江部康二のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
少なくとも江戸時代まで1日2食が普通だった(P50)
スーパー糖質制限一日3食
糖は一日10~20グラム→30~60グラム
糖12% 脂56% タンパク質32%
スタンダード糖質制限一日2食
糖は一日50~60グラム
糖30% 脂45% タンパク質25%
プチ糖質制限夕食だけ糖質制限
糖は一日当たり110~130グラム
糖41% 脂38% タンパク質21%
ポイント
・主食は少量
・水、番茶、麦茶を飲む
・海藻、キノコ、野菜を多めに
・果物は食べない
・マヨネーズ、バターはOK
・砂糖の代用品としてラカントを使う
ジョゴビッチや大阪選手も糖質制限をしている
運動に糖は必要ない
具 -
Posted by ブクログ
ひとつの考え方を実績で示されている。
基礎代謝中心で、そんなに運動しないひとの糖質制限が基本で書かれている。
パーソナルトレーニングなどでバリバリ筋トレ(単なる運動ではない。違いのわかる方だけで結構)している人は、このメニューだとカロリーが足りない。
実際先生も、カロリー摂取に気をつけるよう書かれている。
お酒などは嗜好品なので、なんでもかんでも制限すると人生楽しくないという意味も込めて物によっては飲んでもOkとの指摘。
そもそも内蔵脂肪過多のひとは、食事だけでなく、毎日の時間の使い方や、自分自身に制限ができないひとも多いかもしれない。まずはやってみよう。カロリー不足にならないように注意しよう -
Posted by ブクログ
著者の実体験に基づく書。
朝食抜きの1日2食。
糖質を含む主食。イモ類、お菓子などの糖質摂取をできるだけ減らす。
10箇条
1.糖質を減らす。
2.糖質を減らした分、タンパク質や脂質が主成分の食品を充分量食べる。
3.主食を食べる時は少量とする。
4.糖質ゼロの飲料を摂取する。
5.糖質の少ない野菜、海藻、きのこ類はOK。果物は食べない方が無難。
6.オリーブオイルや魚油は積極的に摂る。リノール酸は減らす。
7.マヨネーズやバターはOK。
8.お酒は蒸留酒(焼酎やウイスキー)はOK。
9.間食やおつまみはチーズ類やナッツ類。
10.できるだけ化学合成添加物を避ける。
できることから取り入れてみ -
Posted by ブクログ
ネタバレ成長期にも低糖質を勧めていたのが新鮮だった。成績があがるのはすごいことだと思う。
5章が印象に残った。
糖質の過剰摂取による糖化・酸化は糖質病の本質を示している。
糖化は体内に入った糖質が体温で温められることで起きる(糖化:過剰な糖質(ブドウ糖)が体のたんぱく質と結合する)。赤血球の中のヘモグロビンとブドウ糖がくっつくと、ヘモグロビンA1c(HbA1c)が高くなる。さらに糖化が進むとAGEs(エージス:最終糖化産物)が生じる。AGEsがたまると、血管では動脈硬化、骨では骨粗しょう症、水晶体では白内障、皮ふではシミしわ、糖尿病の合併症で人工透析や失明、足の切断などを引き起こす。
酸化(この部分よ -
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カロリー神話は、消費するエネルギーを固定的に考えるところが間違い。摂取エネルギーと消費エネルギーは相互に依存している。
炭水化物は満足度が低いので、摂取カロリーが多くなりやすい。
摂取カロリーが低ければ代謝率が下がり消費カロリーが少なくなる。体重減による消費カロリー減より多くの消費量の減少が見られる。
カロリー制限は、レプチンの減少、コルチゾールの上昇でうまくいかない。
1カロリーは1カロリー、ではない。人間の体は閉鎖系ではないので、体重には当てはまらない。
タンパク質はグルカゴンの分泌を促しインスリンの生成を妨げる。
タンパク質の熱活性効果。
エントロピー増大の法則。
カロリーが一定なら、脂 -
Posted by ブクログ
中々難しいところは多々あったけど、それとは別に分かりやすくまとめられていて、栄養学の知識がない人にも読める。
あとがきの夏井さんの文章の締めには唸るものがあった。
・糖質制限で間違ってはいけないことは、糖質制限をする時はしっかりタンパク質と脂質を摂ること。
何故なら身体がブドウ糖を必要とする時に、糖新生が起こりタンパク質が分解されるから。
・食事誘発性熱産生はタンパク質を摂った時はカロリーの30%が消費されるのに対して、糖質のみ摂取の場合はカロリーの6%しか消費しない。
因みに1日の食事誘発性熱産生は総カロリーの1割を占める。
・神経伝達物質のセロトニン、ドーパミン、アドレナリンな