江部康二のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
糖質を含む食べ物を控える「糖質制限食」を通して、体がエネルギーを使用する仕組みを変え、体脂肪を効率的に減らす、というダイエット法の紹介。もともとは糖尿病の治療に使う方法をダイエットに応用したもの。
サブタイトルは「肉を食べても酒を飲んでも運動しなくても確実に痩せる!」という、あまりに分かりやすすぎて胡散臭いと思ってしまうが、ある事情でこの本を手にしたので、せっかくなので読んでみた。専門家ではないので、根拠が100%科学的なものなのかどうかは正直よく分からないが、科学的に見える。それに実際読んでみると、やっぱり寿司もカレーも麺類も芋も、とにかく糖質が含まれているものはダメ、となっていて、タイ -
Posted by ブクログ
私の食生活の中心を占めている炭水化物や糖質(米、麺類、パン類)を制限することで現代病を治すことが出来るという考え方にはショックを受けました。
しかし人類が進化してきた歴史を長いスパンでみると、炭水化物を食べるようになったのはごく最近の数百年(満足に食べれるようになったのは100年程度か)ということを考えると、人間の身体は糖質分を効率よく使うようには設計されていないという考え方(p3、150)も納得させられました。
理解はできたものの、主食を制限する生活にいきなり変えるのは私は難しいと思いますが、主食の量を減らして、おかずの量を増やす、夕食は粗食にするという考え方は中年を迎えた私にとっては -
Posted by ブクログ
脳のエネルギー源はブドウ糖だけではない。
人類400万年の歴史上、穀物を食べるようになったのは1万年前。白米を食べるようになったのは300年前とごく最近の出来事。なのでヒトの生理システムで血糖値を下げるのにインスリン以外の仕組みが存在しない。DNAレベルの進化は進んでいないということ。
・・・などなど、なるほど感はタップリの内容ではあったのですが・・・
腹いっぱい食べてよい・・・と言いながら、寿司やカレーライスは駄目。ラーメンもうどん・そば、パンも駄目・・・となったら何食べりゃいいんだぁ?となってしまう。主食なしで、おかず(肉や魚、野菜)はOKということなんだが・・・ウーン、難しそう。出来