あらすじ
まるで“浮き輪”のようなお腹まわり・・・このポッコリお腹をなんとか凹ませたい。でも、「あんまり頑張らずに」ってのが人情ですよね。運動すれば痩せるのは分かってる。けれど、それができない、やりたくないんですよね。わかってます、わかってますとも。その体脂肪、運動ナシで落とす方法を教えましょう!
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Posted by ブクログ
体脂肪の原料は「脂質」と思われがちで、脂質を多く含む食べ物を避けようとする人が多いけれども、実際のところ、体脂肪の原料は主に「糖質」だそうです。 したがって、糖質制限で肥満が解消できるとし、その根拠は(肥満ホルモン)とも呼ばれる「インスリン」の働きを抑えられるからなのだそう。 痩せるしくみを前半でわかりやすく説明して、後半は1日2食で体脂肪を燃やす食生活のヒントを紹介しています。 食べていいもの&量、避けたほうがいいもの、外出先でのおすすめメニュー、お酒、コンビニメニュー、自炊メニューなど、親切すぎるぐらい丁寧に教えてくれる本です。 著者である江部先生も、この糖質制限を実践して痩せた経験者であるので、納得感が強いです。
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糖質制限と言えば江部康ニ先生。糖質制限の教科書並みに分かりやすく、これ1冊読めば理解出来る。1日1食が効果的と言いつつ1日2食に戻し、食事の回数が減ると人生が寂しくなると食べる楽しさも忘れない著者が素敵。一昔前の常識が非常識になる今、常にアンテナを張って正解を取捨選択日して々追いかけたい。
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さすが江部先生。糖質制限のダイエット効果がわかりやすく書かれている。特に第3章で外食の場合の、第5章でここの具体的な食材について具体的に書かれているのが参考になる。
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・糖質過多は万病のもと。体がさびる
☆3代栄養素 タンパク質、糖質、脂質
糖質含まず
→肉類、魚介類、玉子、大豆食品、野菜、キノコ、海藻
・血糖値を上げるのは糖質だけ。取ったら太るのは糖質。脂質ではない。
→ご飯、パン、麺類、芋類、おかしを減らす
マヨネーズ、バターは糖質を含まないため、糖質制限では気にせず摂ってよい
脂質を摂っても体脂肪にならない
内臓脂肪が悪玉ホルモンを増やす
果糖ブドウ糖液糖→中性脂肪が生じやすく太りやすい
ブドウ糖果糖液糖→血糖値の急上昇を招き、血管と薄い像を傷めつける
→猛毒
逆流性食道炎は糖質制限で治る
糖質の過剰摂取は血圧を上げる
風邪の時のおかゆ、うどん、スポーツドリンク
→糖質をたくさん含むので血糖値が急上昇
→高血糖になると体内の酸化が進んで免疫機能が落ちる
→逆に風邪が治りにくいかも
↓
湯豆腐、野菜スープ、玉子スープ、味噌汁などがベター
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糖質の害がわかる書籍です。
私は糖質ダイエットを行なって10キロ減らすことを成功しました。(糖質を減らす以外にも運動や睡眠もしっかりしました)
現在は糖質を普通に食べていますが、必要以上に食べないように気をつけるようになりました。
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「糖質制限最高!糖質制限はやせるし万病を防ぐ!」という本。
京大医学部卒、糖尿病患者を臨床でみている医師によって、医学的根拠とともに書かれており、読む価値があった。
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少なくとも江戸時代まで1日2食が普通だった(P50)
スーパー糖質制限一日3食
糖は一日10~20グラム→30~60グラム
糖12% 脂56% タンパク質32%
スタンダード糖質制限一日2食
糖は一日50~60グラム
糖30% 脂45% タンパク質25%
プチ糖質制限夕食だけ糖質制限
糖は一日当たり110~130グラム
糖41% 脂38% タンパク質21%
ポイント
・主食は少量
・水、番茶、麦茶を飲む
・海藻、キノコ、野菜を多めに
・果物は食べない
・マヨネーズ、バターはOK
・砂糖の代用品としてラカントを使う
ジョゴビッチや大阪選手も糖質制限をしている
運動に糖は必要ない
具体的なルーティン
朝 ヨーグルト100グラム(糖5グラム)
ダークチョコ1粒(糖0・9グラム) 計5.9グラム
昼 糖50~60グラム目安に緩める
ごはん100グラム(糖36.8グラム)
