近藤康太郎のレビュー一覧

  • 三行で撃つ  〈善く、生きる〉ための文章塾

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    本質的な事やなるほど、と思う事が書かれていました。
    以下、一部ご紹介。

    文は人なり。

    知れた常套句を使うという事は、他人の頭で感じているだけ。

    仕事は結局表現。

    1行目はのけぞらせ、全て読んだ後で1行目の意味が明示されていなければならない。
    起、のげぞらせる
    承、起の説明
    転、揺さぶりをかける
    結、結論はおのずと出てくる。書く前から分かっておら  
      ず書け連ねてその時に思い感じた事が結論になる。

    など、色んな、さまざま、は見苦しい言い訳。

    自分というものは他者の思考の集積。
    五感を磨き抜く事。
    良い田は何度も深く耕され実りは豊かになる。

    使い勝手の良い言葉は言葉に逃げているだ

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    2025年11月20日
  • 三行で撃つ  〈善く、生きる〉ための文章塾

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    私はライターを目指してから、分かりやすい文章、個性がない文章を目指してきた。筆者の熱量に圧倒されつつも、職人ぽいライターを指向したくなった。ギリシャ時代のスパルタ国のような課題を読者にアドバイスしてくる。ちょっとずつやっていく。インプットとアウトプット。読書と書くこと。これをやることにする。

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    2025年09月22日
  • ワーク・イズ・ライフ 宇宙一チャラい仕事論

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    様々な顔を持ちハチャメチャな生活スタイルのように見える筆者だが、とても羨ましく感じた。
    それは自分の価値観、ビジョンが明確で目的に沿った行動、生活を実践しているからだろう。

    仕事、勉強、遊びと私はついこの順番で考えがちだ。何のため誰のための時間を過ごしているのだろう。
    筆者はまず遊びだと言う。遊びこそクリエイティブの源泉であり子供の頃はみなそうであったはずだとの事に納得する。
    残りの時間で仕事をするため様々な工夫をする。そして仕事の合間に勉強をする。
    その勉強が仕事を効率化させ遊びの時間を確保する。
    こんな好循環こそ素敵なのだ。

    遊び、仕事、勉強はライフステージによって比重は変わってくると

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    2025年07月26日
  • 三行で撃つ  〈善く、生きる〉ための文章塾

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    ネタバレ

    『三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾』読書メモ(近藤康太郎/CCCメディアハウス)

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    【核心思想】
    ・書く行為=「無意識の思考パターンを可視化し、存在を刻むプロセス」(終章)
    ・「三行で撃つ」本質:書き出し3行で「読者の扁桃体を刺激し、前頭葉を覚醒させる」(例「午後3時17分、豆腐屋の木戸の軋みが800m先の花火と同期した」)

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    【実践技術】
    ■ 4大要素(第4章)
    1. 語彙:常套句排除(「感動」→「左膝の疼き」)
    2. 文体:主語転換(「私」→「2023年の街角」)
    3. 企画:半歩先発想(AI失業→「AIに奪われない37℃の体

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    2025年05月24日
  • ワーク・イズ・ライフ 宇宙一チャラい仕事論

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    現生人類は子供の時間が長い
    遊びの時間を最初に作り、残りで仕事、隙間時間で勉強する
    自分の骨をはっきりつかむこと

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    2025年03月31日
  • 三行で撃つ  〈善く、生きる〉ための文章塾

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    文章を書くという事の真髄に触れる1冊。
    小手先のテクニックだけでなく、良い文章を書くために積み重ねるべき努力と向き合い方が分かった。
    文章を書くという事が好きで、これからも向き合い続けたいと思っている今読んでおいてよかった。

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    2025年01月12日
  • 三行で撃つ  〈善く、生きる〉ための文章塾

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    課題図書は4ジャンル
    ①日本文学
    ②海外文学
    ③社会科学あるいは自然科学
    ④詩集
    1日15分各ジャンル1冊ずつ読む、
    あと1時間は好きな本を読んで良し。

    ラインを引き、
    端っこを折る。
    1ヶ月後、チェックしたところのみ
    再読。抜き書き帳へ記入。

    この本に
    もっと早く出会っていれば、
    そして上記を実践していれば、ライターになれたかも?

    年代が近いこともあり、
    ハードボイルド風な
    近藤さんの人柄が滲み出てる
    指南書は、
    素直に心地良く入ってきた。

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    2024年07月23日
  • 三行で撃つ  〈善く、生きる〉ための文章塾

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    小手先で書く文章よりも、汗をかけ、体ごとぶつかれ、文章を書くということは思った以上に肉体的な作業。
    面白かったです。読むべき本、どのように読むか、教えてくれてて参考になりました

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    2024年07月20日
  • アロハで猟師、はじめました

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    時折出てくる説法のような内容や、引用文、少し面倒くさい、でも熱くて憎めない先輩のような感じで語ってきてくれる。猟師に興味がなくても引き込まれる内容でした。

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    2024年02月07日
  • 三行で撃つ  〈善く、生きる〉ための文章塾

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    自分の感覚を自分の言葉で表す。
    それなら書く意味がある。
    誰も読まないかも、無駄かも、と思って書く手が止まる時もあるけど、まずは書き上げてみようと思いました。

    ちなみにうちの犬は笑います。もはや人?

