吉田薫のレビュー一覧

  • 特捜部Q―キジ殺し―

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    順を考えないで読んでいるが、2作目ですでにきつい衝撃。前作スポットライトで出ていた「癒し系❓ローセ」が採用され、驚くまでに活躍している。カールとアサド、2人の刑事のコンビ感・・浅田は辟易しつつもカールをサポートしているものの、カールの場当たり・衝動的破滅キャラでお互い 絶体絶命的危機に会わせられる⇒読み手を引っ張る狙いか?!

    ギミーの破壊性もそう。。小説とは言え、こういった人格っているのかと思いつつ、全く共感感ぜずに筋を追うが吐き気すら。
    警察の上層部・・課長らの無能というか放置ぶりに呆れると言うよりこれが小説だと思うほどに閉塞孤独なカール達。デンマークの警察ってなんだ!

    人類の歴史からす

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    2021年01月12日
  • 喪われた少女

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    前作の衝撃的な終わり方が印象的だったので、2作目がまさかのさかのぼる作品とは、いやいや、ペコパに言わせたらそれもアルかもしれない❣️ミステリーそのものはイマイチだが、フルダを応援せずにはいられない。

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    2020年11月13日
  • 闇という名の娘~The HULDA TRILOGY #1:DIMMA~

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    アイスランド、フルダ警部、定年間近で退職を迫られていた。彼女が退職直前に選んだ未解決事件は、ロシアからの移民の死亡事件。自殺とされていたが、怪しい点が。単独捜査を進めると・・・

    重厚長大な作品の多い北欧ミステリーにしては、あっと言う間、一日で読み終わった。

    事件を捜査する側がそうなるのか!と驚くのと、早く読めて、まさかの「お手軽な」ミステリーだった。


    ※ネタバレ

    うっかり殺人犯に接触してしまったフルダはどうやら殺されてしまったようだ。

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    2020年11月24日
  • 喪われた少女

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    ネタバレ

    前作の衝撃のラストが忘れられない老境の女性警部の闇を遡るシリーズ第2作、15年前50才。

    暗い。どんどん暗くなって、ぜんぜんすっきりしない。イヤミスか!と言いたくなる。面白いので次作も読みたいですが。

    アイスランドに行きたくなる度は今回は低め。

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    2020年10月09日
  • 臨終の要塞 分冊版(1)

    ネタバレ 購入済み

    うーん・・・どういうコンセプトなのか、ちょっとわからないなあ・・・懲罰的なと最初思ったけど、情緒酌量余地ありそうなのに、そのままだったりもするし・・・

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    2022年09月28日
  • 特捜部Q―Pからのメッセージ―(下)

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    ネタバレ

    テーマは家族、復習、神への挑発。解説で評者は「混沌」と言っていたが、重いテーマが幾重にも重なったストーリーをうまく表していると思う。
    犯人の動機を過去と現在をテンポよく行き来し、決して優秀ではないがしぶとく昔気質のカールとおとぼけアサドたちがストーリーに活気を生む。今回新登場のユアサは傍若無人な振る舞いながらもボトルメッセージの謎解きに大いに貢献し、今後のシリーズにも重要な役割を果たしそうだ。
    決してハッピーエンドにはならず、重い余韻を残して終わるのもこのシリーズの特徴。
    予定調和に陥らないよう今後のシリーズに期待したい。

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    2018年12月09日
  • 特捜部Q―キジ殺し―

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    シリーズ第二弾。前作は物語の全容が中々判明しない謎解き要素の強い作品だったが、本作は序盤から各々の立ち位置が明確な為、今一つ精彩に欠けるのだが、後半は追う者・追われる者・特捜部Q、三つ巴の攻防戦が楽しめる。可能性を片っ端から当たる捜査や、近づく度に手から零れ落ちる真実など、警察小説の醍醐味は充分あるものの、犯人チームが模範的なサイコパスゆえに深みがなく、それを追う側のキミーも所謂同じ穴の狢でゲストキャラクターに魅力が全くない。散々引っ張りに引っ張った挙句に力技で畳んだ結末といい、不完全燃焼感ばかりが残る。

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    2020年03月11日
  • 特捜部Q―Pからのメッセージ―(下)

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    12月-2。3.5点。
    下巻に入り、本筋の誘拐事件が一気に進む。
    一気読み。さすがに面白い。
    連続放火も一気に進む。
    助手たちのキャラもクセがありながら面白く、飽きさせない。
    次作も期待。

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    2017年12月06日
  • 特捜部Q―Pからのメッセージ―(上)

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    12月-1。3.5点。
    Pで始まる人物が、SOSの手紙を書き、ボトルへ。
    海で発見され、特捜部Qの捜査対象に。
    同時に起きた連続放火殺人と共に、捜査していく。