パスタ100グラム(糖69.5グラム)
うどん100グラム(糖26グラム)
中華麺100グラム(糖38.4グラム)
※中華麺は紀文の糖0gつかってもよいかも
冷凍うどん100グラム(糖21.6グラム) 約60グラム
夜 ごはんは少なめ
魚か肉
大豆、こんにゃく、野菜、きのこ
継続できそうなプチ糖質制限ダイエット
塩分は一日15gくらい(ランセット)
1日7.5g以下だとかえって動脈硬化のリスクが高い
→昔は肉を食べれなかったため、タンパク質が足りなかった
タンパク質で作る血管がもろく脳出血になりやすかった
→糖質制限すると
水分と塩分が排泄されやすく、しっかりと
水分と塩分を摂ったほうがいい
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筆者自身が糖質制限を実践することで、説得力が高い。糖質制限が効果的な理由や食べるべき物が詳しく書かれており分かりやすい。居酒屋で食べるべき物等とても参考になった。
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ひとつの考え方を実績で示されている。
基礎代謝中心で、そんなに運動しないひとの糖質制限が基本で書かれている。
パーソナルトレーニングなどでバリバリ筋トレ(単なる運動ではない。違いのわかる方だけで結構)している人は、このメニューだとカロリーが足りない。
実際先生も、カロリー摂取に気をつけるよう書かれている。
お酒などは嗜好品なので、なんでもかんでも制限すると人生楽しくないという意味も込めて物によっては飲んでもOkとの指摘。
そもそも内蔵脂肪過多のひとは、食事だけでなく、毎日の時間の使い方や、自分自身に制限ができないひとも多いかもしれない。まずはやってみよう。カロリー不足にならないように注意しよう。食事のコストはかなりあがりますけどね。安いだけものは身体にいいわけない。炭水化物や糖質で満腹感やエネルギー感味わえる商品イメージ訴求に騙されないことが大事と改めて考えさせられた。知らぬ間にマーケティングされないように
追記
第6章がとてもインパクトある内容だった。ダイエットというより、こちらの方がずっと大事。糖化AGEsによる糖質病リスクを回避するために糖質制限が必要。 骨粗しょう症や白内障も癌も糖化がすべて原因とは!!!
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著者の実体験に基づく書。
朝食抜きの1日2食。
糖質を含む主食。イモ類、お菓子などの糖質摂取をできるだけ減らす。
10箇条
1.糖質を減らす。
2.糖質を減らした分、タンパク質や脂質が主成分の食品を充分量食べる。
3.主食を食べる時は少量とする。
4.糖質ゼロの飲料を摂取する。
5.糖質の少ない野菜、海藻、きのこ類はOK。果物は食べない方が無難。
6.オリーブオイルや魚油は積極的に摂る。リノール酸は減らす。
7.マヨネーズやバターはOK。
8.お酒は蒸留酒(焼酎やウイスキー)はOK。
9.間食やおつまみはチーズ類やナッツ類。
10.できるだけ化学合成添加物を避ける。
できることから取り入れてみる。
Posted by ブクログ
成長期にも低糖質を勧めていたのが新鮮だった。成績があがるのはすごいことだと思う。
5章が印象に残った。
糖質の過剰摂取による糖化・酸化は糖質病の本質を示している。
糖化は体内に入った糖質が体温で温められることで起きる(糖化:過剰な糖質(ブドウ糖)が体のたんぱく質と結合する)。赤血球の中のヘモグロビンとブドウ糖がくっつくと、ヘモグロビンA1c(HbA1c)が高くなる。さらに糖化が進むとAGEs(エージス:最終糖化産物)が生じる。AGEsがたまると、血管では動脈硬化、骨では骨粗しょう症、水晶体では白内障、皮ふではシミしわ、糖尿病の合併症で人工透析や失明、足の切断などを引き起こす。
酸化(この部分よくわからなった、酸化とは活性酸素によるものと書かれているが・・・(´・ω・`)?急に活性酸素が出てきて、酸化の定義がしっかり書かれていない。化学の酸化と同じなのだろうか。酸化という言葉自体医学的に定義されているのだろうか?あとで調べなきゃ)人体には活性酸素を無害化する抗酸化酵素があるが、このバランスが崩れ酸化反応が抗酸化反応を上回る状態になる(酸化ストレス)と、老化を加速させることになる。活性酸素を増やす体内的な要因は、食後高血糖、血糖値乱高下、高インスリン結晶。この中の食後高決勝は発がんに関与しているといわれている(国際糖尿病連合の疫学調査を根拠)。
糖質の頻回・過剰摂取がもととなる病を糖質病ととらえている。糖質病は、糖化で挙げた病気のほかに虫歯・歯周病、心臓病と脳卒中(動脈硬化が原因)、認知症などが挙げられている(その仕組みも書かれていて、とても興味深かった。人体ってすごいな)。