【感想・ネタバレ】絵でみる世界の名作 イラスト図解 古事記 ―神がみの物語―のレビュー

あらすじ

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天の岩屋にこもってしまった日の神アマテラスを太鼓や踊りで外に引き出す、八つの頭をもった大蛇ヤマタノヲロチを退治するスサノヲ、皮をはがれたイナバのシロウサギ……。これらは今に残る日本最古の歴史書『古事記』に出てくるお話です。『古事記』は日本がどのように誕生したかを伝える歴史書ですが、天地の始まりや神がみの誕生だけでなく、神がみの愛憎や葛藤が描かれている壮大な神話です。神がみも人と同じように怒ったり、泣いたり、愛し合ったりします。本書は、そうした神がみの物語を、迫力のある幻想的な絵とわかりやすい言葉で紹介しています。また、文章は神がみのことをよく知るおじいさんが、子どもたちに語り聞かせるという表現になっています。小学校高学年以上向きですが、絵がたくさんあるので、幼い子どもたちには絵本のように大人が読み聞かせることもできます。耳で聞き、絵を見ながら、遠い昔の神がみのことが想像できる一冊です。

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Posted by ブクログ

読んでおきたいが、なかなか読みにくい「古事記」を子供にも馴染みやすく書いてある。
この本を味わう理想スタイルは、子供は絵を眺め、大人が文章を読み聞かせるスタイルかなと思った。

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2022年07月27日

Posted by ブクログ

恥ずかしながら、初めて神話を読んだ。
ちょっと知っていた程度のことが、よく分かって良い感じ。

ただ、ツッコミどころいっぱい(神話だからこそだけれど)だったり、口語体のはずなのに少し不自然だったりして、子どもに読み聞かせするときに工夫しなければな、という印象。「ワニ」と「サメ」の関係とかの説明もほしかった。

イラストはきれい。子ども向けではないかもしれないけれど、おどろおどろしくて、私は好き。

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2017年08月06日

Posted by ブクログ

古典文学全集で読むより断然読みやすいし、古事記ってどんなもの?と手っ取り早く知るためにはいい本です。
読み物としては語り口(おじいさんの昔語り風)が不自然で、面白くありませんが。

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2010年03月10日

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