三浦佑之のレビュー一覧

  • 「海の民」の日本神話―古代ヤポネシア表通りをゆく―(新潮選書)

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    ヤマトがもとになって日本が一つの国になっていく前の、海を隔てて大陸に直面した日本海側を表ヤポネシアと捉え直してゆく。そこには結果的に日本の中央となるヤマトとはまた別の人々が、海を通じたさらなる別の人々とのつながりの中で生きていた。
    古事記をもっとよく読んでみたいと思った。

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    2021年12月21日
  • NHK「100分de名著」ブックス 古事記

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    日本神話の世界。これまで断片的にしか知らなかったので、漸く繋がりが理解出来ました。日本人のルーツ、考え方が少しわかった気がします!スサノオ素敵です

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    2021年12月02日
  • NHK「100分de名著」ブックス 古事記

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    古事記の入門書としては、特におすすめできる一冊になっていると思う。古事記のおもしろさがよく伝わってきて、もっと知りたい気持ちになった。

    日本神話の神様たちというのは、むしろ人間よりも喜怒哀楽に富んでいて、微笑ましく思えた。

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    2021年11月03日
  • 古事記の神々 付古事記神名辞典

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    三浦佑之さんは以前紹介した「日本の神様図鑑(大塚和彦)」のようななんちゃって古事記研究者ではなく、私の信頼するガチの専門家である。神話時代と弥生時代を一緒に記述する学者が多い中で、三浦さんはキチンと分けている。

    本書は三浦さんのガチの古事記研究書である。古事記は日本の最古の歴史書であり、弥生時代研究にも、やはり重要参考書であることは間違いない。

    三浦さんは天武天皇が勅選して作らせたという記述がある古事記の「序」は9世紀の偽造だと主張する。さらには明治政府は、国家を安定させ永続させるためには、「法」とともに、国家の精神的な支柱になる幻想が必要だと考えた。それが「記紀神話」として一括宣伝した理

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    2021年10月06日
  • 読み解き古事記 神話篇

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    古事記上巻の神話を、著者なりの解釈でわかりやすく読み解く。
    続々と登場する神々とその行動の意味が理解できず、おもしろさがよくわからなかった自分にはうってつけの本でした。

    ぜひ続きの巻についても読み解いてほしい!

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    2021年03月08日
  • 古事記神話入門

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    50年以上古事記を研究してきたという著者が、古事記の上中下巻のうち、神々の物語を扱う上巻を対象に原文の口語訳と共に解説した入門書。

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    2020年05月17日
  • NHK「100分de名著」ブックス 古事記

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    古事記につきわかりやすく解説。書かれた背景や思惑の考察もあり面白かった。神話は実話が元になっている可能性があると著者も述べており、出雲に昔何があったのか非常に気になるとこである。わざわざ山陰とまで呼ばれるようになった理由は果たして何だったのか。

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    2020年01月14日
  • NHK「100分de名著」ブックス 古事記

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    ネタバレ

    「古事記」の内容が知りたかったので読んだ本。「古事記」の内容を知ることができたので良かった。この本を読んで、巻末に掲載されている「古事記」について書かれている本が読みたくなった。

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    2019年08月15日
  • 絵でみる世界の名作 イラスト図解 古事記 ―神がみの物語―

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    恥ずかしながら、初めて神話を読んだ。
    ちょっと知っていた程度のことが、よく分かって良い感じ。

    ただ、ツッコミどころいっぱい(神話だからこそだけれど)だったり、口語体のはずなのに少し不自然だったりして、子どもに読み聞かせするときに工夫しなければな、という印象。「ワニ」と「サメ」の関係とかの説明もほしかった。

    イラストはきれい。子ども向けではないかもしれないけれど、おどろおどろしくて、私は好き。

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    2017年08月06日
  • 風土記の世界

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    <目次>
    はじめに
    第1章  歴史書としての風土記
    第2章  現存風土記を概観する
    第3章  常陸国風土記~もう一つの歴史と伝承の宝庫
    第4章  出雲国風土記~神の国ともう一つの文化圏
    第5章  語り継がれる伝承~播磨国風土記と豊後国・肥前
         国風土記
    まとめにかえて

    <内容>
    勉強不足だったが、当初の朝廷の目論見が『日本書紀』が『日本書』「紀」だったとは。そして『風土記』は『日本書』「志」にあたるとは…。確かに中国の歴史書を踏まえて作ったいるなら、それで該当することになる。そしてその目論見は何らかの理由でうまくいかず、『風土記』は独立した地誌となった。
    また「出雲国風土記」の性格に

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    2016年06月19日
  • 古事記を読みなおす

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    初めて古事記関連の本を読んだ。
    書店やテレビで古事記の伝説や神話がいろいろ
    とりたてられてりルのを見てよんでみようかと。
    全体に系統立てて解説してくれているので
    わかりやすくて読みやすかった。
    もう少し古事記に関してよんでみようかと思った。

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    2013年12月09日
  • 古事記を読みなおす

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    ヤマトタケルのくだりで、もともと音声での語りがベースだから同じようなモチーフが繰り返されるみたいな話があったけど、物語を続けるテクニックとして話が盛られるようなこともあるんですかね。
    文脈から考える合理的な解釈とはまた別の観点。書で語られる日本書紀とは違う古事記の謎は、ますます深まるばかり。

