吉田薫のレビュー一覧
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無料版購入済み
割と怖い
あまりホラーは読まないのですが、この作品あちこちで見かけるので気になって少し読んでみました。ホラーではない、と書かれている他の感想も見かけますが、怖いかどうかという点では確かに怖いです。人外が人間らしい動きをする時ってこんなに不気味なんですね…
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Posted by ブクログ
ネタバレQシリーズ第三弾。
北欧最高のミステリ賞「ガラスの鍵」受賞作、だそうです。
でも、正直言って一作目の「檻の中の女」の方が好きだな。
海で拾ったビンの中に助けを求める手紙が見つかるところから物語は始まります。
登場人物がそれぞれに魅力的なんですよね~。
今回もアシスタントのアサドは有能。強くて賢い。なのに親しみやすい。そんなアサドの秘密が少しずつ明らかに、なりそうでならない。彼にどんな過去が秘められているのか、それもまたこのシリーズの引きになってます。
さらに今回はもう1人のアシスタントのローセにも大きな秘密が!
凶悪な事件を追うだけでなく、このチームの少しユーモラスなやりとりも魅力でしょ -
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Posted by ブクログ
【お願い .ᐟ.ᐟ早くマルコを助けてあげて】
北欧ミステリーの人気シリーズ【特捜部Q】第5弾。
犯罪集団によって物乞いやスリをさせられてきた少年マルコ。組織から脱走を図った彼は、逃げ込んだ先で腐乱した男を発見する。その死体には、巨悪の思惑が絡み合う国際的な陰謀が隠されていた…
とにかくマルコが追ってから逃げて逃げて逃げまくる。
いつも胸糞でイヤミスなシリーズだが、今回はミステリーというより、アクションよりのストーリー。
マルコ少年が魅力的で、知恵を働かせ逃げまくり、ラストまでノンストップで駆け巡る。
映画は未視聴なのだが、評価があまりよくないので、観るのが悩みどころ。
普段ミステリ -
Posted by ブクログ
【全欧ベストセラー 警察小説第2弾】
北欧ミステリーの人気シリーズ、『特捜部Q』の第2弾。
今回は犯人がわかっている中、どう追い詰めて行くのかハラハラしながら読んだ。
この作品の映画は読む前に観ていたのだが、映画と原作では内容が結構違っていたので驚いた。
感想としては、事件の内容と犯人にとにかく胸糞悪くなった。
動機に共感できることが何一つなく、犯人にとって自分の周りの人間全てが狩りの獲物だということ。
そこにはただ快楽しかないのだ。
そんな人物の表の顔は有力者なのだからゾッとする。
イヤミスではあるものの、主人公カールと仲間の掛け合いとカールのツッコミが面白くいいバランスになってい