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    2023年11月26日
  • アロハで猟師、はじめました

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    ・本来、殺生そのものに快楽はなく、殺生の後に快楽がやってくる。報酬としての肉、とか。
    ・人は感覚を麻痺させる生き物だが、その性質そのものに麻痺して忘れてはならない
    ・贈与によって結果的に関係性を作っていく。お金では変えられない貸し借り。
    自分も肉を取った暁に、色んな人にプレゼントしたいなと思う。
    ・人の最大の特徴に贈与し合うことがある。それだけ根源的な行為だということを忘れない。また貨幣信仰がなくなったあとに立ち返る場所になるかもしれない。

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    2023年11月04日
  • 三行で撃つ  〈善く、生きる〉ための文章塾

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    プロのライターとして書くという事はどういうことか?著者の考えをまとめた本。前半は文章の書き方を猟に例えて説明しており、とてもわかりやすい。
    後半は著者の書くことに対する哲学が記されており、なかなか理解が難しかったが、ライターも厳しい環境下にあるのは理解出来た。

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    2023年08月19日
  • 三行で撃つ  〈善く、生きる〉ための文章塾

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    『百冊で耕す』を読み終えて、こちらも読んでみる。
    ライターになりたい?人のための指南書ということのよう。
    書くことで食べるということ=書くことが生きること...

    よく生きる、生ききるということか...
    何事ににも通じるな...と思いながら読み進む...
    『百冊で耕す』同様、こちらも古典と呼ばれる本を読みことを進めている...

    一日15分...
    読んでみようと思う、心が動いたところに線を引きながら...

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    2023年07月18日
  • アロハで猟師、はじめました

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    数年前に野外活動で農業体験と猟師さんにお会いする機会があり、夜には鹿肉もいただいたのだが、狩猟の大変さを全く持って理解していなかった自分を反省したい。
    猟師の世界は想像を遥かに超えた過酷さと重労働で、狩猟をするにあたって人との繋がりは重要であるし、まず獲物が居る場所を見つけるのが非常に難しく探すために山の中を這いずり回らなくてはいけない。また、五感を研ぎ澄ませ森を見る力を養い、銃の重さに耐え、命がけで格闘する。
    銃の重さ命の重さを実際に体感したからこその著者の言葉にはとても心に響くものがあった。
    一つ抜粋する。
    「わたしは、わたしになると、いま、決意する。生きるために食っているのではない。食う

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    2023年02月21日
  • アロハで猟師、はじめました

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    筆者の体験談から
    普段生きているだけでは思わないことや
    その社会のこととかを知ることができる。
    知ろうとしないとわからない世界。
    人間は交換して生きている。
    知らなくてもいいかもしれないけど
    知って考えるのも大切だと感じました。

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    2023年01月09日
  • アロハで猟師、はじめました

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    農作放棄地で米を作る農家になり、鴨を取る猟師になり。その生活のなかで見えてくる経済、資本主義、戦争、とはなんなのか。

    力強い文章で描写される特に猟のシーンは読んでいて衝撃を受ける。我々はほぼ完全に殺菌された社会に生きていて、「生」や「死」について触れる機会がほぼない。いや、そういったものに触れる機会があるのは映画やドラマ、本、漫画などのエンターテイメントが中心で圧倒的に実感が伴わない。そういった中で狩猟などの行為に対しては想像をするしかないのだが、その想像をするための前提すら持ち合わせていないことに気がつかされる。

    他人との関わり、人間とは何か。もちろん納得することだけではなく意見が合わな

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    2023年01月03日
  • 三行で撃つ  〈善く、生きる〉ための文章塾

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    文章書きの気概を知る1冊。
    私はライターではないが、クライアントに見せる資料、契約書から提案書、検討資料を書く都合、書くことに苦労し、拘ってきている。
    本書のことが分かるというのはおこがましいが、書くことに魂を込める人の考え、行い、片鱗を垣間見れる良書。

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    2022年11月12日
  • アロハで猟師、はじめました

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    ネタバレ

    「貨幣は便利だ。なににでも/なにからも、交換可能だ。逆説的だが、だからこそ貨幣の能力は限定的になる。強度がない。弾力性がなくなる。カネの切れ目は縁の切れ目。  ところが、鴨でも猪でも鹿でも、米でも野菜でも、あるいは、農作業の手伝いなどの労力でも、モノやサービスを無償で贈与すると、縁に切れ目がなくなる。なぜか。  人と人とがつながるからだ。顔を見知った、声をかけたことがある、笑い合ったことさえある、人間同士のネットワークができるからだ。」

    この視点と言語化は相当に慧眼だと思う。金で買えるものは、たしかに幅広いんだけども、金で買えないものはすべからく人と人との関係性にしか存在し得ない。

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    2022年11月09日
  • アロハで猟師、はじめました

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    動植物の大切さ、生かされているということが、強く伝わりました。
    猟師には絶対になれないけれど、著者の文章力をもってリアルに体感、狩猟と農耕の歴史に納得。

    最終章はいささかくどかった気がするけれど、「おいしい資本主義」も読んで、あらためて、現代の資本主義について考えてみます。

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    2022年11月07日
  • 三行で撃つ  〈善く、生きる〉ための文章塾

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    書くことは、考えること。
    書きたく、なる。わたしに<なる>ために。
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    好きなユーチューバーの、
    もりおるーてぃんさんが読んでいたのがきっかけで
    手に取りました。

    ハイレベルという言葉が、ほかの方のレビューでありますが。
    私は「ほぅ」と頷きながら、圧倒されつつ(かなりストイック)、共感する言葉を探しながら読んでいました。

    文章を書く人間は、流行言葉等使わず、「やばい」「すごい」が何を指しているのかを自分の表現方法で表す。

    SNSでは次々と誰彼構わず言葉が氾濫しており(私もやってるけど。苦笑

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    2022年11月03日