    上巻は、本筋よりも助手たちのサイドストーリーが目立ち、少し時間かかった。

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    2017年12月06日
  • 特捜部Q―カルテ番号64―

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    複数視点の名手という呼び名が献じられるほど、その構成が繰り返し使われる特捜部Qシリーズ。第四作にあたる本作も2010年11月(現在)と1987年8月(二十三年前)で、二つの視点を交互に使い分けている。現在時の方は、カールとアサド、それに今回は現場にも同行するローセたち特捜部Qの面々が、同時期に行方が分からなくなった複数人物の未解決事件の捜査を行う。過去の時点で描かれるのは、一人の女性の人生を崩壊させることに係わった五人の人物への復讐劇だ。

    冒頭に置かれた屈辱的な情景が痛ましい。今は上流階級の一員に収まっているニーデが、パーティーの席上で偶然再会したクアト・ヴァズという産婦人科医に、淫売と罵倒

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    2017年03月25日
  • 特捜部Q―キジ殺し―

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    裕福な特権階級の子女が通う寄宿学校時代に端を発しその後も資金と人脈を好き勝手に使い傍若無人な振る舞いを続けている悪辣な旧友たちを、かつては自身もそのグループの中心に居た女性が個人的に追いつめてゆく様が描かれるシリーズ2作目。身勝手な動機で暴力がふるわれるのや被害者が加害者でもあったりというのは尼崎の事件を思い出したりして気味が悪くなり、フィクションとしても楽しめなかった。とは言えシリーズとしての展開は相変わらず興味深く、とりわけハーディーとアサドとモーナとカールが今後どういう風になっていくのかは追い続けたい。

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    2016年12月24日
  • 特捜部Q―キジ殺し―

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    特捜部Qシリーズ第2作目。
    面白いが、犯人グループの人数が多くて、憶えきれない。裏表紙の登場人物名を何度照会したことか。
    良いとこの坊達がスリルを求めて悪さを繰り返し、エスカレートしていくストーリーは新しいものではないが、グループからはじき出された女性を中心に、特捜部Qが迫っていく展開は飽きることなく、600ページ余を引っ張っていく。
    助手アサドの背景を匂わせる場面あり、ローサ女史の登場ありで、次回作へ向けたスマッシュといった印象。

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    2016年11月19日
  • 特捜部Q―知りすぎたマルコ

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    このシリーズって、どう言ったら良いでしょうか?コメディ?サスペンス?そう思わせられるくらい、ドタバタしながら物語が進行します。それでいて、きちんと事件を解決するんですよねぇ。登場人物たちそれぞれの謎と悩みが、いろいろと解決する方向に走りそうです。

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    2016年03月24日
  • 特捜部Q―知りすぎたマルコ

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    今回もおなじみ登場人物たちのコミカルなやりとりとシリアスな事件のギャップが楽しめた。毎回事態が好転したり謎が深まったりで次作も楽しみ。

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    2015年04月14日
  • 特捜部Q―知りすぎたマルコ

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     主役マルコでいいじゃない。マルコの大冒険とか。

     マルコにはらはらした。
     関係ないけど、デンマークって意外と法の抜け穴多いのかな? 或いはデンマークの人が読んでも「フィクションだし」のリアリティなんだろうか。どちらなのかなぁと思った。

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    2015年02月24日
  • 特捜部Q―カルテ番号64―

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    今まで読んだシリーズの中では一番だめだった。たぶん過去・大過去・現在が入り乱れて読んでいて登場人物を形作れなかったからだと思う。

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    2015年01月16日
  • 特捜部Q―カルテ番号64―

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     個々の物語というより、根幹が動いてきた感。そういった意味でミステリ部分は弱い。けれども面白い。面白いといっていいのか分からない題材ではあるけれど……………いやしかし、なんと言っていいのか、どうなのか。

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    2014年12月13日
  • 特捜部Q―Pからのメッセージ―(下)

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     ユアサ大活躍巻。
     Pからのメッセージが解読できた瞬間ほろりときた。
     しかしデンマーク警察って組織的にだいじょうぶなの? アスベストってそういう扱いでいいんだっけ? と、割とどうでもいいことが気になっ た。

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    2014年12月13日
  • 特捜部Q―知りすぎたマルコ

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    ネタバレ

    じょじょに明らかになるアサドの人生。
    ゴードンとかいう新顔も加わって
    ますますカールのいらいらは募って行く。
    マルコが大きくなって特捜部Qに加わってくれるといい。

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    2014年10月06日
  • 特捜部Q―カルテ番号64―

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    シリーズ4作目
    訳者あとがきによると
    既に、5作目が上梓されている
    待ち遠しい

    このシリーズは、10作品書くとのこと

    それにしても、レギュラーメンバーの怪我の経過が気になる

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    2013年11月19日