    しかし神話というのは、語られる人物や場所の実在感とか時系列とかが渾然一体となっているので、易しい解説本でもついていくのにいっぱいいっぱい。

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    2013年11月07日
  • 本当は怖い世界の童話

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    日本からヨーロッパまで、ありとあらゆる世界の童話の怖い面を紹介。 白雪姫、ヘンゼルとグレーテル、青髭、眠り姫など。

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    2012年01月16日
  • 口語訳 日本霊異記

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     日本最古の説話集『日本霊異記』は平安時代初期に成立した。作者は奈良時代の僧、景戒とされる。僧侶が聞き集めた不思議な話や因果応報の教えが庶民の生活や信仰を背景に描かれている。生き方や行いが生む報いを説き仏教の教えを広める目的があった。
     例えば善行が招いた幸福や悪行が引き起こした災難が語られる。これらの話は時代を超えて私たちに生きる姿勢を問いかける。『日本霊異記』は信仰と人間の物語を結びつけた歴史の一頁である。

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    2025年01月22日
  • 口語訳 日本霊異記

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    平安時代初期に奈良薬師寺の僧•景戒(きょうかい)が編纂した仏教説話集。約120話の短い話を口語訳したのが本書。原典は漢文だが、口語訳されているのでサクサク読める。本文の下に註釈も付いているので理解しやすい。巻末には地図•系図•関連年表もある。
    内容は、後世に伝承されて昔話や伝説となって広まったような物語が多い。動物をめぐる恩返しや臨死体験を語る冥界訪問譚などはその代表的なものだろう。
    『日本霊異記』の価値は、それ以前には日本人の思考に無かった因果とか応報などの"観念"を駆使して語られる仏教的な戒めが、短い物語として大量に記録されている事にある。
    正直、全部読み通すと些か食傷

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    2025年01月03日
  • 増補 日本古代文学入門

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     今から1300年ほど昔でも、人間の心情や行動は現代とそれほど違わないのではないかと、古代の文学を読んできた著者は言う。
     本書では、そうした観点から、記紀や風土記、万葉集、日本霊異記等の興味深いと思われる箇所を紹介していく。
     第1章の異界論では、黄泉の国でのイザナキとイザナミのやり取り、不老不死を求めての常世の国訪問、浦島子物語などが紹介される。
     以下、男と女を巡る純愛やスキャンダラスな物語、エロ、グロ的な話、親子の断絶、さらには有間皇子、大津皇子、称徳天皇と道鏡の関係などの政治史的事件を巡る物語等々が紹介される。

     関係箇所の訳文、そして著者の考察が分かりやすく示されているので、興味

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    2023年07月26日
  • NHK「100分de名著」ブックス 古事記

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    5年間隔くらいで定期的に読み直したくなるんだよな、古事記。
    大学院のときは竹田恒泰の本を読んだっけ。
    いろんな人の解説というか解釈を知るのはおもしろい。

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    2023年07月06日
  • 出雲神話論

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    長年にわたって『古事記』を中心とする日本古代文学の研究をおこなってきた著者の、出雲神話についての見解がまとめられている本です。

    出雲神話をめぐる従来の解釈を批判し、考古学上の研究成果も参照しながら、ヤマト王権に敗北した出雲の側の「語り」を、『古事記』や『風土記』のうちに読みとろうとする試みがなされています。著者は、高天原からタケミカヅチが使者として遣わされ、タケミナカタとの力くらべを経て「国譲り」がおこなわれたという解釈は、ヤマト王権による出雲の「制圧」として理解されなければならないと主張しています。また、カミムスヒについても、出雲とかかわりの深い神であったという考えが提出され、『古事記』や

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    2023年06月07日
  • 古事記神話入門

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    『あらすじで読み解く古事記神話』(2012年、文藝春秋)の加筆改題版です。

    著者は、『古事記講義』(文春文庫)や『古事記を読みなおす』(2010年、ちくま新書)など、古事記の入門書を数多く執筆していますが、そのなかでも本書は、著者が「中学生以上ならだれにでも楽しんでいただけよう」と述べているように、とくにわかりやすく書かれている印象です。

    古事記の上巻から、親しみやすいエピソードを紹介し、それをめぐっての著者の解説がつづくという構成になっています。他方で、「一般的な解釈とは違う新説も随所に加わっているので、古事記研究を専門とする人にも読んでほしい」と著者が述べるように、著者自身の見解も前面

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    2022年12月28日
  • 読み解き古事記 神話篇

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    古事記の上巻の内容をわかりやすく紹介しながら、そこにひそんでいるさまざまな問題をとりあげ、著者自身の解釈を織り交ぜて解説をおこなっている本です。

    著者はすでに『古事記を読みなおす』(2010年、ちくま新書)など、古事記にかんする入門書をいくつか執筆していますが、本書は著者の講読の授業に似たスタイルで、古事記についての解説をおこなっているところに特色があります。

    著者の古事記についての理解がどのようなものであるのかということを簡単に知るためには、上述の『古事記を読みなおす』などの著書にあたるほうが適切です。とりわけ古事記における「語り」の契機を重視する著者の古事記解釈の基本的なスタンスそのも

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    2021年04月25日