自分の周りの世界を見渡して一歩その環から踏み出してみること、試みてみること

    0
    2023年08月30日
  • 「あらすじ」だけで人生の意味が全部わかる世界の古典13

    Posted by ブクログ

    著者本を遡って読んでいる。

    古典は学生のとき、割と読んだがすっかり忘れている。
    ということは、あの年代では心に響かなかったのか、いや理解できなかったのだろう。

    ということで、当面は日本の古典を中心に、もう一度読んでみることとする。

    0
    2023年08月09日
  • 三行で撃つ  〈善く、生きる〉ための文章塾

    Posted by ブクログ

    自分の言葉を吐き出すのが苦手、それでも文章を書きたいと思って、見つけた本。
    ずっと書くことを続けてきた筆者の文章術。
    書くことは、やっぱり簡単ではないのだなとひよってしまった。だけど、同時に自分なりの言葉で文章を書き残したい、とも思えた。
    いかに自分の五感を使って、自分の言葉でエピソードを書けるかが大切。他人の真似で書く文章などは、書く意味のないもの、つまらないものなのだ。
    これからも本をたくさん読もう、普段選ばないようなジャンルも広く読んでいこう。見に起きること全てに五感を使って、吸収していこう。

    0
    2024年03月28日
  • アロハで猟師、はじめました

    Posted by ブクログ

    具体的な鴨猟のやり方が個人的にありがたかった
    金銭ではない人との繋がりのありがたさというものについて、実感を持って肯定できない都会の勤め人の悲しさはあるが、娘たちには自立と同時に人に「助けて」と言える人になってほしいなと思った

    0
    2023年05月05日
  • 三行で撃つ  〈善く、生きる〉ための文章塾

    Posted by ブクログ

    「文書術」としてはクセが強い(私にはあまり響かなかった)が、筆者の主張がはっきりしており、所々吸収できる部分はあると思う。常套句の使用=自分の頭で考えるのをやめている、は厳しくも確かにと思う指摘だった。「時間管理・執筆環境」の項(特に課題図書)はライターでなくとも本好きは感化される内容だった。

    1
    2023年02月23日
  • アロハで猟師、はじめました

    Posted by ブクログ

    アロハで猟師、はじめました 近藤康太郎

    新聞記者として都会で生まれ育った作者。
    書くことが生きること。食うために朝一時間だけ農夫となる企画を始める。農夫をするなかで害獣の狩猟も始めることとなる。

    こうした生活を過ごすなかで感じた資本主義社会の限界(資源の有限性による経済成長の限界)とその打開策を論じてもいる。

    人間は交換する生き物である。
    貨幣を介さない交換に活動の一部を置き換える。無償贈与によって成り立つ連鎖の面白さについて話している。

    狩猟を行うことで、生きることは他の死によって成り立つことを身を持って経験している。

    特に罠に掛かった鹿を殺めるシーンの描写は適格かつ独特な言葉表現

    0
    2023年02月15日
  • 三行で撃つ  〈善く、生きる〉ための文章塾

    Posted by ブクログ

    率直に言って、厳しいと思いました。

    文章の好みは人それぞれなので、この人の教えるように書いた文章が好きな人、そうでない人もいるでしょう。

    ただ、ライターを目指す人に、4つの分野(日本文学、海外文学、社会科学あるいは自然科学、詩集)を含め、1日2時間以上読むことを課題としている、というところには、やはり文章が上手な人は、たくさん読んでいる人なのだろう、と納得しました。

    ①文章は短くする。
    ②形容語と被形容語はなるべく近づける
    ③一つの文に、主語と述語はひとつずつ。

    これは気をつけたいと思います。

    そして、
    「『など』『いろんな』『さまざまな』。こういうのはすべてエクスキューズ語です。具

    1
    2022年12月09日
  • 三行で撃つ  〈善く、生きる〉ための文章塾

    Posted by ブクログ

    周知したいことが相手に伝わるような文章力が欲しいので手に取りました。言い方、言葉の順番など、伝わるややこしい頭に入って来ないなど、確かにと感じるところも。
    いま、自分に必要に思えなかったので、しばらくしてまた読んでみたい。

    1
    2022年12月04日
  • アロハで猟師、はじめました

    Posted by ブクログ

    猟師になると世界を見る目が変わる。生物学者ユクスキュルがいうところの環世界が変わる。
    私も猟師の目で世界を見て見たい。

    0
    2022年11月05日
  • 「あらすじ」だけで人生の意味が全部わかる世界の古典13

    Posted by ブクログ

    読みながら、なんかこの文章の感じ読んだことある感がすごくて・・・

    すぐ横を見たら飛び込んできた近藤康太郎の文字。

    『三行で撃つ』の著者だったぁ~

    もはや「あらすじ」だけでは済まされない。
    「読みたい本」が増えていく。

    個人的に古典ガイドブックとしてかなりイケテます。

    0
    2022年07月06日
  • アロハで猟師、はじめました

    Posted by ブクログ

    読みようによっては重い一冊
    新聞社の記者である著者が、赴任に伴い耕作放棄地で米作りをきっかけに害獣駆除の為に猟師になり、命への考察に至る
    都会に住む人間はスーパーに行けば、命があったとは思わずに買える肉
    美味しいと思いながら食べる肉片にもかつてはあった命
    人の生活に害を与えるから害獣と呼ばれる命にも自らの生を守る権利があり、田畑を荒らすからと命を取られる
    ジビエとして人に食べられるのならまだ本望かもせれないが、自治体から出る金銭目当ての賞金稼ぎの猟師はいかがなものか
    人は他の命を取り入れる事で自分の命を繋いでいることを認識すべきではあるが、認識しづらい資本主義の中に自分が立たされていることを再

    0
    2022年05月15日
  • アロハで猟師、はじめました

    Posted by ブクログ

    タイトルがカジュアルで、挿絵もある(しかも伊藤ハムスター)ので、新聞の不定期連載をまとめた軽いエッセイかと思ったが、そうではなく、狩猟から日本文化や歴史から経済システム、贈与・交換といった文化人類学的な話まで発展する読み応えのある本だった。
    人の懐に入って話を聞き出す記者の特性が、農業や狩猟にも生きているように感じた。思想信条で切り捨てず、どんな人ともとことん話をして(というよりはとことん話を聞いて)人間性を見出していくことが好きだから、田舎の絡み合った人間関係にあとから入った余所者なのにやっていけるのだと思う。田舎で育ってもそれが苦手で都会に出ていく人はいっぱいいるが、こういう人はどこに行っ

    0
    2021年03月22日
  • アロハで猟師、はじめました

    Posted by ブクログ

    朝日新聞記者。猟師の体験より思想の書。

    初めて獲物を獲ることに成功する場面のほか、暴力装置、ネトウヨ、農耕と人類など思想の内容が多い。題名からもう少し軽い猟師の体験談を期待して読んだので、ちちょっと期待外れ。

    資本主義の悪にそまらず、少しは原始に戻った体験を上から目線で語る内容。

    0
    2021年02月16日
  • アロハで猟師、はじめました

    Posted by ブクログ

     タイトルから想像できないくらい硬派だった。
     狩猟により命を頂いて生きるということについて、考えさせられる。
     そして、信頼は金で買えないよなぁ……と。

     アロハ要素は薄かった。

    0
    2020年11月30日