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平安時代初期、はじめて庶民に仏教を浸透させていく過程で、「善悪とは何か」「因果応報とは」「親子の関係とは」といった仏教思想の基本を物語の形で伝えた『日本霊異記』。語りかけるような言葉で一冊を読み通す!
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Posted by ブクログ
日本最古の説話集『日本霊異記』は平安時代初期に成立した。作者は奈良時代の僧、景戒とされる。僧侶が聞き集めた不思議な話や因果応報の教えが庶民の生活や信仰を背景に描かれている。生き方や行いが生む報いを説き仏教の教えを広める目的があった。 例えば善行が招いた幸福や悪行が引き起こした災難が語られる。これ...続きを読むらの話は時代を超えて私たちに生きる姿勢を問いかける。『日本霊異記』は信仰と人間の物語を結びつけた歴史の一頁である。
平安時代初期に奈良薬師寺の僧•景戒(きょうかい)が編纂した仏教説話集。約120話の短い話を口語訳したのが本書。原典は漢文だが、口語訳されているのでサクサク読める。本文の下に註釈も付いているので理解しやすい。巻末には地図•系図•関連年表もある。 内容は、後世に伝承されて昔話や伝説となって広まったような...続きを読む物語が多い。動物をめぐる恩返しや臨死体験を語る冥界訪問譚などはその代表的なものだろう。 『日本霊異記』の価値は、それ以前には日本人の思考に無かった因果とか応報などの"観念"を駆使して語られる仏教的な戒めが、短い物語として大量に記録されている事にある。 正直、全部読み通すと些か食傷感をおぼえるが、日本人が日本人となってきた過程が垣間見えるようで、それはそれとして面白かった。
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口語訳 日本霊異記
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三浦佑之
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